プロフェッショナルLED映像制御の中核を担うプロセッサー
Magnimage LEDスケーラー LED-780Hは、大規模なLEDディスプレイシステムにおいて、複雑な映像信号を統合・制御するための高性能ビデオプロセッサーです。イベント会場や常設のデジタルサイネージにおいて、複数の映像ソースを乱れなく切り替え、巨大なスクリーンに最適な解像度で出力する役割を担います。本機は、現場での安定性と操作性を最優先に設計されており、プロフェッショナルな映像演出の要として機能します。
複数画面の自在なレイアウトとシームレスな統合
この製品が解決する最大の課題は、入力された多様な映像信号を、物理的なLEDスクリーンの配置に合わせて自由に分割・結合することです。複数の出力系統を備えたアーキテクチャにより、1つの巨大なキャンバスとして映像を描画することも、複数の独立した画面として個別のコンテンツを表示することも可能です。これにより、複雑な配線や外部機器の追加なしに、柔軟な画面構成を実現します。
途切れのない映像切り替えによる演出品質の向上
ライブイベントや放送の現場では、映像の切り替え時に生じる暗転やノイズは致命的なミスとなります。本機は、高度な信号処理技術を用いて、異なるフォーマットの入力ソース間でも瞬時かつ滑らかなトランジションを可能にします。このシームレスなスイッチング機能により、観客の没入感を損なうことなく、プロフェッショナルな映像演出を維持することができます。
多様な入力フォーマットへの適応力
現代の映像現場では、PC、カメラ、メディアプレーヤーなど、多様な機器から異なる解像度やリフレッシュレートの信号が供給されます。本機は、これらの多種多様な入力信号を正確に認識し、システム内部で統一された高品質なフォーマットへと変換するスケーリング能力を備えています。この柔軟性により、現場での機材トラブルや互換性の問題を大幅に軽減します。
現場の要求に応える堅牢性と操作インターフェース
プロの現場で求められるのは、機能性だけでなく、過酷な環境下でも確実に動作する信頼性です。本機は、直感的に操作できるフロントパネルのボタンやノブ、そして視認性の高いディスプレイを備えており、緊迫した現場でも迅速な設定変更が可能です。また、堅牢なハードウェア設計により、長時間の連続運用にも耐えうる耐久性を誇り、映像技術者に安心感を提供します。
4系統の独立DVI出力による広大なピクセル空間の制御
LED-780Hは、4つのDVI出力を標準搭載しており、最大で水平8192ピクセル、または垂直3840ピクセルの巨大なLEDスクリーンを1台で駆動できます。Roland V-600UHDなどの一般的な4Kスイッチャーが単一の4K出力に留まるのに対し、本機は出力ごとに異なる解像度や位置情報を設定できるため、物理的に分割された複数のLEDビジョンを統合制御する際に圧倒的な優位性を持ちます。
最大4レイヤーの自由な画面構成とシームレスな操作
単なるスケーラーにとどまらず、1つの出力画面上に最大4つの独立した映像レイヤー(PinP)を配置可能です。Novastarの同価格帯プロセッサーと比較しても、レイヤーのサイズ変更や透過設定、フェードインなどのトランジション処理がハードウェアベースで遅延なく実行されます。これにより、PCソフトウェアに頼ることなく、現場の要求に応じた複雑な画面レイアウトを瞬時に構築できます。
EDIDマネジメントによる入力ソースの確実な認識
多様な機材が混在する現場において、PCやメディアサーバーからの映像信号を正しく認識することは重要です。本機は、入力端子ごとにEDID(拡張ディスプレイ識別データ)をカスタマイズできる機能を備えています。これにより、意図しない解像度で出力されるトラブルを防ぎ、一般的な民生用スイッチャーでは対応が難しい特殊なアスペクト比の信号も、ドットバイドットで正確に取り込むことが可能です。
短期現場ですぐに使える豊富な変換ケーブル類の同梱レンタル
映像機器のレンタルにおいて、特殊なコネクタやケーブルの不足は致命的です。当社のLED-780Hレンタルセットには、DVIからHDMIへの変換ケーブルや、SDIケーブル、安定した電源供給のための抜け止め電源ケーブルなど、現場での接続に必要なアクセサリ一式が標準で同梱されています。別途ケーブル類を買い足す必要がなく、到着後すぐに既存のシステムに組み込んでテストや本番運用を開始できます。
Q: 操作には専門的な資格やソフトウェアの知識が必要ですか?
