ATV AV-3-BD SDI⇔HDMI双方向3つの特徴
- 双方向変換:このデバイスは、SDIからHDMIへの変換とHDMIからSDIへの変換の両方をサポートしています。これにより、異なるビデオソースやディスプレイを接続する際に便利です。
- 高品質な信号変換:AV-3-BDは、高品質のビデオ信号を提供するために設計されています。ビデオソースの品質を劣化させることなく、信号を変換します。
- プロフェッショナル用途:このデバイスはプロフェッショナルなビデオ制作や放送など、高度なビデオ処理を必要とする用途に適しています。
完全なロスレス変換を実現
- コンバータの使命は、信号フォーマットだけを変換し、入力ソースと全く同じ信号を出力すること。
- 映像信号の劣化を極限まで抑え、0IRE以下のスーパーブラック、100IRE以上のスーパーホワイトに至るまで、クリップさせることなく完全な形で変換します。
- もちろんカラー空間のリニアリティも、そのまま保持します。
2K、1080P、1080iと様々なソースに自動対応
- 入力及び出力は、480i、720p、1080i、1080p、2K(2048×1080)に対応。
- フレームレートは23.98pと24p、29.97p と30p、59.94pと60pを正しく認識するのはもちろん、P(Progressive)とPsF(Progressive segmented Frame)の変換も可能です。
(解像度のアップ/ダウンコンバート機能はありません)
Level A、Level B対応の3G-SDI
- 3G-SDIには、セキュリティやデジタルサイネージなどの設備機器で多く使われるLevel Aと、放送機器で使われるLevel Bがあります。
- AV-3シリーズでは、両方のSDI出力方式を選択することが可能です。
安定した変換を実現するフレームバッファ機能
- 低遅延のダイレクト変換モードに加え、フレームバッファ機能を搭載。
- 一般にコンバータは、遅延を避けるためにフレームバッファを持たない製品が数多くあります。
- しかしAV-3シリーズでは、あえてフレームバッファを搭載することで、フレームレート変換を実現。
- さらに映像信号が途切れた場合には、最終フレームをフリーズするかブラックを出力するかを選択できます。
- 音声は最短1フレームでフェードアウト、復帰時にはフェードインする機能も装備。
- 一方で遅延を最小限に抑えるためのダイレクト変換モードも備えています。
コントロール用ソフトウェア
- AV-3シリーズでは、本機とPCもしくはMacをUSB接続することで、詳細なパラメータセッティングが行えます。
- パラメータは、ファイルとしてロード/セーブが可能で、使用現場に合わせた設定に一瞬で変更することができます。
- USBハブを使えば、複数のAVシリーズを一括で管理することも可能。
- コントロール用のソフトウェアは、ATVのオフィシャルサイトより無償でダウンロードできます。
USB端子 マイクロ USB タイプ B (Hi-Speed USB) x 1
電源 DC 12V (AC アダプター)
消費電力 8W
外形寸法 110 (幅)×136 (奥行)×30 (高さ)mm
質量 310g (AC アダプターを除く)
動作温度 +0~+40℃
[ 入力端子 SDI ]
端子 BNC タイプ x 1
信号規格 SMPTE ST424 (SMPTE ST425-AB), SMPTE ST292, SMPTE ST259-C
映像フォーマット
- 2048x1080 / 60p / 59.94p / 50p / 48p / 47.95p / 30p / 29.97p / 25p / 24p / 23.98p / 30PsF / 29.97PsF / 25PsF / 24PsF / 23.98PsF (SMPTE ST2048 準拠),
- 1920x1080 / 60p / 59.94p / 50p / 30p / 29.97p / 25p / 24p / 23.98p / 60i / 59.94i / 50i / 30PsF / 29.97PsF / 25PsF / 24PsF / 23.98PsF (SMPTE ST274 準拠),
- 1280x720 / 60p / 59.94p / 50p (SMPTE ST296 準拠),
- 720x487 / 59.94i, 720x576 / 50i (ITU-R BT.601-5 準拠)
カラーフォーマット 10bit YCC4:2:2, 12bit RGB4:4:4, 12bit YCC4:4:4 (有効ビットは 10bit)
