Blackmagic Web Presenter 4K / 5G・4G対応 PANDA WiFiとは
Blackmagic Designの「Blackmagic Web Presenter 4K」と、無制限通信が可能な「5G・4G対応 PANDA WiFi」がセットになったライブ配信ソリューションです。最大2160p60の4K配信に対応したハードウェア配信エンジンを内蔵し、パソコンを介さずSDIビデオソースから直接配信プラットフォームへ高品質なストリーミングが行えます。付属のモバイルルーターをUSB接続することで、固定回線のない現場でも5G/4G回線を用いた安定配信や、有線LANのバックアップ回線としてのテザリング運用が可能です。
この商品がおすすめの人
- 高画質な4Kライブ配信を行いたい方:PCへの負荷をかけず、最大2160p60の安定した高解像度ストリーミングを実現したい方に適しています。
- 回線設備のない屋外や出先で配信したい方:パケット無制限の5G・4Gモバイルルーターが付属しているため、ネット回線環境のない場所でもすぐに配信環境を構築できます。
- 配信トラブル対策に回線の冗長化をしたい方:有線LAN接続に加えてモバイルルーターをUSBテザリング接続し、回線障害時の自動バックアップ体制を整えたい現場に向いています。
- プロ仕様のモニタリング環境を重視する配信オペレーター:ビデオ映像、オーディオメーター、データレート動向グラフなどを外部モニターに一覧表示して監視したい現場に最適です。
おすすめの用途
- ライブ配信:YouTubeやFacebookなどの対応プラットフォームへ、安定したハードウェアエンコードによる高品質な生配信が行えます。
- イベント配信:会場に有線インターネット環境がない場合や、回線遮断時のバックアップ回線を確保したい屋外・ホール等のイベント中継に最適です。
- Web会議:本体のUSB端子からPCへUVC(ウェブカメラ)信号として入力できるため、ZoomやTeamsなどのテレビ会議でプロ品質のSDI映像を活用できます。
- インターネット接続:付属の3キャリア自動接続モバイルルーターにより、配信機器だけでなく現地の通信インフラとしても役立ちます。
Blackmagic Web Presenter 4K / 5G・4G対応 PANDA WiFiをレンタルする際の注意点
レンタル前に確認したいこと
- ビデオ入力は12G-SDIのみ:本機の映像入力端子はSDI(1.5G/3G/6G/12G-SDI)×1系統のみです。HDMI出力のみのカメラやPCを接続する場合は、別途HDMIからSDIへの信号変換コンバーターが必要です。
- モバイル通信エリアの確認:付属のPANDA WiFiはdocomo、au、SoftBankの3キャリア自動接続に対応していますが、利用場所の電波状況によっては5Gまたは4Gの通信速度が制限されたり繋がりにくい場合があります。
- 配信プラットフォームの設定方法:RTMPによる直接配信を行うには、事前にPC(Mac/Windows)と本体を接続し、「Blackmagic Web Presenter Utility」ソフトウェアで配信先サービスやストリームキーを設定する必要があります。
スペック・機能上の注意点
- モニタリング出力の解像度:技術モニタリング用のSDIおよびHDMI出力は最大1080p(HD解像度)での表示となります。
- 4K配信時の上り回線速度:4K(2160p)の高解像度配信を行う際は、相応に高いビットレートと十分な上り通信速度が不可欠です。電波環境や通信速度を事前にご確認ください。
- USBテザリング時の接続:付属のモバイルルーターをテザリング回線として利用する際は、付属のUSB-Cケーブルを用いて本体のUSBポートに接続してください。
使用前に準備・確認したいこと
- 設定用パソコンの用意:初期設定や配信設定を更新するため、Blackmagic Web Presenter UtilityをインストールしたPC(WindowsまたはMac)をご用意ください。
- モニタリング用ディスプレイの準備:配信状況やオーディオメーター、ステータスグラフを常時確認するため、HDMI入力対応のモニターまたはSDIモニターの接続を推奨します。
- 通信テスト・配信テストの実施:本番前に現地環境でルーターの電波受信状態を確認し、十分な上り速度で安定してストリーミングできるかテスト配信を行ってください。
レンタル商品に含まれていないもの
- 別途必要:BNCケーブル3m【12G-SDI対応】 — カメラやスイッチャーなどのSDIソース機器と接続するためのSDIケーブルは付属していません。4K映像を伝送する場合は12G-SDI対応のBNCケーブルをご用意ください。
- 利用条件によって必要:HDMI to SDIコンバーター — HDMI出力のみのカメラやスイッチャーを接続して配信する場合に必要となります。
- 利用条件によって必要:HDMIケーブル 3m — 技術モニタリング画面を外部ディスプレイやテレビに表示して監視する場合に必要となります。
- 利用条件によって必要:外部モニター — 配信ステータスや動向グラフ、映像入力を大型画面で監視したい場合に必要となります。
- 別途必要:電源ケーブル(ACコード) — 当セットの付属品一覧にAC電源コードの記載がないため、標準的な3ピンプラグの電源ケーブルをご用意いただくか、事前に付属品状況をご確認ください。
おすすめオプション
Q: 使用に資格や専門知識は必要ですか?
