Blackmagic Video Assist 5 12G HDRとは
Blackmagic Video Assist 5 12G HDRは、最大4K DCI 60pのプロ仕様収録と高精度モニタリングに対応したレコーダー兼モニターです。超高輝度2500nitの5インチHDRタッチスクリーンを搭載し、直射日光下の野外でも鮮明に映像を確認できます。12G-SDIおよびHDMI 2.0入出力を備え、ProResやDNxなどの編集に適した高品質コーデックでSDカードや外付けUSB-Cドライブへ直接記録が可能です。3D LUTの適用や各種波形スコープ、露出・フォーカスアシスト機能を搭載しており、民生用一眼カメラからプロ用放送カメラまで、撮影クオリティと信頼性を大幅にアップグレードします。
この商品がおすすめの人
- 屋外や日中の明るい環境で撮影する方:超高輝度2500nitのスクリーンにより、遮光フードがなくてもフレーミングやピントを正確に確認できます。
- カメラ内部記録より高品質なデータで残したい方:10-bit 4:2:2のProResなどの放送品質コーデックで収録し、ポスプロのワークフローを効率化したい方に最適です。
- 厳密な露出・カラーマネジメントを行いたい方:内蔵の波形モニター、ベクトルスコープ、RGBパレード、3D LUT表示により、現場での正確な露出とトーンの管理が可能です。
おすすめの用途
- 映像収録:カメラからの映像信号を高画質なProResやDNxフォーマットで安定してバックアップ収録・メイン収録できます。
- 映像モニタリング:広色域・高輝度なHDRディスプレイと多彩なアシスト機能により、正確なフォーカスや色味の確認が可能です。
- ロケ撮影:2500nitの高輝度スクリーンとバッテリー駆動対応により、照明の強い場所や屋外ロケでも視認性を保ちながら撮影できます。
- 動画撮影:ミラーレスカメラやシネマカメラの外部モニター兼レコーダーとして、長時間の高品質撮影をサポートします。
Blackmagic Video Assist 5 12G HDRをレンタルする際の注意点
レンタル前に確認したいこと
- SDI端子の形状:本機のSDI端子はmicroBNCです。従来のVideo Assistで採用されていたminiBNCや通常のBNC端子とは規格が異なるため、接続には専用の変換ケーブルなどが必要です。
- 電源の確保方法:付属のACアダプターによる駆動のほか、ロケや移動撮影では別売りのSony NP-F互換バッテリーが必要です(バッテリーおよび充電器は付属していません)。
- メディアの準備:SDカードやUSB-C接続の外付けSSDは付属していません。収録解像度やビットレートに応じた高速メディアを別途ご用意ください。
スペック・機能上の注意点
- アナログオーディオ入力の非搭載:7インチモデルとは異なり、5インチモデルにはアナログオーディオ入力(ミニXLR等)がありません。音声はHDMIまたはSDIのエンベデッドオーディオとして入力する必要があります。
- SDカードスロットは1基のみ:7インチモデルと異なり、5インチモデルのSDカードスロットは1スロットです。2枚のカードによるリレー収録には対応していません。
- HDCP信号の非対応:著作権で保護されたHDMIソース(市販の映像コンテンツ等)からのキャプチャー・録画はできません。
- 4K高フレームレート収録時のメディア要件:4K60pなどの大容量データを記録する場合、転送速度が不足するとコマ落ちの原因となるため、高速なUHS-II SDカードまたは対応するポータブルSSDをご使用ください。
使用前に準備・確認したいこと
- カメラ側の出力設定の確認:カメラのHDMIやSDI出力の解像度・フレームレートが本機の対応フォーマット(最大4K DCI 60p)に設定されているか確認してください。
- メディアのフォーマット:使用するSDカードやSSDは、使用前に本機上で正しくフォーマット(ExFATまたはHFS+)してください。
- 3D LUTデータの準備:現場でカスタムLUTを適用してプレビューしたい場合は、事前にSDカードへLUTファイル(.cube)を保存して読み込ませる準備を行ってください。
レンタル商品に含まれていないもの
- 別途必要:HDMIケーブル — 付属していないため、HDMI対応カメラやスイッチャーと接続する際に必要となります。
- 利用条件によって必要:HD-BNC変換ケーブル — 本機のmicroBNC端子と標準的なBNCケーブルを接続してSDI運用を行う際に必要となります。
- 利用条件によって必要:SONY NP-F550 互換 バッテリー — AC電源が取れない屋外や移動を伴う撮影現場でバッテリー運用する際に必要となります。
おすすめオプション
Q: 使用に資格や専門知識は必要ですか?
