放送局や大型スタジオの要求に応える国産最高峰のペデスタルシステム
「Libec リーベック QD-10PD Pedestal Systems」は、平和精機工業が長年の技術を結集して開発した、放送局や大型スタジオでの運用を前提とするプロフェッショナル向けの高性能ペデスタルシステムです。中継現場やスタジオ収録において、大型のスタジオカメラやテレプロンプターを搭載した状態でも、極めて滑らかなカメラワークを実現するために設計されています。従来の三脚システムでは対応しきれなかった重量級の機材構成においても、撮影者の意図をダイレクトに反映できる操作性が特徴であり、国産ブランドならではの精密な加工技術と信頼性が随所に生かされています。
撮影者の疲労を軽減し、直感的な操作を可能にする無段階完全バランス機構
本製品の設計思想の中心にあるのは、いかなるティルト角度においてもカメラの重量を完全に相殺する「無段階完全バランス」の実現です。内部の特殊なスプリング機構と精密な重心調整機能により、重いカメラシステムを搭載しても、手を離した位置でカメラがピタリと静止します。これにより、オペレーターはカメラの重さを感じることなく、指先だけのわずかな力で滑らかなパン・ティルト操作が可能となります。長時間の生放送や収録において、撮影者の肉体的な疲労を大幅に軽減し、常に安定したフレーミングを維持できる環境を提供します。
空気圧を利用したスムーズな昇降がもたらすダイナミックなカメラワーク
三脚にはないペデスタルシステム最大の利点は、オンエア中(収録中)であってもカメラの高さを滑らかに変更できる点にあります。QD-10PDに採用されているペデスタル機構は、空気圧を利用した精巧なコラム昇降システムを備えており、ガタつきや引っ掛かりのないシームレスな上下移動を実現します。これにより、被写体の動きに合わせた自然なアイレベルの調整や、ローアングルからハイアングルへ移行するダイナミックな演出が可能になります。空気圧の調整も現場で容易に行えるため、機材変更に伴う重量変化にも迅速に対応できます。
ヘビーデューティーな現場環境を耐え抜く堅牢設計とスムーズな移動性能
放送現場やスタジオでは、機材の耐久性と移動のしやすさが直結して業務効率に影響します。本システムは、最大40kgという高い耐荷重性能を誇りながらも、堅牢な金属パーツを多用することで、長期の過酷な使用に耐えうる剛性を確保しています。また、足元には大型の双輪キャスターを備えたドーリーが組み込まれており、スタジオ内の平滑な床面上を無音かつスムーズに移動させることができます。ケーブルガードも標準装備されているため、移動時にスタジオ内のケーブルを巻き込むリスクを低減し、安全かつ迅速なカメラポジションの変更をサポートします。
最新のスタジオシステムや中継車運用にシームレスに統合できる汎用性
現代の映像制作現場では、大型レンズ、ビューファインダー、プロンプター、リターンモニターなど、カメラ周辺のアクセサリーが複雑化・重量化しています。QD-10PDは、フラットベースと150mmボールの両方に対応できる設計となっており、多種多様なカメラシステムを強固に固定できます。また、パン・ティルトのドラグ(粘り)調整も多段階で細かく設定できるため、スポーツ中継のような素早い動きから、音楽番組でのゆっくりとした情緒的なパンニングまで、番組の性質に合わせた最適な操作感にカスタマイズ可能です。既存の放送インフラや中継車への導入もスムーズに行える、極めて実践的なシステムです。
Q: ペデスタルの空気圧調整には特別な工具やコンプレッサーが必要ですか?
A: いいえ、専用の手動エアポンプがレンタルセットに付属しています。現場のカメラ重量に合わせて、付属のポンプで空気を注入するか、バルブから空気を抜くことで、簡単に昇降のテンションを調整できます。
Q: レンタルセットには何が含まれますか?
A: QD-10雲台、ペデスタル本体(ドーリー一体型)、ステアリングリング、パン棒2本、カメラプレート、手動エアポンプが専用の大型輸送用ハードケースに収納された状態で提供されます。
Q: VintenのOsprey Eliteと比較してどのような違いがありますか?
A: 両者とも放送局品質のペデスタルですが、Libec QD-10PDはカウンターバランスが無段階調整である点が特徴です。また、Vintenの同等機に比べてシステム全体の重量がやや軽く設計されており、中規模スタジオへの搬入や取り回しがしやすい利点があります。
Q: 三脚を持っていますが、このペデスタルシステムをレンタルするメリットは何ですか?
