映像制作の限界を突破するラージフォーマットの到達点
Blackmagic URSA Cine 17K 65 Bodyは、映像制作の最前線で求められる圧倒的な解像度とラージフォーマットの表現力を両立させたハイエンドシネマカメラです。これまで一部の超大作映画でしか扱うことのできなかった65mmセンサーの領域を、より多くのプロフェッショナルへ解放するために設計されました。被写体の微細なディテールから広大な風景の奥行きまで、従来のフォーマットでは捉えきれなかった視覚情報を余すことなく記録し、クリエイターの想像力を具現化するための極めて強力な基盤を提供します。
従来のワークフローを覆す設計思想と市場での立ち位置
本機は、単に解像度を追求しただけの機材ではなく、ポストプロダクションの自由度を最大化するという明確な設計思想を持っています。市場における立ち位置としては、既存のフルサイズシネマカメラの上位に君臨し、ハリウッドスタジオレベルの超高精細なマスター素材を必要とするプロジェクトに向けて開発されました。高価なフォーマットでありながらも、自社開発のソフトウェアエコシステムと統合することで、インディペンデントなスタジオでも運用可能な合理性を持ち合わせています。
圧倒的な情報量をシームレスに扱うアーキテクチャ
このカメラの最大の特徴は、膨大なピクセルデータを効率的に処理する内部アーキテクチャにあります。超高解像度センサーが捉えた光の情報を、品質を損なうことなく記録・転送するために、専用の高速メディアモジュールと独自のRAWフォーマットが深く統合されています。これにより、撮影現場でのデータ渋滞を防ぎ、編集室へ素材を渡すまでのプロセスを劇的に最適化します。データ量の多さがボトルネックとなる高解像度撮影の常識を覆し、現実的なスケジュールでの制作を可能にします。
プロフェッショナルの現場が求める堅牢性と運用性
過酷なロケ現場や複雑なスタジオセットでの使用を前提とし、ボディは高い堅牢性を誇る合金で構築されています。また、業界標準の各種マウントやインターフェースを網羅しており、既存のシネマレンズ資産や特機、モニタリングシステムとシームレスに連携します。大規模なクルーによる分業体制でも、各部門が求める入出力要件を十分に満たす設計となっており、妥協のないリギングと安定したシステム構築をサポートします。
妥協なき映像美を追求するクリエイターのための新たな基準
最終的なアウトプットの質を決定づけるのは、光を捉えるセンサーの物理的な大きさと、それを処理するカラーサイエンスの成熟度です。本機は、広大なイメージサークルがもたらす自然で滑らかなボケ味と、豊かな階調表現によって、デジタル臭さを感じさせない有機的なシネマティックルックを生み出します。大型スクリーンでの上映から、次世代の超高精細ディスプレイでの視聴体験まで、あらゆるプラットフォームにおいて観客を魅了する映像を創り出すための、新たな業界基準となる一台です。
ARRI ALEXA 65に肉薄する65mmセンサーの表現力
本機は55.9 x 23.32 mmのラージフォーマットセンサーを搭載し、RED V-RAPTOR XL 8K VV(40.96 x 21.60 mm)などのフルサイズシネマカメラを凌駕する広大な画角と浅い被写界深度を実現します。被写体の立体感と背景の滑らかなボケ味は、他のフォーマットでは到達できないシネマティックルックを提供します。
17K解像度がもたらす究極のクロップ・リフレーミング耐性
17520 x 8040という驚異的な解像度は、Sony VENICE 2 8Kの約4倍のピクセル数を誇ります。これにより、1つのマスターショットから4Kや8Kの映像を複数切り出すような大胆な処理が可能です。VFX用のトラッキングマーカーも極めて高精度に認識でき、合成作業のクオリティを劇的に向上させます。
Blackmagic RAWによる大容量データの現実的なハンドリング
超高解像度でありながら、独自のRAWフォーマットにより、非圧縮に近い画質を維持したままファイルサイズを抑えます。競合ハイエンド機の独自RAWと比較しても、DaVinci Resolveとのネイティブな連携により、プロキシ生成なしでスムーズなカラーグレーディングが可能となり、作業時間を大幅に短縮します。
専用メディアモジュール付属で大容量ストレージの追加購入が不要
レンタル特有のメリットとして、本機には8TBの専用Media Moduleが標準で組み込まれて提供されます。超高解像度収録には極めて高速で大容量のメディアが必須ですが、数十万円規模の高価な専用メディアを別途購入する必要がなく、到着後すぐに長時間の撮影プロジェクトを開始できるのが強みです。
Q: 65mmセンサー用のレンズ(LPLマウント等)も一緒にレンタルできますか?
