RODE Wireless PROとは
RODE Wireless PROは、Series IV 2.4GHzデジタル伝送を採用したデュアルチャンネル対応の超小型ワイヤレスマイクシステムです。最大の特徴は、各送信機の32GB内蔵メモリによる32bit floatオンボード録音に対応している点で、突発的な大音量による音割れや音量不足のトラブルを防ぎ、確実に音声を記録できます。さらに高度なタイムコード機能による映像と音声の同期、ゲイン調整を自動化するGainAssist機能などプロ仕様の機能を凝縮。カメラ、スマートフォン、PCなど幅広い機器に接続でき、失敗の許されないインタビューやワンオペ撮影に最適です。
この商品がおすすめの人
- 音割れや録音失敗を絶対に防ぎたいクリエイター:32bit float録音により、後からのゲイン調整でクリップした音声や小さな音声を復元できます。
- インタビューや対談収録を行う映像制作者:2系統のマイク音声を2台の送信機で同時に受信・記録でき、2人同時の収録をスムーズに行えます。
- マルチカメラや外部レコーダーと同期させたい方:内蔵タイムコードジェネレーターにより、ポストプロダクションでの映像・音声の頭出し同期が容易になります。
おすすめの用途
- 動画音声収録:高音質なラベリアマイク付属かつ32bit floatバックアップ録音ができるため、YouTube動画や企業VP、ロケ撮影などの本格的な動画収録に適しています。
- 音声モニタリング:受信機にレベル調整付きのヘッドホン出力を備えており、カメラ側にイヤホン端子がない場合でも現場でリアルタイムに音声を確認できます。
RODE Wireless PROをレンタルする際の注意点
レンタル前に確認したいこと
- 電波伝送距離はメーカー公称で最大260m(見通し環境)ですが、障害物や混雑したWi-Fi電波環境では伝送距離が短くなる場合があります。重要な場面ではオンボード録音機能の併用を推奨します。
- バッテリー駆動時間は最大約7時間です。長時間の収録を行う場合は、付属の充電ケースを活用したこまめな充電や、給電しながらの運用計画を立ててください。
スペック・機能上の注意点
- 32bit float録音データの取り出しや詳細設定(タイムコード設定、ゲイン調整など)には、専用ソフトウェア「RØDE Central」(PCまたはスマートフォン対応)が必要です。
- 受信機からのアナログ出力(3.5mm)をカメラに接続する際は、過大入力による歪みを防ぐため、カメラ側の録音レベルを適切に下げてGainAssistや出力ゲインを調整してください。
使用前に準備・確認したいこと
- 使用するPCやスマートフォンに、あらかじめ「RØDE Central」アプリをインストールし、設定や録音モードの確認を行ってください。
- 32bit floatオンボード録音を使用する場合、送信機の内蔵メモリ残量や、録音開始・停止のトリガー設定(受信機と連動か常時録音か)を事前に確認してください。
- 付属のLavalier IIマイクを使用する際は、ロック式3.5mmコネクターをしっかりと回して固定されているか確認してください。
レンタル商品に含まれていないもの
- 別途必要:USB充電器(ACアダプター) — 充電ケースや本体をコンセントから充電するためのUSB充電器(5V/3A推奨)は付属していません。
- 利用条件によって必要:ヘッドフォン — 受信機の3.5mm端子から音声をリアルタイムでモニタリングして確認したい場合に別途必要です。
おすすめオプション
- あると便利:RODE Interview GO — 送信機を装着することで、街頭インタビューやイベントレポートに適したハンドマイクスタイルで運用できます。
- あると便利:モバイルバッテリー — 屋外や電源のないロケ現場で、充電ケースや送受信機を充電しながら長時間の運用を行いたい場合に便利です。
Q: レンタルセットには何が含まれますか?
A: 送信機2台、受信機1台、専用充電ケースに加え、Lavalier II(ピンマイク)2本、各種接続ケーブル(3.5mm TRS、USB-C、Lightning)、ウィンドシールド、マグネットクリップが含まれます。届いてすぐにカメラやスマホでの撮影を開始できるフルセットです。
Q: 別途用意すべきメモリカードや乾電池はありますか?
A: いいえ、必要ありません。送信機本体に32GBのメモリが内蔵されており、単体で約40時間の録音が可能です。また、電源は内蔵リチウムイオンバッテリー駆動のため、乾電池の購入も不要です。レンタル期間中の充電のみで運用できます。
Q: 32bit float録音データの編集には専用のソフトが必要ですか?
