
機動力に優れた小型軽量システムで撮影領域を広げる
E-M5 Mark Ⅲでは新開発の小型手ぶれ補正ユニットや小型バッテリーの採用など、各パーツにおいてさらなる小型化を追求しました。
ボディーのみならずレンズまで含め、カメラシステムとして極めて小型軽量となり、撮影時はもちろん移動時にも優れた機動性を発揮します。
ボディーは強力な手ぶれ補正機構や、防塵・防滴・耐低温構造など、主要機能を高密度に実装。小型軽量と高性能を両立したその佇まいには風格さえ漂います。

安心の防塵・防滴・耐低温設計
雨中や砂塵、-10℃までの低温下といった過酷な環境でも撮影できる防塵・防滴・耐低温設計。
ボディー接合部をはじめSDカードスロットなど各種カバーには浸水を抑えるラバー素材を用い、気密性と耐久性の高いシーリングを施しています。さらに、各ユニットの低温動作を厳密にチェックすることで、-10℃での撮影を保証。
設計の段階から厳しい試験を繰り返すことで、過酷な環境下での撮影を可能としています。

その機動力が、真の感動へといざなう
カメラの小型軽量化に加えて、5軸手ぶれ補正や防塵・防滴性能が、あらゆる場所の、あらゆる瞬間に生まれるドラマを思いのままに捉え撮影領域を広げる。
カメラボディーだけではなくレンズも含めたシステム全体で圧倒的な小型軽量化を実現するマイクロフォーサーズシステム。
センサーの可動域を大きくとった強力な手ぶれ補正機構との連携が、幅広いシーンでの手持ち撮影を可能にします。
さらに防塵・防滴・耐低温構造により、機動力の求められるあらゆる撮影シーンにおいて決定的な瞬間を逃しません。
撮影領域を広げるマイクロフォーサーズは、デジタル時代に相応しい理想的なカメラシステムです。
デジタル一眼カメラ オリンパスOM-D機動力解説
記録画素数/フレームレート/圧縮方式
[MOV]
4096×2160(C4K) / 24p / IPB(約237Mbps)
3840×2160(4K) / 30p、25p、24p / IPB(約102Mbps)
1920×1080(FHD) / 30p、25p、24p / ALL-I(A-I)、IPB(SF、F、N)
1920×1080(FHD) / 60p、50p/ IPB(SF、F、N)
1280×720(HD) / 60p、50p、30p、25p、24p/ALL-I (A-I)、IPB(SF、F、N)
60p:59.94fps
50p:50.00fps
30p:29.97fps
25p:25.00fps
24p:23.98fps
C4K時は24.00fps
FHD ALL-I(A-I:ALL-Intra/約202Mbps) FHD IPB(SF:SuperFine/約52Mbps、F:Fine/約30Mbps、N:Normal/約18Mbps)
HD ALL-I(A-I:ALL-Intra /約102Mbps) HD IPB(SF:SuperFine/約26Mbps、F:Fine/約14Mbps、N:Normal/約10Mbps)
アートフィルターやムービーエフェクトはフレームレートが落ちる場合があります。
動画撮影にはSDスピードクラスのClass10以上のカードをご使用ください。
ただし、4K,C4K,ALL-Iの場合はUHS-IIもしくはUHS-IのUHSスピードクラス3以上をご使用ください。
-10℃前後のスキー場(標高900m前後)〜山間部(標高1200m前後)の間で、アウトドアレースの撮影用に、自前の12-45mm F4と組み合わせて使用しました。
ラッセルしながらの撮影だったので雪の中に何度も埋まりましたが、トラブルは一度もありませんでした。
撮影時間おおよそ5-6時間、600枚ほど撮影。バッテリー交換は1回のみです。メインにOM-1を使っているので、それと比べるとバッテリーライフは若干短めのところはありますが、電源つけっぱなしで歩き回ったりもしているので特に不便は感じませんでした。
何より小型軽量でありながら、MFTの画質を担保できる、防塵防滴耐低温という機種は他になかなかないので、非常に助かります。
OMDの古い機種でありがちな充電機問題も、こちらはMirco USBの端子さえ用意すれば本体で充電できますので助かりました。(給電はできず充電のみなのでご注意ください)
雪の中で使う場合、グローブをしたままだとバリアングルを外に引き出すのが難しいかも知れないので(指が隙間に入らない)、先にモニタは外に向けておくことをオススメします。
遺伝子はOM-5受け継がれていると思いますが、スチルの基本性能はE-M5 mk3にてほぼ満たしているかと思います。外でちゃんと写真を撮りたい方はぜひ使ってみてください。