A: 最大のメリットは「収録中の滑らかな高さ変更(昇降)」と「ドーリーによるスタジオ内の水平移動」が可能な点です。三脚では固定されてしまうアイレベルを、被写体に合わせてオンエア中に無音で変更できるため、映像表現の幅が格段に広がります。
Q: 搭載できるカメラの最小重量と最大重量を教えてください。
A: 雲台のカウンターバランスが有効に機能する重量範囲は、重心高125mmの場合で約16kgから40kgです。小型のミラーレスカメラ単体など、軽すぎる機材ではバランスが取れないため、大型カメラやプロンプターを含めたシステムでの使用を推奨します。
Q: 利用途中でレンタル期間を延長できますか?
A: はい、次の予約が入っていない場合に限り、Webサイトのマイページから追加料金をお支払いいただくことでレンタル期間の延長が可能です。大型機材のため、延長をご希望の際はお早めに空き状況をご確認ください。
Q: 搬入時にエレベーターに乗せることは可能ですか?サイズはどのくらいですか?
A: ペデスタル本体はドーリーの幅が約85cm、最低高が約80cm(雲台含まず)です。一般的な業務用エレベーターや、間口が90cm以上ある広めの乗用エレベーターであれば搬入可能ですが、事前に搬入経路の寸法確認を強くおすすめします。
Q: 屋外の舗装されていない地面や、スポーツグラウンドで使用できますか?
A: 本製品はスタジオやアリーナなど、平滑な屋内床面での使用を前提として設計されています。屋外の土や芝生、凹凸の激しいアスファルト上ではキャスターが正常に機能せず、機材転倒や破損の原因となるためご使用いただけません。
放送局カメラマン (50代 男性) / 圧倒的な滑らかさと国産の安心感 : 評価 ★★★★★ 5.0
長年海外メーカーのペデスタルを使用してきましたが、QD-10PDの無段階バランス機構は非常に優秀です。プロンプターを載せた30kg超のセットでも、指一本でパン・ティルトができ、止めたい位置でピタリと止まります。ただ、専用ケースを含めるとかなりの重量になるため、ロケ現場への搬入にはパワーゲート付きのトラックと複数人のスタッフが必須です。
ライブ配信技術者 (40代 男性) / スムーズな昇降が演出の幅を広げる : 評価 ★★★★☆ 4.0
音楽ライブの配信現場でレンタルしました。演者の立ち座りに合わせて、オンエア中にノイズを出さずにカメラの高さを変えられるのはペデスタルならではの強みです。キャスターの転がりも良く、ケーブルガードのおかげで移動も安心でした。一方で、最初の空気圧調整の感覚を掴むまでに少し時間がかかったので、本番前のリハーサル時間は多めに取ることをおすすめします。
企業スタジオ運用担当 (30代 女性) / 堅牢で安定感抜群だが設置場所を選ぶ : 評価 ★★★★☆ 4.0
社長講話の収録のため、大型プロンプターとセットで導入しました。お辞儀をする際など、カメラが全くブレない圧倒的な安定感に感動しました。映像のクオリティは間違いなく上がります。ただし、ドーリーの幅が広く、スタジオの扉ギリギリのサイズだったため、事前に搬入経路の幅や段差の有無をしっかり計測しておくことが重要だと痛感しました。
システム構成: QD-10(雲台) + P110系(ペデスタル)等(セット内容要確認)
最大搭載重量(耐荷重): 40kg
カウンターバランス範囲: 16kg〜40kg(重心高125mm時)
カウンターバランス方式: 無段階完全バランス
ドラグ機構: パン・ティルト共に7段階切替+フリー
ティルト角度: +90° / -70°
カメラ取付方式: フラットベース
ペデスタル昇降段数: 2段(上段:空気圧コラム、下段:手動調整コラム)
最大高さ: 約1700mm(要確認)
最低高さ: 約800mm(要確認)
ドーリー幅: 約850mm(要確認)
キャスター径: 125mm(双輪・ケーブルガード付き)
システム総重量: 約45kg(雲台・ペデスタル合計、要確認)
動作温度範囲: -20℃ ~ +60℃
当日レンタルは、通常の1日レンタル価格より約30%OFFで、最長12時間ご利用いただけるお得なプランです。短時間だけ機材を使いたい場合や、急ぎで機材を手配したい場合にぴったりのサービスとなっています。