Roland XS-1HDとは
Roland XS-1HDは、コンパクトなハーフA4サイズに4系統のHDMI入出力を備えた、高機能なマルチフォーマットマトリクススイッチャーです。全入力にフレーム・シンクロナイザーとスケーラーを搭載し、異なる解像度やフォーマットのPC・ビデオ映像を個別に調整して出力できます。入力映像を4つの画面へ自在に割り当てるマトリクス・モードに加え、PinPやキー合成が可能なスイッチャー・モード、最大3画面の子画面を並べるスプリット・モードの3つのスクリーン・モードを搭載。高画質4:4:4/10bit処理により、高精細な大型ディスプレイやプロジェクター演出でもクリアな映像表示を実現します。
この商品がおすすめの人
- 複数のモニターへ異なる映像を送り出したいオペレーター:メインスクリーン、サブ、返しモニターなど4系統へ個別の映像出力をコンパクトな機材で完結できます。
- PCや各種ビデオ機器を混在させて表示したい進行管理者:スケーラーとEDIDエミュレーターを内蔵しているため、持ち込みPCの解像度トラブルを防ぎスムーズに進行できます。
- 資料とカメラ映像を同一画面にまとめたい配信・制作担当者:スプリット・モードを活用して最大3画面のPinP合成をワンタッチで行えます。
おすすめの用途
- 映像スイッチング:全入力スケーラーとシームレスな切り替え機能により、解像度が異なる複数の映像ソースを安定してスイッチングできます。
- イベント映像演出:4系統のHDMI出力に個別または共通の映像を自由にルーティングでき、会場内の複数ディスプレイやステージ演出に対応します。
- eラーニング制作:スプリット・モードで講師のカメラ映像と複数のプレゼンテーション資料を1画面にわかりやすく合成した講義収録が可能です。
Roland XS-1HDをレンタルする際の注意点
レンタル前に確認したいこと
- 映像の入出力端子はHDMIのみ(各4系統)です。SDI機器を接続する場合は別途コンバーターが必要です。
- 本機は最大1080p(WUXGA)までの対応となり、4K映像信号の入出力には対応していません。
- USB端子からの直接のWebカメラ出力(UVC対応)機能は非搭載のため、配信プラットフォームへ映像を送る際は別途キャプチャーデバイスが必要です。
スペック・機能上の注意点
- 内蔵オーディオミキサーから出力される音声は、すべてのHDMI出力およびAUDIO OUTPUTで同一のミックス音声となります(出力先ごとの個別音量・ルーティング設定は不可)。
- スイッチャー・モードでHDMI OUT 4をプレビュー出力として使用する場合、スキップフレーム表示となります。
- HDCP(著作権保護技術)が有効になっている場合、HDCP非対応の機器や一部のキャプチャー機器への映像出力が行えません。
使用前に準備・確認したいこと
- 接続するPCやカメラの出力解像度・リフレッシュレートを確認し、必要に応じて本体のEDID設定を行ってください。
- 外部音声(マイクやPAからのライン出力)を入力する場合は、アナログ入力端子がRCAピン・タイプ(ラインレベル対応)のため、出力機器側の端子形状をご確認ください。
- 設定のバックアップや静止画(ロゴ等)の読み込みを行う場合は、対応するフォーマットのUSBメモリーをご用意ください。
レンタル商品に含まれていないもの
- 別途必要:HDMIケーブル — 映像機器やディスプレイとの接続に必要です(レンタル品には付属していません)。
- 利用条件によって必要:RCAケーブル(ピンケーブル) — アナログミキサーや外部音響機器と本機の音声入出力(RCA端子)を接続する際に必要です。
- 利用条件によって必要:USBメモリー — 設定データのバックアップや、画面に表示させる静止画データを読み込む際に必要です。
おすすめオプション
Q: 使用に資格や専門知識は必要ですか?
A: 特別な資格は不要ですが、映像の解像度やルーティングに関する基礎的な知識があるとスムーズに運用できます。本体のボタン操作自体は直感的でわかりやすく設計されています。
Q: レンタルセットには何が含まれますか?
A: スイッチャー本体、専用ACアダプター、電源コードが含まれます。PCやカメラ、モニターを接続するためのHDMIケーブル類は付属しませんので、用途に合わせて別途ご用意ください。
Q: 異なる解像度のPCやカメラを同時に接続しても問題ありませんか?
A: はい、問題ありません。4つの入力端子すべてにスケーラーが内蔵されているため、解像度やフレームレートが異なる機器を接続しても、自動的に最適なフォーマットに変換されて出力されます。
Q: BlackmagicのATEM Miniシリーズと比較してどう違いますか?
A: ATEM Miniは1つの最終映像を作り出す「ライブスイッチャー」ですが、本機は4つの出力先へ別々の映像を送れる「マトリクススイッチャー」です。複数画面の制御が必要な現場に最適です。
Q: 利用途中でレンタル期間を延長できますか?
A: はい、可能です。マイページから延長手続きを行っていただけます。ただし、次に他のお客様の予約が入っている場合は延長をお断りすることがありますので、お早めにお手続きください。
Q: 音声の入力やミキシングには対応していますか?
A: はい。HDMIに重畳された音声(エンベデッドオーディオ)のほか、アナログRCAステレオ入出力端子を備えています。内蔵のデジタルオーディオミキサーで音量の調整や同期が可能です。
Q: 追加アクセサリなしで映像のPinP(ピクチャー・イン・ピクチャー)合成は可能ですか?
A: はい、本体の機能のみでPinP合成やキー合成が可能です。PCなどの外部ソフトウェアを使わずに、ハードウェアの処理で安定した画面合成を行うことができます。
Q: 映像の切り替え時にノイズや画面の暗転は発生しますか?
A: シームレススイッチング機能を搭載しているため、映像を切り替える際のノイズや黒味(暗転)は発生しません。プロの現場にふさわしい、滑らかで綺麗なトランジションが可能です。
ローランドは、小型ビデオスイッチャーのロングセラー「V-1シリーズ」の新モデル「V-1-4K」を2026年4月9日に発表した。同シリーズで初めての4K対応機種となる。発売日は 2026年6月25日、価格はオープンプライス。
近年、カメラやPC、ディスプレイなどで4K対応が進む一方で、4K対応のスイッチャーは大型で高額な製品が多く、小規模イベントやライブ配信、企業セミナーなどで手軽に使える製品がなかった。そんな状況を打ち破ってくれそうな可能性を感じる新製品だが、今回PRONEWSでは発表前にレビューの機会を得られた。早速、V-1-4Kを詳しく見ていこう。