Magewell Pro Convert H.26x to SDIとは
Magewell Pro Convert H.26x to SDIは、IPネットワーク経由で伝送されたH.264またはH.265形式のビデオストリームを低遅延でデコードし、HD SDI信号へ変換・出力するIPデコーダーです。SRT、RTMP、RTSP、HLSなど多彩なIPストリーミングプロトコルに対応し、最大2560×1440 60fpsのストリームを最大1920×1080 60fpsのSDI信号として高品質に出力できます。拠点間中継の受信や、ネットワーク配信映像を業務用スイッチャーやモニターへ同期待ち少なく入力したい制作現場に最適なコンバータです。
この商品がおすすめの人
- 中継映像をSDIベースの放送・制作環境へ取り込みたい方:SRTやRTMPなどのIPストリームを安定して受信し、既存の業務用機器へ接続できます。
- 低遅延での映像伝送デコードを行いたい配信技術者:遅延を抑えた設計により、ライブイベントやプレゼンテーションでのリアルタイムな映像表示が可能です。
- Webブラウザから直感的に設定・監視を行いたい方:専用のWebGUIを備えており、ネットワーク経由で手軽にストリーム設定やステータス確認が行えます。
おすすめの用途
- 映像信号変換:受信したH.264/H.265などのIPストリーム信号を、最大1080pのSDIベースバンド信号へ確実に変換します。
- 映像出力:プロジェクターや大型ビジョン、制作モニターへ低遅延かつ高画質な映像を出力できます。
- 放送:拠点間中継などで送られてきたSRT等のストリームをデコードし、マスター設備や放送用システムに受け渡す用途に適しています。
- ライブ配信:リモート登壇者の映像や別会場からの配信ストリームを受信し、現場のスイッチングソースとして組み込めます。
Magewell Pro Convert H.26x to SDIをレンタルする際の注意点
レンタル前に確認したいこと
- 受信したいストリームのコーデックおよび伝送プロトコル(SRT、RTMP、RTSP、HTTP、HLS、MPEG-TS等)が本機の仕様と適合しているか確認してください。
- 出力端子はSDIのみです。HDMI入力専用のモニター等に接続する場合は別途変換機が必要になります。
スペック・機能上の注意点
- デコード対応解像度は最大2560×1440 60fpsですが、SDI出力時の最大解像度は1920×1080 60fps(HD解像度)となります。4K解像度での出力には対応していません。
- 対応音声は48KHz、16ビット、最大8チャンネルとなります。
- ネットワーク環境の帯域不足やパケットロスがあると、映像の乱れや途切れが発生する原因となります。安定した有線ネットワーク環境をご用意ください。
使用前に準備・確認したいこと
- 本機の設定やIPストリームの登録を行うため、同じネットワーク上からWebブラウザでアクセスできるPCを準備してください。
- 現場のネットワーク設定(固定IPアドレスの割り当てやDHCP環境、ポート開放状況など)を事前に確認してください。
レンタル商品に含まれていないもの
- 別途必要:SDIケーブル(BNCケーブル) — 変換した映像をスイッチャーやモニター等へ伝送するために必要です。
- 別途必要:LANケーブル — IPストリームを受信し、本機をネットワークに接続するために必要です。
- 利用条件によって必要:設定用パソコン — 本機の初期IP設定やデコードするURL・ストリームの登録をWebGUI上で行うために必要です。
おすすめオプション
- あると便利:スイッチングハブ — 本機と操作用PC、配信ネットワークを同一有線LAN環境に接続する際に便利です。
- あると便利:小型モニター — デコードされたSDI映像が正常に出力されているかを現場で即座にプレビュー確認できます。
Q: 使用に資格や専門知識は必要ですか?
A: 特殊な資格は不要ですが、IPアドレスの割り当てやルーターのポート開放、SRTやRTMPなどのストリーミングプロトコルに関する基礎的なネットワーク知識が必要です。設定はPCのWebブラウザからGUI画面にアクセスして行います。
Q: レンタルセットには何が含まれますか?
A: デコーダー本体に加え、専用のACアダプター(USB給電タイプ)が標準で付属します。SDIケーブルやLANケーブル、PoE対応のスイッチングハブなどは現場の環境に合わせて別途ご用意いただくか、追加でレンタルをお願いいたします。
Q: Blackmagic Design ATEM Streaming Bridgeと比較してどう違いますか?
A: ATEM Streaming Bridgeは主にATEM Mini Pro等の同社製品からの映像受信に特化していますが、本機はSRTやNDI|HX、汎用的なRTMPなど多様なプロトコルと送信機に対応しており、よりオープンで汎用性の高いシステム構築が可能です。
Q: 電源はACアダプター以外にどのような方法で供給できますか?
A: 付属のUSB ACアダプターからの給電のほか、PoE(Power over Ethernet)に対応しています。PoE対応のスイッチングハブを接続すれば、LANケーブル1本で映像データの受信と本体への電力供給を同時に行うことができます。
Q: 4K解像度のストリームを受信した場合はどのように出力されますか?
A: 本機は4Kストリームの受信とデコード自体は可能ですが、SDI出力のハードウェア上限が3G-SDI(1080p60)であるため、内部で自動的にフルHD以下の解像度にダウンスケールされて出力されます。4Kのまま出力することはできません。
Q: 現場のネットワーク環境でSRT伝送を行う際の設定は簡単ですか?
A: ネットワーク環境に依存します。本機を「Caller(発呼側)」として動作させる場合は比較的簡単ですが、「Listener(着呼側)」として設定する場合、現場のルーターで該当ポートの開放(ポートフォワーディング)設定が必要になる場合があります。
Q: 音声はどのように出力されますか?アナログ音声出力はありますか?
A: デコードされた音声は、SDI信号にエンベデッド(重畳)されて出力されます。本機本体にアナログオーディオの出力端子(イヤホンジャック等)は搭載されていないため、音声の分離が必要な場合は別途SDIオーディオディエンベッダーが必要です。
Q: 利用途中でレンタル期間を延長できますか?
A: はい、機材のその後の予約状況に空きがあれば延長可能です。イベントの設営日が前倒しになった場合や、トラブルシューティングで検証期間を延ばしたい場合は、マイページから延長手続きを行っていただけます。
映像出力端子: 1× BNC (3G/HD/SD-SDI)
最大出力解像度・フレームレート: 1080p60 (1920×1080 60fps)
対応デコードビデオフォーマット: H.264 (AVC)、H.265 (HEVC)
対応ストリーミングプロトコル: SRT, RTMP, RTSP, RTP, UDP, HTTP, HLS, NDI|HX 2, NDI|HX 3
音声出力: SDIエンベデッドオーディオ (アナログ出力端子なし)
ネットワークインターフェース: 10/100/1000Mbps Gigabit Ethernet (RJ-45)
電源: DC 5V (USB Type-Aポート経由給電) または PoE (Power over Ethernet, IEEE 802.3af準拠)
寸法: 100.9mm × 60.2mm × 23.3mm
重量: 要確認
動作温度範囲: 0℃ 〜 40℃