Roland S-4000Dとは
Roland S-4000Dは、独自のデジタル音声伝送規格「REAC」に対応したスプリッター&パワー・ディストリビューターです。CAT5eケーブル1本で音声信号伝送と電源供給を同時に行う「REAC Embedded Power」に対応し、ライブ・パーソナル・ミキサー「M-48」を最大8台まで接続・給電できます。接続された機器が給電対応かを自動判別するため、給電非対応のREAC機器とも安全に接続でき、通常のデジタル音声スプリッターとしても使用可能です。ステージ上の電源配線を大幅に簡素化し、ライブPAやイベント会場でスマートなモニタリング環境を構築できます。
この商品がおすすめの人
- パーソナルミキサーM-48を複数台導入したい方:M-48への給電とREAC信号の分配を1台で一括管理し、配線をすっきりまとめたい方に最適です。
- REACシステムの音声回線を複数系統へ分岐したい音響エンジニア:デジタル伝送のままFOH、モニター、レコーディングなどへ安全・確実に信号を分配できます。
- ステージ上の電源配線を削減したいPA担当者:LANケーブル1本で給電と音声伝送が完結するため、ステージ足元の電源取り回しやセッティングの手間を大幅に軽減できます。
おすすめの用途
- イベント音響:コンサートやライブイベントにおいて、演奏者ごとのモニターミキサーへ電源と音声を一括供給し、混雑しやすいステージ上の配線を安全かつスマートに整理できます。
- オーディオ機器の接続:REAC対応デジタルミキサーやデジタルスネークからの回線を分配・中継し、安定したデジタルオーディオ伝送ネットワークを構築できます。
Roland S-4000Dをレンタルする際の注意点
レンタル前に確認したいこと
- 本機はRoland独自のREAC規格専用の機器です。一般的なネットワーク機器(スイッチングハブ)やDanteなど他のネットワークオーディオ規格との直接接続・互換性はありません。
- パーソナルミキサーやステージユニットを接続する際は、接続する台数と設置場所までのLANケーブルの長さ・本数を事前にご確認ください。
スペック・機能上の注意点
- REAC Embedded Powerポート(8系統)は接続機器を自動判別して給電を行いますが、必ず対応機器および適切な配線規格で使用してください。
- 本機の消費電流は最大2.7A(REAC Embedded Power最大出力時)です。接続する端末台数が多い場合は、供給元のAC電源容量に十分な余裕を確保してください。
- 本体サイズは幅482mm×奥行き285mm×高さ88mm(19インチ・2Uラックマウントサイズ)、質量は約4.2kgあります。設置スペースやラックの空きスロットをご確認ください。
使用前に準備・確認したいこと
- 接続ケーブルには、ノイズ対策や堅牢性の観点からCAT5e以上のシールド付きケーブル(STP)およびEtherCon仕様のケーブルを推奨します。
- 付属の電源コードおよび3P-2P変換アダプターを使用し、正しくアースが取れる安定したAC100V電源へ接続してください。
- 通電後は前面および背面のLEDインジケーター(POWER、LINK、ACT、REAC EMBEDDED POWER)を確認し、各機器との正常なリンクや給電状態をご確認ください。
レンタル商品に含まれていないもの
おすすめオプション
Q: M-48パーソナルミキサーの使用に本機は必須ですか?
A: M-48を単体で使用する場合は付属のACアダプターで駆動可能ですが、複数台のM-48をリンクさせたり、LANケーブル1本で音声と電源を同時供給したい場合には、本機がシステム上必須となります。
Q: DanteやAVBなど、他のオーディオネットワーク規格と互換性はありますか?
A: いいえ、本機はローランド独自の「REAC」規格専用のディストリビューターです。Dante等の他規格の機器と直接接続することはできず、変換には別途ブリッジ機器が必要です。
Q: レンタルセットにはLANケーブルは含まれますか?
A: 基本のレンタルセットにはS-4000D本体と電源ケーブルのみが含まれます。機器同士を接続するためのCat5e規格以上のLANケーブルやEtherConケーブルは別途オプションから追加レンタルをお願いいたします。
Q: M-48以外のREAC機器の分岐にも使用できますか?
A: はい、使用可能です。S-1608やS-4000Sなどのデジタルスネークの音声信号を分岐させ、メイン卓とモニター卓、あるいはレコーディング機器へ別々にルーティングするためのスプリッターとして機能します。
Q: Yamaha SWP1シリーズ等のネットワークスイッチと比較してどう違いますか?
A: SWP1はDanteネットワークに最適化されたスイッチですが、S-4000DはREAC専用であり、音声分配に加えてM-48への専用電源供給機能(Embedded Power)を備えている点とIP設定が不要な点が最大の違いです。
Q: 最大何台のM-48パーソナルミキサーに電源を供給できますか?
A: 本機1台につき、最大8台のM-48に対してLANケーブル経由で電源と音声信号を供給できます。さらに多くのM-48を使用する場合は、S-4000Dをカスケード接続することでシステムを拡張可能です。
Q: 利用途中でレンタル期間を延長できますか?
A: はい、機材のその後の予約状況に空きがある場合に限り、マイページからレンタル期間の延長手続きが可能です。ツアーのスケジュール変更や追加公演が決定した際など柔軟に対応いたします。
Q: ライブハウス常設機材との連携など、業務用途等の具体シーンに適していますか?
A: 非常に適しています。既存のV-Mixerコンソールが導入されている会場であれば、本機を追加するだけで即座に演者用のパーソナルモニターシステムを構築でき、リハーサル時間の短縮に貢献します。
REACポート: RJ-45 EtherConタイプ×10(うち8ポートはREAC Embedded Power対応)
インジケーター: REAC POWER×8、LINK×10、ACT×10、POWER×1
電源: AC115V、AC117V、AC220V、AC230V、AC240V(50/60Hz)
消費電力: 170W(REAC Embedded Power最大出力時)
外形寸法: 482 (W) × 285 (D) × 88 (H) mm(EIA-2Uラックマウントサイズ)
質量: 4.2 kg
動作温度範囲: 0〜40℃
防水性能: 非対応(屋内仕様)
付属品: 電源コード、取扱説明書(※レンタル品の場合は要確認)
ローランドは、小型ビデオスイッチャーのロングセラー「V-1シリーズ」の新モデル「V-1-4K」を2026年4月9日に発表した。同シリーズで初めての4K対応機種となる。発売日は 2026年6月25日、価格はオープンプライス。
近年、カメラやPC、ディスプレイなどで4K対応が進む一方で、4K対応のスイッチャーは大型で高額な製品が多く、小規模イベントやライブ配信、企業セミナーなどで手軽に使える製品がなかった。そんな状況を打ち破ってくれそうな可能性を感じる新製品だが、今回PRONEWSでは発表前にレビューの機会を得られた。早速、V-1-4Kを詳しく見ていこう。