Canon CN-E85mm T1.3 FP X Sumire Primeとは
キヤノンの「Canon CN-E85mm T1.3 FP X Sumire Prime」は、フルサイズセンサーに対応したPLマウント専用の単焦点シネマレンズです。開放T1.3の明るさを誇り、被写界深度の浅い滑らかなボケ味と、人物の肌を自然かつ柔らかに描き出す独自の光学設計が特徴です。フォーカスリングの回転角300度による精密なマニュアルフォーカス操作が可能で、映画やドラマなど人物を美しく引き立てたいエモーショナルな映像表現に最適な1本です。
この商品がおすすめの人
- スキントーンやボケ感を重視する映像制作者:開放T1.3による美しいボケ味と、柔らかく質感豊かな人物描写を求めている方に適しています。
- 映画・ドラマ・ハイエンドMVの撮影クルー:PLマウントを採用したシネマカメラと組み合わせ、精密なフォーカスコントロールを行いたいプロフェッショナルに向いています。
- 暗所や低照度環境で撮影を行うクリエイター:非常に明るいT値を備えているため、照明を最小限に抑えたロケーション撮影でもシネマティックな描写が可能です。
おすすめの用途
- 映画撮影:Sumire Prime特有の柔らかな階調表現と美しいボケ味により、登場人物の感情や作品の世界観を豊かに表現できます。
- 映像制作:ミュージックビデオやプロモーション映像において、被写体を際立たせる印象的なポートレートカットを構築できます。
- 動画撮影:浅い被写界深度を活かしたインタビュー収録や、背景を美しく整理したいクローズアップシーンで威力を発揮します。
Canon CN-E85mm T1.3 FP X Sumire Primeをレンタルする際の注意点
レンタル前に確認したいこと
- マウント規格の確認:本製品はPLマウント専用レンズです。EFマウントやEマウント等のカメラには直接装着できないため、対応するカメラまたは高精度なマウントアダプターが必要です。
- センサーサイズの適合:35mmフルサイズセンサーおよびSuper 35mmサイズの両方に対応しています。
スペック・機能上の注意点
- 完全マニュアル駆動:オートフォーカス(AF)や手ブレ補正機構、電子接点によるカメラ側からのアイリス制御には対応していません。ピントおよび絞りはすべて鏡胴のリングによる手動操作となります。
- 前面径114mmの仕様:レンズのフロント外径は114mmです。マットボックス等のアクセサリーを装着する際は対応する口径をお確かめください(114mm保護フィルターは付属しています)。
- 重量バランス:本体重量がある大型シネマレンズのため、カメラマウントへの負荷を軽減するためにレンズサポートの使用を推奨します。
使用前に準備・確認したいこと
- フォーカス操作環境のセッティング:フォーカス回転角が約300度と広角に設計されているため、スムーズなピント送りのためにフォローフォーカスの装着と動作確認をおすすめします。
- 強固な三脚の選定:カメラ本体とレンズを合わせた総重量に耐えられる、耐荷重に余裕のあるビデオ三脚をご用意ください。
レンタル商品に含まれていないもの
- 別途必要:PLマウント対応カメラ — 本レンズはPLマウント専用のため、PLマウントに対応したカメラ本体が別途必要です。
- 利用条件によって必要:マウントアダプター — PLマウント非対応のシネマカメラやミラーレスカメラに装着して使用する場合に必要となります。
- 利用条件によって必要:RIG-リグ- — フォローフォーカスやレンズサポートを固定するためのロッド・リグシステムを組む場合に必要となります。
おすすめオプション
- あると便利:ビデオ三脚 — 重量のあるシネマカメラと本レンズの組み合わせをしっかりと支え、精密かつ安定したカメラワークを行うために役立ちます。
Q: どのようなカメラボディに装着できますか?
A: 本製品は業界標準のPLマウントを採用しています。ARRIやREDなどのPLマウント搭載シネマカメラに直接装着できるほか、マウントアダプターを使用すればSONY EマウントやCanon RFマウントのカメラ(FX3やEOS R5 Cなど)でもご使用いただけます。
Q: Sumire Primeと通常のCN-Eレンズ(EFマウント)の違いは何ですか?
A: 最大の違いは「描写の方向性」と「マウント」です。通常のCN-Eレンズがシャープでクリアな現代的描写を目指しているのに対し、Sumire Primeは絞り開放付近でオールドレンズのような柔らかなボケと温かみのあるスキントーンを生み出すよう特別にチューニングされています。
Q: レンタルパッケージにはマットボックスやフォローフォーカスは含まれますか?
A: 基本のレンタルセットはレンズ本体、フロントキャップ、リアキャップ、専用ハードケースのみとなります。マットボックスやフォローフォーカス、マウントアダプターなどの周辺機材は別途オプションとしてレンタルしていただく必要がございます。
Q: レンタル期間中に万が一レンズに傷をつけてしまった場合はどうなりますか?
A: パンダスタジオレンタルの通常の補償プランが適用されます。軽微な擦れ等は問題ありませんが、落下による前玉の破損や水没など重大な過失がある場合は、免責金額や修理費用の一部をご負担いただく場合がございます。高額機材のため取り扱いには十分ご注意ください。
Q: スチル(静止画)撮影にも使用できますか?
A: はい、可能です。完全なマニュアルフォーカスとなりますが、T1.3の明るさと独自の柔らかな描写はポートレート写真などでも非常に魅力的です。ただし重量が約1.3kgあり、オートフォーカスは非対応ですので、三脚を使用したじっくりとした撮影に向いています。
Q: フィルター径はいくつですか?前面に円偏光フィルターなどを付けられますか?
A: 前玉の直径はシネマ業界標準の114mmに統一されていますが、レンズ前面に直接ねじ込むタイプのフィルタースレッド(ネジ切り)は備わっていません。NDフィルターやPLフィルターを使用する場合は、114mm径に対応したマットボックスを別途ご用意ください。
Q: フォーカスリングの回転角(フォーカススロー)はどのくらいですか?
A: フォーカスリングの回転角は300度です。写真用レンズと比べて非常に広いため、シビアな被写界深度でも極めて精緻なピント合わせが可能です。ワンマンオペレーションよりも、フォーカスプラー(ピント合わせの専任者)がフォローフォーカスを用いて操作するのに適した設計です。
Q: ジンバルに載せて撮影することは可能ですか?
A: レンズ単体で約1.3kgの重量があり、シネマカメラと組み合わせるとかなりの重量・サイズになります。DJI RS 3 Proなどの大型ジンバルであればバランスを取ることは可能ですが、フォーカスモーターの設置等を含め、事前のセッティングと強力なペイロードを持つジンバルが必要です。
マウント: PLマウント
焦点距離: 85mm
絞り(T値): T1.3 - T22
対応センサーサイズ: フルサイズ / スーパー35mm
絞り羽根枚数: 11枚
最短撮影距離: 0.95m(センサー面より)
フォーカスリング回転角: 300度
前玉径: 114mm
フィルター径: 非対応(マットボックス使用)
外形寸法(最大径×長さ): 約 Φ114.0 × 125.5 mm
質量: 約 1.3 kg
防塵防滴性能: 要確認
日帰りレンタルは、通常の1日レンタル価格より約30%OFFで、最長12時間ご利用いただけるお得なプランです。短時間だけ機材を使いたい場合や、急ぎで機材を手配したい場合にぴったりのサービスとなっています。