SONY URX-P03とは
SONY URX-P03は、安定したワイヤレス伝送と高音質を実現するポータブルダイバーシティーチューナー(ポータブル受信機)です。受信状況を安定させるトゥルーダイバーシティー方式や角度可変型アンテナを採用し、ドロップアウトを大幅に低減します。空きチャンネルを自動検索するクリアチャンネルスキャン機能も備え、混線しやすい現場でもスムーズなセットアップが可能です。本商品は受信機単体でのレンタルのため、既存システムの増設や予備機の確保、別の収録機器への音声分配など柔軟に活用できます。
この商品がおすすめの人
- 既存のUWP-Dシリーズ送信機をお持ちの方:受信機のみを追加・増設して複数台のカメラで同時受信したい方におすすめです。
- 予備の受信機を手配したい現場担当者:トラブル対策として同型のバックアップ機を確保しておきたい方に最適です。
- カメラやミキサーへ手軽にワイヤレス音声を送りたい方:小型軽量でシューマウント装着が可能なため、機動力を重視する収録に適しています。
おすすめの用途
- 動画音声収録:シューマウントアダプターでカメラに直結し、クリアな音声をカメラ側へ直接ワイヤレス伝送できます。
- 音声収録:安定したB帯ワイヤレス受信と出力レベル調整機能により、インタビューやロケ収録で正確な音声モニタリング・録音が可能です。
- イベント音響:PAミキサーに受信機を接続することで、ステージ上のワイヤレスマイク音声を安定して会場音響へ送り出せます。
SONY URX-P03をレンタルする際の注意点
レンタル前に確認したいこと
- 本商品は「受信機(レシーバー)のみ」のレンタルです。マイクや送信機(トランスミッター)は付属していませんので、対応する送信機をお持ちでない場合は別途手配が必要です。
- 対応周波数はB帯(800MHz帯)です。組み合わせる送信機の周波数帯やグループ・チャンネル設定が一致しているか事前にご確認ください。
スペック・機能上の注意点
- 音声出力端子はφ3.5mmミニジャック(BMPタイプ)です。接続先機器の入力端子(XLRまたは3.5mmステレオミニ)に合わせた付属変換ケーブルをご使用ください。
- 現場の電波状況に応じて、必ずクリアチャンネルスキャンを実施し、空いているチャンネルに送信機と受信機の双方を設定して運用してください。
使用前に準備・確認したいこと
- 電源には単3形乾電池2本を使用します。付属の乾電池は動作確認用ですので、本番運用時間に応じた新品のアルカリ乾電池または充電池をあらかじめご用意ください。
- カメラシューへの取り付け時は、付属のシューマウントアダプターがしっかりと固定されているか確認してから運用してください。
レンタル商品に含まれていないもの
- 別途必要:ワイヤレス送信機・マイク — 本商品は受信機単体のため、音声を送信するための対応トランスミッター(ボディパック型送信機やハンドマイク型送信機など)が別途必要です。
- 別途必要:本番用 単3形乾電池(2本) — 付属の電池は動作確認用のため、本番収録・イベントでの長時間の安定稼働には新品の乾電池が別途必要です。
- 利用条件によって必要:単3形充電池・充電器 — 乾電池の消費を抑え、複数日の運用や長時間の収録を経済的に行いたい場合に必要となります。
おすすめオプション
- あると便利:ハンディレコーダー/フィールドレコーダ — 受信機からの音声を直接カメラだけでなく外部レコーダーにも高音質でバックアップ収録したい場合に役立ちます。
- あると便利:ヘッドフォン — 受信機本体の音声出力や接続先機器での音声レベル・ノイズチェックを正確に行うために重宝します。
Q: 送信機(マイク側)はセットに含まれますか?
A: いいえ、本製品は「URX-P03(受信機)」のみのレンタルです。ご使用には別途、UTX-B03などの互換性のあるソニー製B帯送信機が必要となります。お手持ちの送信機の予備や増設用としてご利用ください。
Q: 使用に資格や専門知識は必要ですか?
