Roland V-40HDとは
Roland V-40HDは、HDMI、RGB/コンポーネント、コンポジットの3系統に対応した4入力・3出力のマルチフォーマット・ビデオスイッチャーです。1080/60pの高画質映像に対応し、解像度や規格の異なる民生用ビデオカメラ、パソコン、映像再生機などを混在させてシームレスに切り替えることができます。著作権保護技術に対応したHDCPモードを備えており、ブルーレイ機器などの暗号化映像の合成・送出が可能なほか、外部アナログ音声をHDMIに乗せるオーディオ・エンベデッド機能も搭載。複数の映像ソースを扱う企業セミナー、ライブイベント、学校行事などで柔軟な映像送出を実現します。
この商品がおすすめの人
- 多様な解像度の映像機器を混在させたい方:PCやカメラなど異なるフォーマットの入力信号をスケーラー機能でスムーズにまとめられます。
- 商用コンテンツやBDプレイヤーを接続したい方:HDCP対応により、著作権保護された映像の入力やピクチャーインピクチャーなどの合成が可能です。
- HDMIやアナログ端子が混在する現場をワンストップでまとめたい方:HDMIに加えRGBやコンポジット入力を備えており、旧来の設備機器と最新のデジタル機器を共存させられます。
おすすめの用途
- 映像スイッチング:異なる入力解像度を持つ複数カメラやプレゼン用PCのシームレスな切り替えに対応します。
- イベント映像演出:ステージ上の大型スクリーンやプロジェクターへ、HDCPコンテンツやカメラ映像を組み合わせた多彩な映像送出が行えます。
- マルチカメラ撮影:最大4系統のカメラ映像を手元のフェーダーやボタンで直感的に切り替えながら収録や中継を行えます。
Roland V-40HDをレンタルする際の注意点
レンタル前に確認したいこと
- 入力系統は最大4系統ですが、各チャンネルごとにHDMI、RGB/コンポーネント、コンポジットのいずれかを選択して使用する仕様です(合計4系統同時入力)。
- SDI入力端子は搭載されていません。業務用カメラなどのSDI出力を接続する場合は、別途コンバーターが必要です。
スペック・機能上の注意点
- HDCPモード時の出力制限:HDCPモードを有効にしている場合、DVI-D/HDMI出力のみ映像が出力されます。RGB/コンポーネント出力やコンポジット出力からは出力されません。
- ディスプレイのHDCP対応:HDCPモード使用時は、DVI-D/HDMI出力に接続するモニターやプロジェクター側もHDCPに対応している必要があります。
- USBケーブルは非付属:当店レンタルではUSBケーブルは付属していません。PCからのリモート制御などを行う場合は、ユーザー側で適合するケーブルを用意する必要があります。
使用前に準備・確認したいこと
- 接続するカメラやPCの出力解像度・リフレッシュレートが本体の対応範囲内か事前に設定をご確認ください。
- 外部PAやマイクからのアナログ音声をHDMI映像に乗せる(エンベデッドする)場合は、適切なオーディオケーブルの結線とレベル調整を行ってください。
レンタル商品に含まれていないもの
- 別途必要:HDMIケーブル — カメラやPC、出力先モニターを接続するためのHDMIケーブルは付属していません。
- 利用条件によって必要:SDI→HDMI — SDI出力のみを持つ業務用カメラなどを本機に接続する場合に必要となります。
- 利用条件によって必要:モニター・ディスプレイ — マルチビュー確認やプログラム出力確認用のディスプレイは付属していません。
- 利用条件によって必要:USBケーブル — PCと接続してコントロールソフトを使用する場合に別途準備が必要です(当店レンタルには付属しません)。
おすすめオプション
Q: 異なる解像度のカメラやPCを直接接続しても映像は乱れませんか?
A: はい、乱れません。全入力チャンネルに高性能なスケーラーを内蔵しているため、1080pのカメラ映像とXGAのパソコン画面など、異なる解像度やアスペクト比の信号をそのまま接続しても、自動的に設定した出力フォーマットに変換・統一されて綺麗にスイッチング可能です。
Q: HDMI以外の入力端子(アナログRGBやコンポーネント)には対応していますか?
