JVC GY-HC550とは
JVC GY-HC550は、1型CMOSセンサーと光学20倍ズームレンズを搭載し、高品位な4K60p撮影に対応したプロフェッショナル向け業務用ビデオカメラです。本体に2.4GHz/5GHzデュアルアンテナ無線LANや有線LAN端子を備え、カメラ単体でのライブストリーミングや双方向IP通信を実現します。高画質なApple ProRes 422収録や4:2:2 10bit記録、HLG/J-Log1によるHDR制作に対応し、ニュース報道、イベント中継、本格的な番組制作まで現場の即応性とクオリティを高い次元で両立するハンドヘルドカメラです。
この商品がおすすめの人
- カメラ単体でライブ中継を行いたい配信技術者:有線LANや内蔵無線LANを使用し、外付けエンコーダーなしでストリーミング配信やリターン映像の受信が可能です。
- 高画質な編集用コーデックで収録したい映像クリエイター:階調豊かなApple ProRes 422(10bit)によるマスタークオリティの記録環境を求めている方に適しています。
- 報道やスポーツ中継など機動力が求められる撮影クルー:光学20倍(35mm換算28mm〜560mm)の幅広いズーム域により、ワンマンオペレーションでも多彩な画角をカバーできます。
おすすめの用途
- ライブ配信:RTMPやZixiプロトコルに対応し、内蔵LANや無線機能を通じてスタジオとの双方向通信を伴う現場中継が可能です。
- 動画撮影:大型1型センサーと光学20倍レンズにより、低ノイズで被写界深度を活かした高精細な4K映像を記録できます。
- 映像制作:4:2:2 10bit記録やJ-Log1、Apple ProResコーデックに対応し、ポスプロ段階でのカラーグレーディング耐性に優れた制作が行えます。
- スローモーション撮影:フルHD解像度(1920×1080)において最大120fpsのハイフレームレート撮影に対応し、滑らかなスローモーション映像を捉えられます。
JVC GY-HC550をレンタルする際の注意点
レンタル前に確認したいこと
- バッテリーの持続時間と予備の確認:付属のバッテリーは1個のみです。消費電力が約24Wと本格的な仕様のため、長時間のロケや中継では予備電源の確保を計画してください。
- ProRes記録を行う場合の構成:4K60pのApple ProRes記録を行うには、別売オプションのSSDアダプターと対応SSDメディアが必要となります。
スペック・機能上の注意点
- SDカード記録時のビットレート制限:SDカードへの記録では、フォーマットやフレームレートによってUHS-I U3やClass10などのスピードクラス指定があります。4K60pのProRes記録はSDカードでは行えません。
- 3G-SDI出力の解像度上限:装備されているSDI端子は3G-SDIのため、SDIからの4K映像出力には対応していません(4K出力時はHDMI端子を使用します)。
- 配信の安定性:無線LAN環境や公衆回線の電波状況によって、ストリーミング映像や音声の途切れが発生する場合があります。安定した中継には有線LANの利用が推奨されます。
使用前に準備・確認したいこと
- ネットワーク設定の事前登録:現場でのライブ配信を行う場合は、事前に接続先Wi-Fiアクセスポイントや配信プラットフォームのストリームキー、RTMP URLの設定を確認・入力してください。
- 外部マイクの接続確認:本体付属マイクは含まれていないため、現場での音声集音にはXLR接続の外部マイクの準備とファンタム電源(+48V)等の設定が必要です。
レンタル商品に含まれていないもの
- 別途必要:SDHC/SDXCメモリーカード — H.264やMOV記録などの通常収録を行う場合に別途記録メディアが必要です(UHS-I U3推奨)。
- 利用条件によって必要:JVC KA-MC100 + 1TB SSD — Apple ProRes 422による4K60p記録を行う場合にSSDアダプターとSSDが必要となります。
- 利用条件によって必要:SONY ECM-XM1 ガンマイク — 高品位な音声収録やインタビュー集音をXLR入力で行う場合に必要となります。
- 利用条件によって必要:ビデオ三脚 — 重量約3.3kg(フード・バッテリー含む)あるため、安定した望遠撮影や長時間の中継運用に必要となります。
- 利用条件によって必要:LANケーブル — 有線LANポートを使用して安定したライブストリーミング配信を行う場合に必要となります。
おすすめオプション
Q: 4K60pのProRes記録を行うには何が必要ですか?
A: 別売のSSDメディアアダプター「KA-MC100」および対応M.2 SSDが必要です。標準のSDカードスロットではProRes 4K60pの記録は行えませんのでご注意ください。
Q: カメラ単体でYouTubeなどのライブ配信は可能ですか?
A: 可能です。本体に有線LAN端子と無線LAN機能を内蔵しており、RTMPプロトコル等を設定することで、PCや外付けエンコーダーを使わずに直接中継配信を行えます。
Q: SDカードはどのようなスペックのものを用意すればよいですか?
A: 4K(150Mbps)やハイフレームレート撮影にはUHS-I U3以上のSDXCカードが必要です。HD撮影(50Mbps)等ではClass10以上のカードをご使用ください。
Q: 現場でのバッテリー駆動時間の目安と電源供給方法は?
A: 消費電力は約24W(出荷設定時)です。長時間の撮影や配信運用には、付属のACアダプターによるコンセント給電を併用するか、予備バッテリーの準備を推奨します。
Q: 撮影中にレンタル期間の延長手続きはできますか?
A: 次の予約が入っていない場合に限り、マイページまたはお問い合わせ窓口から延長が可能です。スケジュール変更が生じた際はできるだけお早めにご連絡ください。
夜間の音楽ライブの撮影にお借りしました。
説明書きに暗い環境でも大丈夫と書いてあったので、それを参考に機種選定をしましたが、実際の撮影でも十分な明るさが維持でき、電気的なゲインアップをすることなくクリアな映像を収めることができました。
難点は、見た目ハンディタイプなのですが、手持ちでの撮影には少し重い部分です。短時間ならOKですが、1時間以上の手持ちは厳しいかもしれません。(当方が年配のためかもしれませんが)
また、電源のあるところで使うなら、ACを差したまま運用できるので、予備のバッテリーを用意することなく、非常にリーズナブルに利用できます。