A: B帯(806.125~809.750MHz)を使用する特定小電力無線局のため、無線の免許や資格は不要でどなたでもご使用いただけます。ただし、混信を防ぐためのチャンネル設定など、基本的なワイヤレスマイクの運用知識があることが望ましいです。
Q: ソニー以外のカメラや録音機材にも接続できますか?
A: はい、可能です。付属のXLR変換ケーブルや3.5mmステレオミニケーブルを使用することで、他メーカーのビデオカメラ、一眼レフカメラ、外部レコーダー、ミキサーの音声入力端子に接続して音声を記録できます。
Q: 実際の撮影条件でのバッテリー持続時間はどのくらいですか?
A: 単3形アルカリ乾電池2本を使用した場合、常温(25℃)環境下で約6時間の連続動作が可能です。長時間のロケやイベント収録の際は、予備の乾電池を複数セットご用意いただくことをお勧めします。
Q: Sennheiser EW 100 G4と比較してどう違いますか?
A: 最大の違いは音声処理とカメラとの連携機能です。本機はDSPによる高音質化を図っており、さらにソニー製カメラであればMIシュー経由でケーブルレス接続(別売アダプタ使用)ができる点で優位性があります。
Q: レンタルセットには何が含まれますか?
A: URX-P03本体のほか、シューマウントアダプター、XLR-BMP変換出力ケーブル、ステレオミニ-BMP変換ケーブルが基本セットに含まれます。乾電池やMIシューアダプター(SMAD-P3)は別途ご用意ください。
Q: 利用途中でレンタル期間を延長できますか?
A: はい、次の予約が入っていない場合に限り、マイページからレンタル期間の延長手続きが可能です。長引くロケや、急遽別の現場でも使用することになった際にも柔軟に対応できます。
Q: 既存の旧型UWPシリーズの送信機と通信できますか?
A: はい、本機にはコンパンダーモードの設定機能があり、「UWP」または「WL800」モードに切り替えることで、旧型のUWP-V1シリーズやWL800シリーズの送信機とも互換性を保ち、通信することが可能です。
発振方式: 水晶制御PLLシンセサイザー
受信方式: トゥルーダイバーシティ方式
アンテナ: 1/4波長ワイヤーアンテナ(角度調節可)
受信周波数: 806.125 - 809.750MHz(B帯)
S/N比: 60dB(Aウェイト)
音声遅延: 約0.35ミリ秒(アナログ出力時)
音声出力端子: 3.5mmステレオミニジャック
モニター出力端子: 3.5mmステレオミニジャック(ヘッドホン用)
電源: 単3形アルカリ乾電池2本、またはUSB給電(DC 5.0V)
電池寿命: 約6時間(ソニー製アルカリ乾電池、25℃環境下)
動作温度: 0℃ - 50℃
外形寸法: 約63 × 82 × 23.8 mm(アンテナ含まず)
質量: 約176g(乾電池含む)
同時利用数・通信距離(メーカー公式資料の確認結果)
- 最大同時利用数:日本向けB帯の公式周波数リストでは、B-1〜B-4のいずれか1グループで最大6波、B-7またはB-8のいずれか1グループで最大7波の同時運用に対応します。同一グループ内の異なるチャンネルを設定し、必要数の送受信機を揃えてください。実際の運用数は電波環境に左右されます。
- このレンタル商品:受信機単品です。受信機1台で受信できるのは1波です。使用には対応する送信機が別途必要です。複数波の運用には必要数の受信機も揃えてください。
- チャンネル数の注意:ALLグループの選択肢30チャンネルは、30波の同時利用を意味しません。
- 通信距離:確認したメーカー公式カタログ・周波数リストでは、最大到達距離の数値を確認できませんでした。実際の使用距離は電波環境・障害物・送信出力等により変動します。
出典:ソニー公式 日本向け周波数リスト/UWP-D11/D12公式カタログ(確認日:2026年9月26日)
ワイヤレスピンマイクの使い方【チャンネル設定編】