A: 対応しています。HDMI端子4系統に加え、アナログRGB/コンポーネント端子4系統、コンポジット端子4系統を備えており、旧型のPCやビデオデッキなどのアナログ機器も変換器なしで直接接続してミックスすることが可能です。
Q: 配信用のUSB出力機能は本体に内蔵されていますか?
A: 本機単体には配信用USB出力機能(USBビデオクラス対応)は内蔵されていません。YouTube等へのライブ配信を行う場合は、本機のHDMI出力から別途「USBビデオキャプチャーデバイス」を経由して配信用パソコンへ接続する必要があります。
Q: オーディオミキサーを使用せず、HDMIからの音声をミックスできますか?
A: はい、可能です。各HDMI入力に含まれる音声信号と、アナログオーディオ入力からの音声を内部でミックスし、HDMI出力端子からエンベデッド(重畳)して出力する機能を備えています。音声の遅延を補正するオーディオ・ディレイ機能も利用できます。
Q: レンタルセットにはHDMIケーブルや電源アダプターは含まれますか?
A: 動作に必須となる純正のACアダプターおよび電源コードは標準でレンタルセットに含まれています。ただし、カメラやPCを接続するためのHDMIケーブルやアナログケーブル類はお客様の環境によって必要な長さが異なるため、別途オプションとしてレンタルをお願いしております。
Q: イベント当日にトラブルが起きた場合、レンタル期間中の代替機手配は可能ですか?
A: 機材の不具合が確認された場合、在庫状況および配送エリアの条件が合えば代替機の発送を承ります。ただし、当日中の到着はお約束できない場合が多いため、絶対に失敗できない重要な現場では、あらかじめ予備機を含めた複数台のレンタルを推奨しております。
Q: Blackmagic ATEM Television Studio HDと比較してどのような利点がありますか?
A: ATEMは全入力の解像度・フレームレートを統一する必要がありSDI接続が主体ですが、V-40HDはスケーラー内蔵によりバラバラの解像度をそのまま入力でき、HDMIやアナログ端子が豊富なため、民生機やPCが多く混在するイベント現場での対応力に優れています。
Q: プレビューモニター用のマルチビュー出力はどのようなレイアウトが可能ですか?
A: 1台のHDMIモニターに、4つの入力映像(プレビュー)と、現在出力中の映像(プログラム)、次に待機している映像(プレビュー)を分割表示するマルチビュー出力を備えています。これにより、複数のモニターを用意することなく全体の状況を一目で把握できます。
映像処理: 4:4:4 (Y/Pb/Pr, RGB), 10ビット
入力端子: HDMI×4、RGB/コンポーネント×4、コンポジット×4
出力端子: HDMI×2、RGB/コンポーネント×2、コンポジット×1
対応映像フォーマット(HDMI/RGB): 最大 1080/60p、WUXGA (1920×1200/60Hz)
対応映像フォーマット(コンポジット): NTSC、PAL
音声処理: サンプリング・レート:24ビット/48kHz
音声入力端子: TRS標準タイプ(L/R)×1、HDMI内蔵音声
音声出力端子: TRS標準タイプ(L/R)×1、HDMI内蔵音声
外部制御端子: MIDI (IN, OUT/THRU)、RS-232C (D-sub 9ピン)
電源: ACアダプター (DC 12V)
消費電流: 2.6A
外形寸法: 316(幅)× 266(奥行)× 108(高さ)mm
質量: 3.2 kg(ACアダプターを除く)
動作温度範囲: 0 ~ 40℃
ローランドは、小型ビデオスイッチャーのロングセラー「V-1シリーズ」の新モデル「V-1-4K」を2026年4月9日に発表した。同シリーズで初めての4K対応機種となる。発売日は 2026年6月25日、価格はオープンプライス。
近年、カメラやPC、ディスプレイなどで4K対応が進む一方で、4K対応のスイッチャーは大型で高額な製品が多く、小規模イベントやライブ配信、企業セミナーなどで手軽に使える製品がなかった。そんな状況を打ち破ってくれそうな可能性を感じる新製品だが、今回PRONEWSでは発表前にレビューの機会を得られた。早速、V-1-4Kを詳しく見ていこう。