A: 専用ソフトは不要ですが、32bit float形式のオーディオファイル(WAV)に対応した動画編集ソフト(Premiere Pro、DaVinci Resolve、Final Cut Proなど)が必要です。対応ソフトを使用すれば、音割れしたように聞こえる音声も後からゲインを下げるだけで綺麗に復元できます。
Q: DJI Mic 2と比較して、どのような撮影現場に適していますか?
A: タイムコード出力機能を搭載している点と、32GBの大容量内蔵メモリ(DJI Mic 2は8GB)を持つ点から、複数台のカメラを使用するマルチカム撮影や、長時間のインタビュー、データバックアップが頻繁に行えない過酷なドキュメンタリーロケに最適です。
Q: バッテリーはフル充電で何時間持続しますか?
A: 送信機・受信機ともに最大約7時間の連続駆動が可能です。付属のスマート充電ケースを使用すれば、システム全体をさらに2回フル充電できるため、電源のない屋外の現場でも合計で約21時間分の撮影に対応できます。
Q: タイムコード機能は手持ちのミラーレスカメラでも使えますか?
A: はい、専用のタイムコード入力端子がないミラーレス一眼でも使用可能です。受信機から音声信号としてオーディオトラック(LまたはRチャンネル)にタイムコードを記録する方式を採用しているため、一般的な3.5mmマイク入力を持つカメラであれば機種を問わず同期編集が可能です。
Q: iPhoneやAndroidスマートフォンに直接接続して録音できますか?
A: はい、付属のUSB-C - LightningケーブルまたはUSB-C - USB-Cケーブルを使用することで、スマートフォンやタブレットにデジタル接続が可能です。変換アダプターを介さずに高品質な音声を直接アプリに録音でき、モバイルでのVlog撮影やライブ配信に便利です。
Q: 障害物の多い屋内のイベント会場でも音切れせずに使えますか?
A: 独自のシリーズIV 2.4GHzデジタル伝送により見通し最大260mの通信が可能ですが、2.4GHz帯はWi-Fi等と干渉しやすいため、電波が混み合う会場では距離が短くなる場合があります。その場合でも、送信機の内蔵録音を併用することで音声データの欠損を完全に防ぐことができます。
画像センサー / レンズ / ビデオ・写真解像度: オーディオ機器のため非搭載
送受信周波数帯: 2.4GHz(シリーズIV 128ビット暗号化)
最大伝送距離: 260m(見通し)
指向性(内蔵マイク): 無指向性(全指向性)
周波数特性: 20Hz - 20kHz
最大音圧レベル (SPL): 123.5 dB SPL
内蔵録音フォーマット: 32bit float(WAV形式)
ストレージ: 32GB内蔵メモリ(送信機1台あたり、約40時間録音可能)
タイムコード機能: SMPTE準拠(LTC、オーディオトラックへの記録対応)
バッテリー駆動時間: 最大約7時間(送受信機ともに)
バッテリー充電時間: 約2.5時間
接続性(アナログ/デジタル): 3.5mm TRS出力、USB-C出力(iOS/Android/Mac/Windows対応)
防水性能: 非防水(要確認)
寸法 (幅 x 高さ x 奥行き): 送信機: 46.5 x 44 x 20 mm / 受信機: 46.5 x 44 x 20 mm / 充電ケース: 101 x 82 x 70 mm
重量: 送信機: 35g / 受信機: 36g / 充電ケース: 177g
動作温度範囲: 要確認
同時利用数・通信距離(メーカー公式情報)
- 同時利用数:受信機1台で送信機2台(2チャンネル)を同時に受信できます。この数値は受信機1台あたりの上限であり、同じ場所で複数セットを使用する際の最大同時システム数を示すものではありません。
- 通信距離:最大260m(メーカー公表値)。実際の距離は障害物や電波環境によって変動します。
出典:RØDE公式 Wireless PRO(確認日:2026年9月26日)
キャパ100人程度の、トークショーの記録撮影で使用しました。PAからのライン出力などはなく、自力で音声をクリアに収録する必要がありました。登壇者が使う58マイクとは別に、レンタルしたワイヤレスのラベリアマイクを装着してもらい音声を収録。環境のリバーブも収録されてしまう懸念がありましたが、残響は少なくクリアに収録ができました。32bit収録というところで音割れの心配もなく、後調整もバッチリできるデータだったので安心して使用できました。また利用したいと思います。