ADTECHNO UHD_QOTRとは
ADTECHNO UHD_QOTRは、4K UHD映像や最大6系統の3G-SDI信号を光ファイバーケーブル1本(2芯LC)で長距離伝送できる光延長器の送受信機セットです。本商品は100mの光ファイバーケーブル(2芯LCコネクタ)が付属したセットとなっており、同軸ケーブルでは減衰が起きやすい長距離中継でも、ノイズの影響を受けずに安定した映像伝送を可能にします。広大なイベント会場、スポーツ中継、スタジオと副調整室(サブ)間の伝送など、高品質なマルチチャンネルSDI伝送やQuad 3G-SDIによる4K伝送を確実に構築したいプロフェッショナルな現場に最適です。
この商品がおすすめの人
- 広大な現場で長距離伝送を行いたい方:同軸BNCケーブルでは届かない100m規模の長距離でも、信号劣化や遅延の心配なく映像を送受信できます。
- 4K映像や複数カメラの映像をまとめて引き回したい方:Quad 3G-SDIによる4K伝送や、最大6系統のSDIラインをわずか1本の光ケーブルに集約してスマートに配線したい現場エンジニアに適しています。
- 中継車や別室へのマルチ送受信ラインを構築したい配信事業者:送信機・受信機間で相互に映像信号を送受信する運用を行いたい方に適しています。
ADTECHNO UHD_QOTRをレンタルする際の注意点
レンタル前に確認したいこと
- 本セットには100mの2芯光ファイバーケーブル(LCコネクタ)が同梱されています。現場のレイアウトに対してケーブル長が十分か事前にご確認ください。
- 伝送可能な信号規格は3G/HD/SD-SDIです。12G-SDIの単線入力には対応していませんので、12G-SDIソースを扱う場合はクワッド3G-SDIへの変換機器等の併用をご確認ください。
スペック・機能上の注意点
- 送受信機間は2芯のシングルモード光ファイバー(LCコネクタ)で接続します。端面へのゴミや皮脂の付着は伝送障害の原因となりますので、コネクタ保護キャップの取り扱いや清掃にご注意ください。
- 光ケーブルは過度な屈曲(折り曲げ)や踏み付け、引っ張りに弱いため、敷設時の取り扱いには十分注意してください。
- 入出力のSDIチャンネル数や方向(送信・受信の割り当て)の仕様をメーカー仕様書等で事前に把握した上でシステムを設計してください。
使用前に準備・確認したいこと
- 送信機および受信機のそれぞれにAC電源の確保が必要となります。設置場所周辺のコンセント位置を確認し、必要に応じて延長コード等をご用意ください。
- 接続するカメラやスイッチャー、モニターなどの機器が対応するSDIフォーマットおよび解像度設定が本機の対応範囲内であるかを事前にご確認ください。
レンタル商品に含まれていないもの
おすすめオプション
Q: セットに含まれる光ケーブルの長さはどのくらいですか?また、追加の敷設は必要ですか?
A: 本セットには屋外使用に対応した100mのシングルモード光ケーブル(リール巻)が付属しています。通常のイベントであれば追加ケーブルなしでそのままご使用いただけますが、さらに延長したい場合は別売りのシングルモード光ケーブルをご用意いただき、ジョイントコネクタで接続してのご利用が可能です。
Q: 12G-SDIだけでなく、3G-SDIやHD-SDIの信号も混在して伝送できますか?
A: はい、混在して伝送可能です。UHD_QOTR 4Kはマルチレート対応のSDI端子を4系統搭載しているため、12G-SDI×1系統としての伝送はもちろん、3G-SDIまたはHD-SDIの異なる解像度やフォーマットの信号を最大4系統まで同時に、かつ個別に光ファイバー1本で伝送することができます。
Q: レンタル中にケーブルを断線させてしまった場合の保証や対応はどうなっていますか?
A: レンタル期間中に不測の事故でケーブルが断線または破損した場合は、速やかに弊社までご連絡ください。有償での修理または実費弁償となる場合がございますが、補償プランにご加入いただいている場合は、適用範囲内で自己負担額を大幅に軽減することが可能です。屋外敷設時の過度な屈曲や踏みつけにはご注意ください。
Q: Blackmagic Designなどの他社製SDIコンバーターと相互接続できますか?
A: 本製品は送信機(TX)と受信機(RX)がセットになった独自伝送システムのため、送信側に本製品、受信側に他社製光コンバーターといった組み合わせでの相互接続は原則として動作保証外となります。伝送エラーや信号の不整合を防ぐため、必ず付属の送信機と受信機のペアでご使用ください。
Q: 実使用における電源供給方法と、バッテリー駆動には対応していますか?
A: 送信機・受信機ともに付属のACアダプター(DC 5V〜17V対応)による給電が必要です。内蔵バッテリーは搭載されていません。電源の確保が難しい屋外環境で使用する場合は、市販のVマウントバッテリー等からD-Tapケーブルなどを介して、仕様に適合するDC給電を行うことで屋外でもご使用いただけます。
Q: この光延長システムを使用するために専門の国家資格などは必要ですか?
A: いいえ、本製品および付属の光ケーブルを使用するために無線従事者などの国家資格や特別な登録手続きは一切必要ありません。放送機材の一般的な接続知識があれば、送信機にSDIケーブルを接続し、光ケーブルで受信機と繋ぐだけで即座に映像伝送が開始されるため、どなたでも安心してご利用いただけます。
Q: 悪天候(雨天)での屋外使用は可能ですか?防水性能はありますか?
A: 本製品(送信機・受信機本体)および接続端子部分に防水・防塵仕様(IP規格等)はありません。雨天時の屋外で使用される場合は、必ず防滴・防水仕様のエンクロージャー内に収納するか、雨に濡れないよう厳重な雨よけ養生を行ってください。光ケーブル自体は比較的耐候性がありますが、コネクタ部の水濡れは厳禁です。
Q: 輸送時の梱包状態と、個人用車両で運べるサイズですか?
A: レンタル時は送信機・受信機本体、ACアダプター類、および光ケーブルリールが専用のハードキャリングケースに収納されて届きます。ケースのサイズは大型ですが、乗用車のトランクや後部座席に十分に積載可能なサイズです。機材への衝撃を防ぐ専用フォームで保護されているため、安全に現場まで持ち運びいただけます。
4K映像を光ケーブルで伝送でき、長距離でも映像の劣化や遅延を感じることなく使えました。接続するだけで認識され、設定もほとんど不要でした。長時間の本番でも途切れず安定して動作し、とても使いやすかったです。