シンプルさを重視してデザインされた8010Aは、ホテルの客室、中継車、小規模スタジオなどでも快適に使用でき、それぞれの用途に専用のマウント・アクセサリが用意されています。アクティブ・モニターは、バランスXLR入力、3インチ・ウーファー、3/4インチ・ツイーター、クラスDパワーアンプ2基を搭載しています。Genelec ISS(Intelligent Signal Sensing)回路も内蔵されており、システムの停止を自動検出し、環境に優しい省電力スタンバイ・モードに切り替えます。そのロケーションに関係なく、8010Aは最適な旅の伴侶となるでしょう。
フロアが特殊な形状の防音されてない小規模レストランでのPA業務にて、少しでもお客さんを入れたかったため別空間でMixing出来ないかと実験的に借りてみました。
結果、非常に健闘してくれて適当なパワードの転がし等にしなくて良かったと思えるほど良い環境で作業できました。
7.6cmウーファーをDSPでトリートメントしてると思うので、低域が歪み始める音量(限界音量)が思ったより早く来る代わりに(連続使用は絶対に歪まない範囲内ですること)、主流になりつつある低価格帯の5inchモニターなんかよりずっと高品質で使いやすいと思います。
低価格帯のものは6.5inch前後の物が1番お勧めで、自分は8inchや3wayモニターも好きですし、5inchでもモニター用サブウーファー追加したり工夫の余地はありますが、一般的な日本の室内環境ではセッティングは難しいと思います。
このモデルは、あまり音量が出せない、部屋が狭い、防音吸音調音に何かしら限界や制限がある等、ある程度のフレキシブルさが求められる環境が必要になった方には最強なのではないでしょうか。
レンタルならこの価格なので、気になっている方は一度試してみることをお勧めします。
※接続をノイトリックのXLRコネクターですると、ケーブルが逃げるクリアランスがシビアで後ろが若干浮いたような感じになりやすいです。
付属のインシュレーターの下にさらにインシュレーター等入れて高さを出す必要がある場合があります。
※専用卓上スタンドが発売されているので、そちらもレンタル出来るようになったら助かる方も多いと思います。