Blackmagic Design DeckLink Quad 2とは
Blackmagic Design DeckLink Quad 2は、1枚のPCIeカードに独立した8系統の3G-SDI端子を搭載したビデオキャプチャー・再生カードです。1080p60までのSD/HD映像に対応し、各端子をキャプチャーまたは再生としてソフトウェア上で自由に設定できます。複数台のカメラ映像を同時に取り込むライブ配信やマルチチャンネル収録、複数ディスプレイへの独立した映像送出など、多くのSDI系統を同時に扱うプロフェッショナルの現場に最適です。
この商品がおすすめの人
- マルチカメラ配信や収録を行うオペレーター:最大8系統のカメラ映像をPC1台に集約して同時にキャプチャーしたい方に適しています。
- マルチスクリーン送出やサイネージを担当する映像技術者:最大8系統の独立した映像出力を1枚のカードから同時に送出したい現場に最適です。
- PC内の拡張スロットを有効活用したい方:PCIeスロット1基分の省スペースで8チャンネル分の柔軟な入出力を構築できます。
おすすめの用途
- 映像キャプチャー:最大8系統の3G-SDI入力を個別に取り込み、OBS StudioやvMixなどの対応ソフトウェアを用いた大規模なマルチカメラライブ配信やイベント収録に最適です。
- 映像出力:8系統の独立したSDI出力ポートとして割り当て、イベント会場での複数モニター送出、プロジェクション、デジタルサイネージのマルチ画面同期送出に役立ちます。
Blackmagic Design DeckLink Quad 2をレンタルする際の注意点
レンタル前に確認したいこと
- SDI端子の形状:本機のSDI入出力コネクタはDIN 1.0/2.3コネクタを採用しています。一般的なBNC端子のSDIケーブルを直接接続することはできません。
- パソコン側のスロット要件:動作にはPCI Express x8(Gen2以上)のスロットが空いているデスクトップPCまたは外付けPCIe拡張ボックスが必要です。
- 対応OSの確認:Windows(64bit)、macOS、Linuxに対応していますが、事前に使用するホストPCのOSバージョンや対応ドライバ(Desktop Video)の互換性をご確認ください。
スペック・機能上の注意点
- 対応解像度とフレームレート:対応する解像度は最大1080p60まで(SD/HD対応)です。4K(Ultra HD)信号の入出力には対応していません。
- チャンネル構成の柔軟性:8系統の端子はすべて独立しており、全系統キャプチャー、全系統出力、4系統キャプチャー+4系統出力など、用途に合わせて自由に構成を切り替えられます。
- PCの処理負荷:8系統すべての映像を同時にキャプチャーまたは再生する場合、PCのCPU、GPU、ストレージ転送速度に非常に高い負荷がかかります。十分な処理性能を持つワークステーションをご用意ください。
使用前に準備・確認したいこと
- 専用ドライバのインストール:使用前にBlackmagic Designの公式サポートページから「Desktop Video」ソフトウェアをダウンロードし、ホストPCにインストールしてください。
- 入出力チャンネルの設定:Desktop Video Utilityソフトウェア上で、各ポートをキャプチャー(入力)として使うか再生(出力)として使うかを事前に割り当て設定してください。
- PC内部のスペースと電源の確認:PCケース内にフルハイトのPCIeカードを物理的に装着できるスペースと、十分なエアフロー・冷却環境が確保されているか確認してください。
レンタル商品に含まれていないもの
おすすめオプション
Q: 接続端子が通常のBNCより小さいようですが、一般的なSDIケーブルはそのまま挿せますか?
A: いいえ、本製品の基盤側端子は高密度な「DIN 1.0/2.3」規格を採用しています。通常のBNCケーブルを接続するには変換ケーブルが必要です。レンタル品にはこの変換ケーブルが同梱されているか、オプションで選択可能か必ずご確認ください。
Q: 8つの端子はどのように入力・出力を切り替えるのですか?
A: 無償の専用ソフトウェア(Desktop Video Setup)を使用し、PC上から各ポートの動作モードを入力または出力に個別に設定します。ハードウェアのディップスイッチ等の物理的な操作は不要です。
Q: vMixやOBSなどの配信ソフトで8カメ同時に取り込むことは可能ですか?
A: はい、可能です。PCのスペック(CPU処理能力やPCIeの帯域幅)が十分に満たされていれば、独立した8つのキャプチャーデバイスとして認識され、最大1080p60の映像を8系統同時に取り込んでスイッチングできます。
Q: 4K(Ultra HD)のキャプチャーや再生には対応していますか?
A: いいえ、本製品はSD、HD、および3G-SDI(最大1080p60)までの対応となります。4K(12G-SDI)のマルチチャンネル入出力が必要な場合は、上位モデルのDeckLink 8K Proなどをレンタルでご検討ください。
Q: レンタルセットには何が含まれますか?
A: 基本的にカード本体が提供されますが、前述のDIN-BNC変換ケーブル(8本)がセットになっている場合がほとんどです。PCへの組み込みに必要なプラスドライバーや、外部機器と繋ぐ長いSDIケーブルは別途ご用意いただく必要があります。
Q: DeckLink Duo 2と比較してどう違いますか?
A: DeckLink Duo 2は最大4チャンネルの独立した入出力に対応していますが、Quad 2はその倍の8チャンネルに対応しています。入力ソースが5つ以上ある場合や、将来的にカメラが増える見込みのイベントではQuad 2を選ぶのが安全です。
Q: 取付先のPCに必要なPCIeスロットの仕様を教えてください。
A: PCI Expressの「8レーン(x8)」以上の空きスロットが必要です。Gen2(第2世代)以上に対応したx8またはx16スロットを備えたマザーボードをご用意ください。x4以下のスロットでは物理的に挿さらないか正常動作しません。
Q: 利用途中でレンタル期間を延長できますか?
A: はい、機材のその後の予約状況に空きがあれば、Webサイトのマイページやカスタマーサポートへの連絡を通じてレンタル期間の延長手続きが可能です。長期間の検証やイベント会期の延長にも柔軟に対応いたします。
【8入力対応】DeckLink Quad 2 ライブ配信・スタジオ制作の定番キャプチャカード