映像制作の新たな基準を提示するコンパクトシネマカメラセット
「Canon EOS C80 / RF35mm F1.8 マクロ IS STM / BP-A30 Canon バッテリーパック / 128GB UHS-II SDXCカード」は、プロフェッショナルな映像制作をより身近にするために構成された、機動力と高画質を両立するシネマカメラパッケージです。これまで大規模なクルーと大掛かりな機材を必要としていたシネマティックな映像表現を、個人クリエイターや少人数のプロダクションでも実現できるように設計されています。映像業界における「高品質化」と「省力化」という相反する課題を解決するため、妥協のないスペックと取り回しの良さを一つのシステムに統合した、新世代のスタンダードとなる存在です。
フルサイズセンサーがもたらす圧倒的な表現力とは
本製品の核となるのが、新たに自社開発されたフルサイズ裏面照射積層型CMOSセンサーです。この先進的なセンサーアーキテクチャにより、従来のモデルと比較して読み出し速度が飛躍的に向上し、ローリングシャッター歪みを極限まで抑制しています。さらに、映像のハイライトからシャドウまで豊かな階調を保持する広いダイナミックレンジを実現しており、カラーグレーディングの自由度を劇的に高めます。特に、ベースとなる感度を切り替えられるトリプルベースISOの搭載により、照明機材が限られる暗所環境でもノイズの少ないクリアな映像出力を可能にしています。
RFマウントによる次世代の光学アプローチ
レンズマウントには、次世代の映像表現を牽引するRFマウントを採用しています。大口径かつショートバックフォーカスという物理的な優位性に加え、カメラ本体とレンズ間の高速な通信能力により、非常に高度なオートフォーカス制御を実現しています。本パッケージに付属する「RF35mm F1.8 マクロ IS STM」は、人間の視野に近い自然な画角と、被写体に極限まで近づけるマクロ機能を併せ持つ単焦点レンズです。開放F1.8という明るさは、フルサイズセンサーのボケ味を最大限に引き出し、被写体を立体的に際立たせる映像美を提供します。
ワンマンオペレーションを支える洗練された筐体設計
プロの過酷な現場の要求に応えるため、筐体設計も極めて洗練されています。大型のセンサーや高度な処理エンジンを搭載しながらも、ボディはワンマンオペレーションを前提とした小型軽量サイズに収められています。ジンバルやドローンへの搭載が容易であるだけでなく、トップハンドルやケージを追加しなくても、多様な撮影スタイルに順応するエルゴノミクスデザインが特徴です。また、豊富な物理ボタンや内蔵NDフィルターなど、撮影中の直感的な操作性を損なわない工夫が随所に施されています。
撮影現場に直結するオールインワンの利便性
この製品パッケージの最大の魅力は、撮影現場に直結するオールインワンの利便性にあります。高性能なシネマカメラのポテンシャルをフルに発揮するためには、それに適した電源と記録メディアが不可欠です。本製品には、長時間の安定した動作を保証する純正のBP-A30バッテリーパックと、膨大なデータ転送に耐えうる128GBのUHS-II SDXCカードが予め同梱されています。機材の相性や追加購入の煩わしさに悩まされることなく、手元に届いた瞬間からクリエイティブな制作活動に没頭できる、極めて実践的なシステムとなっています。
Q: 使用にシネマカメラの専門的な知識や資格は必要ですか?
A: 資格は不要で、入門者でも扱いやすい設計です。高度なマニュアル設定はもちろん、優秀なオートフォーカス(デュアルピクセルCMOS AF II)やタッチパネルでの直感的な操作が可能なため、ミラーレス一眼の延長として使用できます。
Q: レンタルセットには何が含まれますか?すぐに撮影できますか?
A: カメラ本体、RF35mm F1.8マクロレンズ、純正バッテリー(BP-A30)、128GB UHS-II SDXCカード、バッテリー充電器が含まれます。追加の機材手配なしで、お手元に到着後すぐに高画質な撮影を開始できるセットです。
Q: Sony FX3などの競合機種と比較してどう違いますか?
A: FX3が外部ハンドルでXLR端子を拡張するのに対し、本機はボディ本体に12G-SDI端子や2系統のミニXLR端子を内蔵しています。また、トリプルベースISO(最高12800)を搭載し、より幅広い暗所環境に本体のみで対応できる点が強みです。
Q: 実撮影条件でのバッテリー(BP-A30)持続時間はどのくらいですか?