A: はい、LPLマウントやPLマウント対応のシネマプライムレンズ等も取り扱っております。本機のセンサーサイズ(55.9 x 23.32 mm)をカバーするイメージサークルを持つレンズを別途お選びください。
Q: 17K解像度での撮影データの保存にはどのようなメディアが必要ですか?
A: 本機専用のBlackmagic Media Module(8TB)を使用します。レンタルセットには通常メディアが含まれますが、長期間の撮影やバックアップ用にモジュールの追加レンタルもご検討ください。
Q: ARRI ALEXA Mini LFと比較してどのような撮影に向いていますか?
A: センサーサイズがさらに大きく解像度も高いため、より浅い被写界深度を求めるシーンや、ポスプロでの大胆なクロップ、高度なVFX合成を前提としたグリーンバック撮影において本機が圧倒的に有利です。
Q: 撮影データの編集にはハイスペックなPCが必要ですか?
A: 17Kデータのネイティブ編集には高性能なワークステーションが推奨されます。ただし、Blackmagic RAWは非常に効率的なフォーマットであり、プロキシワークフローを活用すれば標準的なPCでも編集可能です。
Q: レンタル期間中に撮影日数が延びた場合、期間の延長は可能ですか?
A: 次の予約が入っていない場合に限り、マイページから延長手続きが可能です。ハイエンド機材はスケジュールが埋まりやすいため、余裕を持った期間でのレンタルをおすすめいたします。
Q: 実撮影条件でのバッテリー持続時間はどのくらいですか?
A: 消費電力が大きいため、標準的な150WhのVマウントバッテリーで約45分〜1時間程度の駆動となります。ロケ撮影の場合は、大容量バッテリーを複数個ご用意いただくことを強く推奨します。
Q: 使用に資格や専門知識は必要ですか?
A: 免許等の資格は不要ですが、シネマカメラ特有のリギングやフォーカスプラーを含めた運用体制の知識が必要です。OSに慣れている方であれば、ソフトウェアの操作自体は直感的です。
Q: 本体重量はどのくらいですか?手持ち撮影は可能ですか?
A: ボディ単体でも重量があり、レンズやバッテリー等のリグを組むと10kgを超える場合があります。手持ち撮影は物理的に可能ですが、基本的にはシネマ用三脚や大型の特機での運用を前提としています。
VFXスーパーバイザー (40代 男性) 驚異的なトラッキング精度 : 評価★★★★★ 5.0
海外の映像フォーラムでの検証レビューより。17K解像度で撮影したRAW素材は、グリーンバック合成時のエッジの抜けが桁違いに美しく、トラッキングマーカーの認識エラーが皆無だったと高く評価されています。一方で、1日回しただけで数十TBに達するデータ容量の管理には、DITと専用の高速ストレージ環境が必須となる点が課題として挙げられていました。
シネマトグラファー (30代 男性) 65mmの圧倒的な立体感 : 評価★★★★☆ 4.5
YouTubeのプロ向け機材レビュー動画より。LPLマウントの単焦点レンズと組み合わせた際の、被写体が浮き上がるようなラージフォーマット特有のルックが絶賛されています。肌のトーンも自然でグレーディング耐性も非常に高いとのことです。ただし、カメラ本体とレンズ、リグを含めるとかなりの重量になり、少人数でのラン&ガン撮影には不向きだと指摘されています。
インディーズ映画監督 (30代 女性) ハリウッドの画質を身近に : 評価★★★★☆ 4.0
映像制作ブログのテスト撮影記事より。これまで予算的に手が届かなかった65mmフォーマットの映像を、直感的なUIで扱える点が革命的だと評されています。DaVinci Resolveとの連携もシームレスで、プロキシを使えば編集もスムーズです。しかし、本体の排熱ファンの音が静かな室内収録ではマイクに乗りやすいため、音声収録には気を使う必要があるとの言及がありました。
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