ATV AV-5S-BDとは
ATV AV-5S-BDは、HDMIとSDIの双方向変換に対応した高品質なコンバーターです。映像の階調や色空間を損なわない完全なロスレス変換を実現し、民生用機器と業務用放送機器を安定して相互接続できます。フレームバッファによるフレームレートコンバートや、外部リファレンス(REF IN)入力によるフレームシンクロナイザー機能、外部音声のエンベッド・ディエンベッドにも対応。コンパクトながら信頼性が高く、配信現場や中継・イベント現場で信号フォーマットを確実に揃えたいプロフェッショナルに最適です。
この商品がおすすめの人
- 放送用SDI機器とHDMI機器を相互接続したい方:カメラ、PC、スイッチャー間の信号変換を劣化なく高品位に行えます。
- 外部リファレンス同期を必要とする現場オペレーター:GENLOCK入力に対応し、外部同期非対応の一眼カメラなどを同期システムに組み込めます。
- 音声のエンベッド・デエンベデッドを行いたい音響・映像エンジニア:外部アナログ音声やAES3デジタル音声を映像に多重化、または映像から取り出せます。
おすすめの用途
- 映像信号変換:HDMIからSDI、SDIからHDMIへの高品位な双方向変換に加え、フレームレート変換や音声多重・分離を伴うシステムの橋渡しに最適です。
ATV AV-5S-BDをレンタルする際の注意点
レンタル前に確認したいこと
- 解像度スケーリング機能の有無:フレームレート変換には対応していますが、解像度のアップ/ダウンコンバート機能はありません。接続機器同士の映像解像度があらかじめ一致しているかご確認ください。
- 4K映像への非対応:対応解像度は最大2K(2048×1080)および1080pまでです。4K(UHD)解像度の信号入出力には対応していません。
スペック・機能上の注意点
- 3G-SDI Level A / Level Bの切り替え:出力方式はLevel AとLevel Bの双方に対応しています。接続先機器の仕様に合わせてディップスイッチまたは設定ソフトで適切に選択してください。
- フレームバッファによる遅延:フレームレート変換やフレームシンクロナイザーを使用する際は内部フレームバッファを経由するため、わずかな遅延が発生します。最小遅延が必要な場合はダイレクト変換モードをご活用ください。
- PC/Mac連携設定:フロントのディップスイッチに加え、PCやMacとUSB接続して専用リモートコントロールソフトウェア(メーカー公式サイトよりダウンロード可能)を使用することで、詳細なパラメータ設定やオーディオディレイの調整が可能です。
使用前に準備・確認したいこと
- 入出力する映像機器側の解像度・フレームレート規格が、本機の対応フォーマット(SMPTE / CEA規格)に準拠しているか事前に確認してください。
- リファレンス入力(REF IN)を使用する場合は、同期信号発生器(ブラックバーストや3値シンク)からの配線と同期信号のフォーマット設定を確認してください。
レンタル商品に含まれていないもの
- 別途必要:HDMIケーブル — HDMI対応機器との接続に必要となります。
- 別途必要:SDIケーブル(BNC) — SDI対応機器との接続に必要となります。
- 利用条件によって必要:TRSフォーンケーブル — アナログ音声やAES3デジタル音声のエンベッド/ディエンベッド機能を利用する場合に必要となります。
- 利用条件によって必要:Micro USBケーブル — PCやMacと接続して詳細な設定パラメータを変更・管理する場合に必要となります。
おすすめオプション
- 利用条件によって必要:小型モニター — コンバーターから変換出力された映像やスルー出力を現場ですぐにプレビュー確認する際に便利です。
- 利用条件によって必要:ビデオスイッチャー — 本機で変換・同期させた複数ソースをスムーズに切り替えてスイッチング収録や配信を行う場合に最適です。
Q: 機器の操作や設定に専門的な知識や資格は必要ですか?
A: 特別な資格は不要ですが、映像フォーマット(解像度やフレームレート)に関する基本的な知識があるとスムーズです。本体のディップスイッチで基本的な変換設定が可能で、直感的に操作できます。
Q: レンタルセットには何が含まれますか?
A: コンバーター本体に加え、専用のロック機構付きACアダプターが同梱されています。映像ケーブル(HDMIケーブルやBNCケーブル)は付属しませんので、ご利用環境に合わせて別途レンタルをお願いします。
Q: Blackmagic DesignのMicro Converterと比較してどう違いますか?
A: 最大の違いは「スケーラー(フォーマット変換機能)」の有無です。本機は入力された映像の解像度やフレームレートを任意の形式に変換して出力できるため、PCなど特殊な信号を扱う現場で高い対応力を発揮します。
Q: 追加アクセサリなしで雨天・水中で使えますか?
A: 本機は防水・防塵仕様ではありませんので、雨天時や水のかかる場所での使用は避けてください。動作温度範囲内(通常0〜40℃)であれば、堅牢な金属筐体の高い放熱性により安定して動作します。
Q: 利用途中でレンタル期間を延長できますか?
A: はい、次の予約が入っていない場合に限り、マイページからレンタル期間の延長手続きが可能です。イベントの順延や追加の検証作業が発生した場合でも柔軟にご対応いただけます。
Q: 別途用意すべきメモリカードやバッテリーはありますか?
A: 本機は映像の記録機能を持たないため、メモリカードは不要です。また、内蔵バッテリーは搭載しておらず、付属のACアダプターからの常時給電で動作するため、予備バッテリーの準備も必要ありません。
Q: 映像の変換時に遅延(レイテンシー)は発生しますか?
A: スケーラー(解像度・フレームレート変換)を使用する場合、映像処理のためにわずかなフレーム遅延(通常1〜2フレーム程度)が発生します。音楽ライブやゲーム配信など、シビアな同期が求められる現場では事前のテストを推奨します。
Q: 企業のオンライン配信やウェビナー用途に適していますか?
A: 非常に適しています。登壇者のPCの映像を、業務用スイッチャーの要求するフォーマット(1080/60iなど)に正確に変換できるため、配信トラブルの防止に大きく貢献します。
配信SWベース周りで使用
MON-TV(映像)とスピーカー(音声)へのインターフェースで使用
入力SWが全面にあり分かりやすい
信頼性が高いものであると思う
SDI入力しSDITHRUoutとHDMIoutの両方に同時出力も可能なので機器間の接続で悩むことも少なくなりました
AUDIOディエンベ、エンベも問題なし
欲を言えばTRSからキャノンへの変換ケーブルが付属していれば嬉しいですね
出力用と入力用のそれぞれ2本、計4本が付属すればベター