音声フォーマット リニア PCM, 24/20bit, 48kHz, 16ch (SMPTE ST299, ST272-C 準拠)
[ 入力端子 HDMI ]
端子 Type A (19ピン) x 1
信号規格 HDMI1.4b
映像フォーマット
- 2048x1080 / 60p / 59.94p / 50p / 48p / 47.95p / 30p / 29.97p / 25p / 24p / 23.98p (SMPTE ST2048 タイミング),
- 1920x1080 / 60p / 59.94p / 50p / 60i / 59.94i / 50i / 30p / 29.97p / 25p / 24p / 23.98p,
- 1280x720 / 60p / 59.94p / 50p,
- 720x480 / 59.94p, 720x576 / 50p, 720(1440)x480 / 59.94i, 720(1440)x576 / 50i (CEA-861-F 準拠)
カラーフォーマット 10/12bit YCC4:2:2, 8bit RGB4:4:4, 8bit YCC4:4:4 (有効ビットは 10bit)
音声フォーマット リニア PCM, 16~24bit, 32~48kHz, 2~8ch
出力端子SDI
端子 BNC タイプ x 2 (片方は SDI 入力端子と共用)
信号規格 SMPTE ST424 (SMPTE ST425-AB), SMPTE ST292, SMPTE ST259-C
映像フォーマット
- 2048x1080 / 60p / 59.94p / 50p / 48p / 47.95p / 30PsF / 29.97PsF / 25PsF / 24PsF / 23.98PsF (SMPTE ST2048 準拠),
- 1920x1080 / 60p / 59.94p / 50p / 60i / 59.94i / 50i / 30PsF / 29.97PsF / 25PsF / 24PsF / 23.98PsF (SMPTE ST274 準拠),
- 1280x720 / 60p / 59.94p / 50p (SMPTE ST296 準拠),
- 720x487 / 59.94i, 720x576 / 50i (ITU-R BT.601-5 準拠)
カラーフォーマット 10bit YCC4:2:2, 12bit RGB4:4:4, 12bit YCC4:4:4 (有効ビットは 10bit)
音声フォーマット リニア PCM, 24/20bit, 48kHz, 16ch (SMPTE ST299, ST272-C 準拠)
出力端子HDMI
端子 Type A (19ピン) x 1
信号規格 HDMI1.4b
映像フォーマット
- 2048x1080 / 60p / 59.94p / 50p / 48p / 47.95p / 30p / 29.97p / 25p / 24p / 23.98p (SMPTE ST2048 タイミング),
- 1920x1080 / 60p / 59.94p / 50p / 60i / 59.94i / 50i / 30p / 29.97p / 25p / 24p / 23.98p,
- 1280x720 / 60p / 59.94p / 50p,
- 720x480 / 59.94p, 720x576 / 50p, 720(1440)x480 / 59.94i, 720(1440)x576 / 50i (CEA-861-F 準拠)
カラーフォーマット 10bit YCC4:2:2, 8bit RGB4:4:4, 8bit YCC4:4:4
音声フォーマット リニア PCM, 24bit, 48kHz, 2~8ch
信号処理
- フレームバッファ Off / On (リモートソフトウェアにて設定可能)
- 最少遅延 操作・設定マニュアルに記載
- フレームレート変換機能 フレームスキップ / リピート方式
- グリッジ軽減機能 オーディオ・ソフト・ミュート連動
- オーディオ・ディレイ 0~100msec (リモートソフトウェアにて設定可能)
- 3G-SDI Level 変換 双方向可能 (リモートソフトウェアにて設定可能)
- カラーフォーマット変換 リモートソフトウェアにて設定可能
ローランド出身者の人達が立ち上げた会社だとききまが、知名度がないせいか、いつでもレンタルができます。双方向行けるコンバータや、スケーラ付のコンバーターは、配信現場には1つや2つ、予備を持ち込みたいところ。おすすめです。