A: 付属のBP-A30を使用した場合、4K 60P録画時で連続約100分程度の撮影が可能です。長時間のロケや1日通してのイベント撮影を予定されている場合は、大容量の予備バッテリー(BP-A60等)の追加手配をおすすめします。
Q: 付属の128GBカードで、4K映像はどのくらいの時間録画できますか?
A: 録画フォーマットによりますが、標準的なXF-AVC S YCC422 10bit(4K 60P、約250Mbps)の場合、128GBで約60分強の記録が可能です。長時間の収録を行う場合は、お客様ご自身で追加のUHS-II対応SDカードをご用意ください。
Q: 追加アクセサリなしで雨天・水中で使えますか?
A: いいえ、本機および付属レンズは完全防水ではありません。防塵・防滴に配慮した設計にはなっていますが、雨天時や水辺での撮影には、専用のレインカバーや防水ハウジングを別途ご用意いただく必要があります。
Q: 利用途中でレンタル期間を延長できますか?
A: はい、次のご予約が入っていなければマイページから延長手続きが可能です。ただし、他のお客様の予約状況によっては延長をお断りする場合もあるため、スケジュールが変更になりそうな場合はお早めに延長可否をご確認ください。
Q: ワンマンでの手持ち撮影やジンバル運用に適していますか?
A: はい、本体重量は約1310gとコンパクトで、付属のRF35mmレンズと組み合わせても軽量です。DJI RS 3 Proなどの中型〜大型ジンバルにも搭載しやすく、ワンマンオペレーションの機動力を損なわない最適なサイズ感です。
ドキュメンタリー映画監督 (40代 男性) / トリプルベースISOの恩恵は大きいがバッテリー消費に注意 : 評価 ★★★★☆ 4.0
YouTubeの機材レビューで絶賛されていたのでテスト用にレンタル。Canon Log 3設定時のベースISO12800は驚異的で、夜間の街頭インタビューでもノイズレスな映像が撮れました。付属のRF35mm F1.8も手持ちでブレにくく最高です。ただし、BP-A30バッテリー1個では半日の撮影でも心許なく、フル稼働させるなら大容量のBP-A60が必須だと感じました。
企業VPディレクター (30代 女性) / SDI内蔵の利便性とファイルサイズへの覚悟 : 評価 ★★★★★ 4.8
自社スタジオでの撮影用にレンタルを利用。Sony FX3と迷いましたが、C80はボディ単体で12G-SDIが使えるため、スイッチャーへの接続が非常にスムーズでした。RF35mmレンズのボケ感も高級感があります。ただ、6Kオーバーサンプリングの4K映像は非常に美しく情報量が豊富ですが、その分128GBのSDカードがすぐに一杯になります。メディア管理の計画は必須です。
ウェディングカメラマン (20代 男性) / AF性能は文句なし。操作系には慣れが必要 : 評価 ★★★★☆ 4.2
個人の撮影ブログで作例を見て結婚式用に借りました。デュアルピクセルCMOS AF IIの瞳追従は非常に優秀で、暗い披露宴会場でも新郎新婦の顔を一切外しません。セットの35mmという画角もテーブルラウンドに最適でした。一方で、ミラーレス一眼から移行すると、シネマカメラ特有のメニュー階層やボタン配置に最初は戸惑うため、本番前の事前のテスト操作は欠かせません。
イメージセンサー: フルサイズ裏面照射積層型CMOSセンサー(有効画素数 約2670万画素)
付属レンズ: RF35mm F1.8 マクロ IS STM(RFマウント、最短撮影距離0.17m、フィルター径52mm)
動画解像度・フレームレート: 6K RAW (最大60P) / 4K (最大120P) / 2K (最大120P)
静止画解像度: 非対応(動画専用機)
防水性能: 非防水(防塵防滴配慮設計)
バッテリー: BP-A30(容量3100mAh / 連続撮影時間 約100分 / 充電時間 要確認)
ストレージ: SDXCカードスロット×2(UHS-II対応)※本パッケージには128GB×1枚付属
接続端子: 12G-SDI、HDMI Type-A、ミニXLR(2系統)、3.5mmマイク端子、3.5mmヘッドホン端子、USB Type-C、Ethernet
外形寸法・重量: 約160×138×116mm / 約1310g(本体のみ)
動作温度範囲: 0°C ~ 40°C