主な仕様
型式 |
ニコン Z マウント |
焦点距離 |
50mm |
最大口径比 |
1:2.8 |
レンズ構成 |
7群10枚(EDレンズ1枚、非球面レンズ1枚、最前面のレンズ面にフッ素コートあり) |
画角 |
47°(撮像範囲FX) 31° 30′(撮像範囲DX) |
ピント合わせ |
前群繰り出し方式 |
最短撮影距離 |
撮像面から0.16m |
最大撮影倍率 |
1倍 |
絞り羽根枚数 |
9枚(円形絞り) |
絞り方式 |
電磁絞りによる自動絞り |
最大絞り |
撮影距離が∞のとき:f/2.8 撮影距離が0.16mのとき:f/5.6 |
最小絞り |
撮影距離が∞のとき:f/22 撮影距離が0.16mのとき:f/32 |
フォーカス制限切り換えスイッチ |
FULL(∞~0.16m)と0.3m-0.16mの2段切り換え |
アタッチメントサイズ(フィルターサイズ) |
46mm(P=0.75mm) |
寸法 |
約74.5mm(最大径)×66mm(レンズマウント基準面からレンズ先端まで) |
質量 |
約260g |
商品の特長
Zマウントだからこそ実現した、描写力に優れたマイクロレンズ
撮影距離を問わない高い解像力。色にじみや縁に色づきがない、明るいマイクロレンズ特有のボケ。ゴーストやフレアを効果的に低減した、抜けの良いクリアーな画像。等倍のマクロ撮影から街中のスナップ、ポートレート、遠くの風景まで、日常の様々な撮影シーンで、Zマウントだからこそ実現した優れた描写力を発揮します。
Zマウントの恩恵がもたらした高い光学性能
ショートフランジバックの恩恵で、至近から無限遠まで、撮影距離を問わない高い解像力を実現しています。大きく捉えた被写体を細部まで克明に描写し、花びらなどの繊細な質感もリアルに再現します。

焦点距離:50mm シャッタースピード:1/125秒 絞り:f/22 フォーマット:ニコンFXフォーマット
収差を抑えたレンズ構成
軸上色収差を抑えるEDレンズ(1枚)の採用で撮影距離を問わず色収差を抑制するとともに、非球面レンズ(1枚)の採用で球面収差から像面湾曲をバランスよく補正。開放F値が2.8※と明るいマイクロレンズ特有のボケには色にじみや縁に色づきがなく、シャープに捉えた被写体を鮮やかに引き立てます。
NIKKOR Z MC 50mm f/2.8
マクロ撮影からスナップ、テーブルフォトまで幅広いシーンで気軽に写真表現を楽しめる、小型軽量の高性能マイクロレンズ※気軽に持ち歩ける小型軽量ボディーに、Zマウントだからこそ実現した優れた描写力を凝縮。身近なもののマクロ撮影(等倍)から、四季折々の花のクローズアップやテーブルフォト、焦点距離50mmの画角を活かしたスナップ、ポートレート、風景まで、日常の幅広い撮影シーンから最適な被写体を見つけて、マイクロレンズならではの写真表現を手軽に楽しめます。※ マクロレンズは本来、原寸大以上の倍率が得られる顕微鏡のような拡大光学系のレンズを指します。このためニコンは定義の厳密性をより重要視し、各社が「マクロレンズ」と呼ぶ縮小光学系で等倍撮影ができるレンズを「マイクロレンズ」と呼んでいます。
● このレンズはカメラのファームウェアを最新版にバージョンアップしてお使いください。ファームウェアが最新になっていない場合、レンズを正しく認識しなかったり、機能の一部が使用できないことがあります。
明るいマイクロレンズ特有のボケ
開放F値2.8、最短撮影距離0.16m、等倍撮影。明るいマイクロレンズ特有の大きく柔らかい美しいボケで被写体を引き立たせた、通常の単焦点レンズではできない立体感のある表現が可能です。


ゴースト・フレアに配慮したレンズ設計
大口径マウントによる設計自由度の向上を活かして光学構成を見直した結果、AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G EDよりも高い光学性能、逆光耐性を達成しています。逆光を活かしてドラマチックな表現をしたい場合でも、ゴーストやフレアを効果的に低減した、抜けの良いクリアーな画像が得られます。

標準単焦点レンズとして多様な被写体に対応する焦点距離50mm
焦点距離は、標準単焦点レンズとして様々な被写体に対応できる50mm。マクロ撮影だけでなく、焦点距離を活かした一般的なスナップ撮影など幅広い撮影に使用できます。特にDXフォーマット時には、ポートレートにちょうど良いとされる75mm相当の画角(35mm判換算)で撮影可能。明るいマイクロレンズ特有の大きく美しいボケを活かした印象的なポートレートを撮影できます。


静音性にも配慮した、高精度なフォーカシング性能
STM(ステッピングモーター)の採用により、静音性に配慮するとともに、AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G EDより高いAF精度を実現。マニュアルフォーカスも使いやすく、スムーズなフォーカシングで思い通りのピント位置で撮影できます。また、フォーカスを手前から奥、奥から手前に移動させるときに発生する画角変動(フォーカスブリージング)を抑制※しており、フォーカス時の画角変動を気にせず、撮影に集中できます。
狙い通りのピント合わせをサポートする便利な装備
機能(M/A・ISO感度※・絞り値・露出補正)の割り当てと滑らかな操作感で、静止画・動画の快適な撮影操作をサポートするコントロールリング。割り当て機能を「M/A」に設定しておくと、AF中でもコントロールリングを回すことでタイムラグなくマニュアルでピント合わせができ、ファインダーを覗いたまま、素早く狙った部分にピントを合わせて撮影できます。また、マクロ撮影時には繰り出した鏡筒の撮影倍率表示で、撮影倍率と撮影距離を一目で確認可能。フォーカスモードをMにセットして、あらかじめコントロールリングで撮りたい撮影倍率に目盛を合わせ、狙いの位置にピントが合うように撮影距離を調節することで、撮影倍率を決めて思い通りの部分にピントを合わせた撮影も容易にできます。
Z 7 / Z 6の場合、ファームウェアをVer.2.1以降にバージョンアップする必要があります。

コントロールリング

撮影倍率表示
防塵・防滴に配慮した設計
鏡筒の可動部分をはじめ、随所に埃や水滴の侵入を防ぐシーリングを施して防塵・防滴に配慮※。日常的な撮影に安心して使えます。
防塵・防滴に配慮した設計となっておりますが、すべての条件で完全な防塵・防滴を保証するものではありません。
