Science Image STUDIO 2とは
Science Image STUDIO 2は、12G-SDIおよびHDMI 2.0に対応し、高精細な4K60p映像のNDI変換が可能な双方向ビデオコンバーターです。Full NDIおよびNDI|HXなどの複数コーデックに対応し、エンコード(送信)とデコード(受信)の双方で利用できます。さらにSDIとHDMIの相互変換やアップ/ダウンコンバート機能も備え、従来の放送・映像制作機材とIPネットワーク環境をシームレスに橋渡しします。高画質・低遅延なIP伝送を導入したい現場や、既存の12G-SDIシステムとNDIワークフローを柔軟に統合したい撮影・配信現場に最適な一台です。
この商品がおすすめの人
- 12G-SDIや4K HDMIをNDI環境に統合したい方:高精細な4K60p映像を低遅延・高画質のままIPネットワークへ伝送できます。
- 双方向でエンコード・デコードを活用したい現場:送信機(エンコーダー)としても受信機(デコーダー)としても切り替えて柔軟に運用できます。
- 信号変換やフォーマット変換を1台で完結させたい方:SDIとHDMIの相互変換やアップ/ダウン/クロスコンバート機能を活用できます。
おすすめの用途
- 映像伝送:4K60p対応のFull NDIやNDI|HXを用いて、ネットワーク経由での高品質かつ低遅延な映像伝送を実現します。
- 映像信号変換:12G-SDIとHDMIの相互変換や、異なる解像度・フレームレートの映像信号を接続先機器に合わせてスケーリング変換できます。
Science Image STUDIO 2をレンタルする際の注意点
レンタル前に確認したいこと
- ネットワーク環境の帯域:特にFull NDIで4K映像を伝送する場合、高帯域(1ストリームあたり数百Mbps以上)を消費するため、ギガビット以上の安定したネットワークインフラが必要です。
- エンコード/デコードの同時動作:本機は双方向対応ですが、1台でエンコード(送信)とデコード(受信)を同時に実行することはできません。用途に合わせてモードを切り替えて使用します。
スペック・機能上の注意点
- 対応解像度とフレームレート:最大4K60pまでの12G-SDIおよびHDMI信号に対応していますが、接続するカメラやモニターの対応フォーマットと合致しているか事前に確認してください。
- ネットワーク設定環境:NDIデバイスの自動検出や映像送受信を行うため、送受信側の機器が同一ネットワークセグメントまたは適切にルーティングされた環境にある必要があります。
使用前に準備・確認したいこと
- Web管理画面へのアクセス:動作モードの切り替え(エンコード/デコード)やNDI設定、解像度変換を行うため、PCからブラウザ経由で本機のIPアドレスにアクセスできる環境を準備してください。
- 受信用ソフトウェアの準備:PC等でNDI映像を受信・モニタリングする場合は、あらかじめNDI Toolsなどの受信用アプリケーションを準備・動作確認しておくとスムーズです。
レンタル商品に含まれていないもの
- 別途必要:LANケーブル — ネットワークへの接続およびNDI映像伝送を行うために必要となります。
- 利用条件によって必要:BNCケーブル 1m 3C 黒 — SDI入出力機器と接続する場合に必要となります。
- 利用条件によって必要:HDMIケーブル — HDMI入出力機器と接続する場合に必要となります。
おすすめオプション
Q: 使用に資格や専門知識は必要ですか?
A: 特別な資格は不要ですが、ネットワーク伝送の基本的な知識(IPアドレスの割り当て、サブネットマスクなど)があるとスムーズに運用できます。ベースバンド変換のみであれば、ケーブルを繋ぐだけで直感的に使用可能です。
Q: レンタルセットには何が含まれますか?
A: 本体、専用AC電源アダプター、検証済みのCat6A LANケーブル(5m)、およびテスト用のHDMIケーブルとBNCケーブルが各1本含まれます。光ファイバー伝送用のモジュールは別レンタルとなりますのでご注意ください。
Q: BlackmagicのMicro Converterと比べて何が違いますか?
A: Blackmagic Micro ConverterはSDIとHDMI間のベースバンド変換に特化していますが、本機はそれに加えてネットワーク経由での映像伝送(エンコード・デコード)が可能です。また、解像度やフレームレートの変換機能も搭載しています。
Q: 現場にPCがなくても設定の変更は可能ですか?
A: はい、可能です。本体前面に1.3インチのスクリーンとスクロールホイールを搭載しており、IPアドレスの確認や変更、モードの切り替え、入力ソースの選択などをPCレスで直接操作できます。
Q: 実撮影条件での長時間の連続稼働は安定していますか?
A: 放送品質の堅牢な設計がなされており安定稼働しますが、高負荷なエンコード処理を行う際は本体が熱を持ちます。密閉された空間を避け、風通しの良い場所に設置してご使用ください。
Q: 別途用意すべきメモリカードやアクセサリはありますか?
A: 本機はストリーミングや変換を目的としたデバイスであり、本体への録画機能はないためSDカード等の記録メディアは不要です。長距離伝送を行う場合は、用途に応じた長さのLANケーブルを別途ご用意ください。
Q: 利用途中でレンタル期間を延長することはできますか?
A: はい、機材のその後の予約状況に空きがあれば、マイページから簡単にレンタル期間の延長手続きが可能です。システム検証が長引いた場合でも柔軟に対応できますので、お早めに延長申請をお願いいたします。
Q: 屋外のスポーツ中継などの業務用途に適していますか?
A: はい、長距離伝送が求められるプロの現場に最適です。ただし防水・防塵仕様ではないため、屋外で使用する際はテント内や機材ケース内など、雨や砂埃を防げる環境に設置してください。