A: 特別な資格は不要ですが、カメラ側の外部出力設定(HDMI/SDIの解像度やフレームレート)や、用途に合わせた録画コーデックの選択に関する基本的な映像知識があるとスムーズに運用できます。タッチパネルのUIは直感的で操作しやすい設計です。
Q: レンタルセットには何が含まれますか?
A: 本体に加え、ACアダプター、大容量互換バッテリー2個、充電器、記録用の高速SDカード(UHS-II 128GB等)、本体保護用の専用ケースが標準で含まれます。カメラと接続するためのHDMIまたはSDIケーブルは別途ご用意いただくか追加レンタルが必要です。
Q: Atomos Ninja Vと比較してどう違いますか?
A: 最も大きな違いは画面の明るさと入力端子です。Ninja Vが1000nitでHDMI専用なのに対し、本製品は2500nitの超高輝度で、HDMIに加えて業務用の12G-SDI端子も搭載しており、より過酷な屋外環境やプロ用カメラとの接続に優れています。
Q: 別途用意すべきメモリカード・バッテリー・アクセサリはありますか?
A: 標準セットのバッテリーとSDカードで基本的な撮影は可能ですが、長時間の連続収録を行う場合は、追加の予備バッテリーや大容量のUSB-C接続SSD、およびお使いのカメラの端子形状に適合した映像ケーブルを別途ご用意ください。
Q: 実撮影条件でのバッテリー持続時間はどのくらいですか?
A: 画面の輝度設定や録画フォーマットに大きく依存しますが、付属の大容量バッテリーを2個装着し、最大輝度で4K録画を行った場合、実働で約1.5〜2時間程度の連続使用が目安となります。長時間の現場ではAC電源の確保をおすすめします。
Q: 利用途中でレンタル期間を延長できますか?
A: はい、次の予約が入っていない場合に限り延長手続きが可能です。ただし、直前のご連絡では他のお客様の予約と重なる可能性があるため、延長をご希望の場合はレンタル期限の2日前までにお早めにお手続きをお願いいたします。
Q: 屋外の直射日光下でもサンフードなしで画面は見えますか?
A: はい、2500nitという非常に高い画面輝度を備えているため、真夏の直射日光下など極端に眩しい環境を除き、サンフードなしでもフォーカスや露出の確認が十分に可能です。これにより機材の軽量化と取り回しの向上が図れます。
Q: 業務用途でのライブ配信のバックアップ録画に適していますか?
A: 非常に適しています。スイッチャーからのPGM出力をSDIまたはHDMIで入力し、配信と同じ解像度・フレームレートで長時間安定して録画できます。デュアルSDカードスロットにより、メディアが一杯になっても自動で切り替わるため録画が途切れません。
イベントでワンマンオペレーション。
手元で引きと寄りを撮りながら遠隔のPTZカメラからの画を本機で収録。
小型軽量ながらなんの問題もなく長時間録画に耐えてくれました。
(熱暴走したり細かなマイナートラブルがないのは昔の、或いは安物の機材の不安を知る者からしたら大変頼もしい)
SSDが直接刺さるから4Kの長回しも安心なところもありがたいです。