A: 特別な資格は不要です。YouTube等のストリームキーを事前に設定用ソフトウェア(Mac/Windows対応)で入力しておけば、現場ではカメラを繋いで「ON AIR」ボタンを押すだけで配信が開始されます。
Q: レンタルセットには何が含まれますか?
A: Web Presenter本体、電源ケーブル、USBケーブルに加え、5G/4G対応のPANDA WiFiルーターと充電器がセットになっています。SDIケーブルやカメラ、モニター等は別途ご用意ください。
Q: 実撮影条件でのPANDA WiFiの通信速度はどの程度ですか?
A: 提供エリアの電波状況によりますが、5Gエリア内であれば上り数十Mbps〜100Mbps程度が期待できます。安定した配信のためには、事前に現場でのスピードテストを行うことを推奨します。
Q: 追加アクセサリなしで屋外の電源がない場所で使えますか?
A: 本機は内蔵バッテリーを持たないため、屋外でコンセントがない場合は駆動できません。別途、大容量のポータブル電源(Jackery等)をレンタルしていただく必要があります。
Q: OBSなどの配信ソフトと比べてどう違いますか?
A: OBSはPCのCPUやOSに依存するためフリーズのリスクがありますが、本機は専用ハードウェアでエンコードを行うため、PCが不要で長時間の連続配信でも極めて安定している点が最大のメリットです。
Q: LiveU Soloと比較してどう違いますか?
A: LiveU Soloが複数回線を束ねるボンディング機能に特化しているのに対し、本機は12G-SDI入力による放送機器との親和性と、詳細なモニタリング出力機能に優れています。
Q: モバイルルーターのデータ通信量に制限はありますか?
A: 業務用途を想定した大容量プランを採用しており、数時間のライブ配信であれば制限にかかる心配はほぼありません。ただし、数日間にわたる極端な大容量通信を連続して行うと制限がかかる場合があります。
Q: 利用途中でレンタル期間を延長できますか?
A: はい、レンタル期間中の延長手続きは可能です。ただし、次の予約が入っている場合は延長をお断りすることがあるため、スケジュールが不確実な場合はあらかじめ長めの期間でご予約いただくことをお勧めします。
ビデオ入力端子
12G-SDI x 1
ビデオ出力・モニタリング端子
12G-SDIループアウト x 1、SDIモニター出力 x 1、HDMIモニター出力 x 1
対応入力解像度
2160p60まで(自動ダウンスケーリング機能あり)
エンコード形式
H.264(ハードウェアエンコーダー)
対応ストリーミングプロトコル
RTMP、RTMPS
ネットワーク接続(本体)
10/100/1000 BaseT イーサネット x 1、USB Type-C(テザリング用) x 1
付属ルーター通信規格
5G / 4G LTE対応(利用エリアの電波状況に依存)
電源仕様
内蔵AC電源(100-240V)、4ピンXLR(12V DC入力)
寸法・重量
幅140mm x 奥行き175.5mm x 高さ44mm / 約0.75kg
動作温度範囲
0° 〜 40° C
Web Presenter 4K で 4K30P 配信22時間やってみた記録を公開しました