A: 特別な資格は不要ですが、LEDディスプレイのピクセルマッピングや映像信号に関する基礎知識が必要です。基本的な切り替えやレイヤー操作は本体のフロントパネルから直感的に行えますが、複雑な設定にはWindows PCと専用の制御ソフトウェアを使用することを推奨します。
Q: レンタルセットにはどのような入力・出力ケーブルが含まれますか?
A: 本体に加えて、電源ケーブル、PC制御用のUSBおよびLANケーブルが標準で付属します。映像入力用のHDMIケーブルやSDIケーブル、LEDセンディングカードへ接続するためのDVIケーブル等は、お客様のシステム構成に合わせて必要な長さや本数を別途ご用意いただくか、追加レンタルをご検討ください。
Q: Novastar製のLEDコントローラー(センディングカード)と組み合わせて使用できますか?
A: はい、使用可能です。本機は標準的なDVI信号を出力するため、NovastarやColorlightなど、一般的なLEDセンディングカードの入力として接続できます。本体内部にセンディングカードを組み込むスロットも備えていますが、レンタル品へのカードの組み込み可否については事前にお問い合わせください。
Q: 映像の切り替え時に黒画面(ブラックアウト)は発生しますか?
A: 発生しません。本機は高度なシームレススイッチング機能を搭載しており、解像度やフレームレートが異なる入力ソース間でも、フェードやカットなどのトランジション効果を用いて、暗転やノイズを出すことなく滑らかに映像を切り替えることが可能です。
Q: 4K解像度の入力信号には対応していますか?
A: 本機の標準入力は主にフルHDクラス(DVI, HDMI, SDI等)ですが、デュアルリンクDVIやDisplayPort等の拡張入力モジュールを使用することで、4K(3840×2160)などの高解像度入力に対応する場合があります。レンタル機の搭載モジュール仕様についてはスペック表をご確認ください。
Q: 現場でのリハーサル中にレンタル期間を延長することは可能ですか?
A: はい、可能です。次のご予約が入っていない場合に限り、レンタル期間の延長を承ります。延長をご希望の場合は、現在のレンタル期間が終了する前にカスタマーサポートまでご連絡ください。日割りでの延長料金が適用されます。
Q: 音声信号のルーティングや音量調整は本機で行えますか?
A: 本機はビデオプロセッサーであり、主に映像信号の処理に特化しています。SDIやHDMIに重畳された音声のエンベデッド機能を持つモジュールもありますが、本格的な音声のミキシングやルーティングには、別途オーディオミキサーをご用意いただくことを強く推奨します。
Q: 複数の出力画面を1つの大きな映像として扱うことはできますか?
A: はい、本機の強力なスプライシング(結合)機能を使用することで可能です。4つのDVI出力を同期させ、物理的に分割された複数のLEDスクリーンを1つの巨大なキャンバスとして設定し、入力された映像をピクセル単位で正確に分割・拡大して表示できます。
入力端子(標準構成): DVI×2, HDMI×1, VGA×1, CVBS×2, SDI×1(※搭載モジュールにより変動するため要確認)
出力端子: プログラム出力用 DVI×4、モニタリング用 DVI/VGA×1
最大サポート解像度(スプライシング時): 水平最大 8192ピクセル / 垂直最大 3840ピクセル
最大レイヤー数: 4レイヤー(PinP等の独立した画面配置が可能)
映像処理能力: シームレススイッチング、フェードイン/フェードアウト トランジション対応
制御インターフェース: フロントパネル操作、USB、LAN、RS-232
電源入力: 100-240V AC, 50/60Hz
外形寸法: 482.6 mm (幅) × 446.3 mm (奥行) × 92.5 mm (高さ) ※2Uラックマウントサイズ
重量: 約 8.0 kg
動作温度範囲: 0℃ ~ 45℃
当日レンタルは、通常の1日レンタル価格より約30%OFFで、最長12時間ご利用いただけるお得なプランです。短時間だけ機材を使いたい場合や、急ぎで機材を手配したい場合にぴったりのサービスとなっています。