YAMAHA NY64-Dとは
YAMAHA NY64-Dは、先進のオーディオネットワーク規格「Dante」に対応したヤマハデジタルミキシングコンソールTFシリーズ専用の入出力拡張カードです。48kHz/24bitの非圧縮デジタルオーディオ信号を最大64チャンネル(64イン/64アウト)送受信可能にし、マルチトラックレコーディングやステージボックスとの長距離伝送を1本のイーサネットケーブルでスマートに実現します。大規模なライブSRや収録現場において、音質劣化の少ない安定した多チャンネル音響伝送を求める方に最適な拡張インターフェースです。
この商品がおすすめの人
- ヤマハTFシリーズの入出力を拡張したい方:TF本体のスロットに装着することで、手軽にDanteネットワーク環境を導入できます。
- ステージボックスシステムを構築したい音響エンジニア:重いアナログマルチケーブルの代わりに軽量なLANケーブルで配線を簡素化したい方に適しています。
- 多チャンネルのデジタル録音を行いたい方:PCと接続してDAW等での最大64chマルチトラックレコーディングを行いたいオペレーターにおすすめです。
おすすめの用途
- オーディオ機器の接続:Dante対応のラックやステージボックス「Tio1608-D」と接続し、最大40イン/24アウトの高品質なステージ音響システムを構築する際に最適です。
YAMAHA NY64-Dをレンタルする際の注意点
レンタル前に確認したいこと
- 対応ミキサーの確認:本製品はヤマハTFシリーズ専用の拡張カードです。他のミキサーやスロット規格には対応していません。
- レンタル付属品の内容:当店のレンタル付属品はカード本体(1点)のみです。本体固定用のネジや接続ケーブル類は付属状況をご確認ください。
スペック・機能上の注意点
- サンプリングレート:対応スペックは48kHz/24bitとなります。システム全体のサンプリング周波数設定にご注意ください。
- チャンネル数:最大64チャンネルの送受信が可能ですが、接続するコンソール本体や周辺機器の仕様によって同時に扱えるチャンネル数に上限がある場合があります。
使用前に準備・確認したいこと
- カードの脱着作業:カードの取り付けや取り外しは、必ず対象ミキサー本体の電源を完全に切った状態(電源オフ)で行ってください。通電状態での脱着は機器の故障の原因となります。
- ファームウェアのバージョン:TFシリーズ本体や接続するDante機器のファームウェアバージョンが、カードおよびシステム全体で互換性を持つか事前にご確認ください。
- Danteネットワーク設定:Dante ControllerをインストールしたPCを用意し、機器間のパッチやネットワーク設定を適切に行ってください。
レンタル商品に含まれていないもの
- 別途必要:対応デジタルミキサー — YAMAHA TFシリーズ本体などのスロット搭載機器がなければ使用できません。
- 別途必要:LANケーブル — Danteネットワークの接続にはCAT5e以上のイーサネットケーブルが別途必要です。
- 利用条件によって必要:ドライバー等の工具 — ミキサー本体のカードスロットスロットカバーを外し、本カードを固定・装着する際にプラスドライバーが必要となる場合があります。
- 利用条件によって必要:PC・Mac — Dante Controller等のソフトウェアを用いて詳細なルーティング設定を行う場合に必要です。
おすすめオプション
- あると便利:HUB(ハブ) — 複数のDante対応音響機器やPCを同一ネットワーク内で接続・中継する際に必要となります。
- あると便利:Windows PC — ネットワーク内のDanteルーティング設定(Dante Controller)やDAWでのマルチトラック録音を行う際に重宝します。
Q: 拡張カードの取り付けに専門知識や特殊な工具は必要ですか?
A: 特殊な工具は不要で、一般的なプラスドライバーのみで取り付け可能です。TFシリーズ本体の電源を切り、背面の拡張スロットのカバーを外して本製品を挿入し、ネジで固定するだけで物理的なセットアップは完了します。
Q: レンタルする際、LANケーブルやI/Oラックは付属していますか?
A: 本製品は「NY64-D入出力カード単体」のレンタルとなります。ネットワーク構築に必要なTio1608-D(I/Oラック)や長尺のLANケーブル、ネットワークスイッチは別途レンタルしていただく必要がありますので、構成に合わせて追加してください。
Q: ヤマハの他のミキサー(QLシリーズやCLシリーズ)でも使用できますか?
A: いいえ、本製品(NY64-D)はTFシリーズ専用に設計された拡張カードです。QLシリーズやCLシリーズ、LS9などのMini-YGDAIスロットには物理的およびシステム的に互換性がありません。それらの機種には「Dante-MY16-AUD2」などをご利用ください。
Q: PCと直接LANケーブルで繋いでマルチトラック録音はできますか?
A: はい、可能です。PC側にAudinate社の「Dante Virtual Soundcard」ソフトウェアをインストールすることで、最大64トラックの録音・再生がLANケーブル1本で行えます。別途オーディオインターフェースを用意する必要はありません。
Q: Dante Controllerソフトウェアは必ず使用する必要がありますか?
A: TFシリーズミキサーとTio1608-Dを直接接続する場合、ミキサー側の「Quick Config」機能を使用すれば、Dante Controllerを使わずに自動でパッチングが完了します。他社製Dante機器を混在させる場合のみ、Dante Controllerでの設定が必要です。
Q: 接続に使用するLANケーブルに指定のスペックはありますか?
A: Danteネットワークの安定した伝送のためには、CAT5e(エンハンスドカテゴリー5)またはCAT6のSTP(シールド付きツイストペア)ケーブルの使用が推奨されています。最大伝送距離は機器間で100メートルです。
Q: イベント利用途中でレンタル期間を延長できますか?
A: はい、次の予約が入っていない場合に限り、Webサイトのマイページからレンタルの延長手続きが可能です。ただし、屋外使用時はカード本体やミキサー、ケーブルの接続部が水に濡れないよう、適切な防水対策をお願いいたします。
Q: 既存のアナログマルチケーブルのシステムと比較して遅延(レイテンシー)は気になりませんか?
A: Danteネットワークのレイテンシーは通常1ミリ秒(0.001秒)以下に設定されており、人間の耳では感知できないレベルです。ライブコンサートのモニター返しなど、シビアなタイミングが求められる業務用途のシーンでも全く問題なく適しています。
対応ミキサー: YAMAHA TFシリーズ(TF5, TF3, TF1, TF-RACK)
ネットワークプロトコル: Dante(Audinate社)
最大入出力チャンネル数: 64入力 / 64出力
サンプリング周波数: 48 kHz
量子化ビット数: 24 bit
端子: etherCON CAT5e ×2(Primary / Secondary)
ネットワークトポロジー: デイジーチェーン接続、リダンダント接続対応
寸法 (W×H×D): 100 mm × 39 mm × 133 mm
重量: 0.2 kg
動作温度範囲: 0 ~ 40 ℃
消費電力: 1.5 W
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