TP-Link TL-ER6120とは
TP-Link TL-ER6120は、2系統の回線を同時に接続・管理できるデュアルWAN対応のギガビット有線VPNルーターです。2つのギガビットWANポートを備え、回線の冗長化(バックアップ)や負荷分散に対応しているため、長時間の生配信やイベント会場など、回線切断が許されない現場でのネットワークの安定稼働を実現します。ハードウェアベースの高性能エンジンによりIPsec/PPTP/L2TPなどのVPN通信をスムーズに処理できるほか、充実したセキュリティ機能と19インチラックマウント対応の堅牢な筐体を備えており、信頼性の高い通信環境を短期間で構築したいプロの現場に適しています。
この商品がおすすめの人
- 配信の回線落ちを防ぎたい配信オペレーター:2本の回線を束ねることで、一方の回線に障害が発生しても瞬時にバックアップし、配信の中断リスクを低減できます。
- セキュアな拠点間通信を行いたいネットワーク管理者:IPsecやL2TPなどのVPNプロトコルに対応し、最大100のIPsec VPNトンネルを構築できます。
- 機材ラックにすっきりと収めたい現場設営担当者:19インチラックマウント規格に対応しており、音響・映像機材ラックへの組み込みに適しています。
おすすめの用途
- ネットワーク構築:複数の回線冗長化やVPNトンネル設定、DMZ構築など、現場や仮設オフィスに応じた高度なネットワークインフラを整備できます。
- インターネット接続:デュアルWANポートにより、主回線と副回線を併用した信頼性の高いインターネットアクセス環境を提供します。
- 有線LAN接続:ギガビットLANポートを活かし、配信PCやスイッチャーなどの主要機材へ安定した有線高速通信環境を配分できます。
TP-Link TL-ER6120をレンタルする際の注意点
レンタル前に確認したいこと
- 本機は有線ルーターです。単体ではWi-Fi(無線LAN)電波を発信する機能はありません。
- 設定画面(Web管理画面)およびメーカー公開マニュアルはすべて英語表記のみとなります。日本語の管理画面には対応していないため、ネットワーク機器の設定経験が必要です。
スペック・機能上の注意点
- WANポート×2、LANポート×2、LAN/DMZポート×1、コンソールポート×1のポート構成です。有線接続する端末数が多い場合は、別途スイッチングハブが必要です。
- VPNトンネルのスループットは最大100Mbpsとなります。大容量データの拠点間転送を行う場合は帯域の上限にご注意ください。
使用前に準備・確認したいこと
- 初期設定を行うためのPCと、設定用Webブラウザへのアクセス手順を事前に確認してください。
- プロバイダ(ISP)の接続情報(PPPoE接続のID・パスワード、または固定IPアドレス情報など)を事前に手元に用意してください。
レンタル商品に含まれていないもの
- 別途必要:LANケーブル — モデムやONUとのWAN接続、およびPCやハブへのLAN接続に使用するLANケーブルは付属していません。
- 利用条件によって必要:ラックマウント用ネジ・固定具 — 19インチラックに固定して設置する場合、ラック側の規格に適合する固定ネジやナットはご自身でご用意ください。
おすすめオプション
- 利用条件によって必要:HUB(ハブ) — 3台以上の有線端末(配信PC、スイッチャー、照明卓など)を同時に有線接続したい場合に接続ポートを拡張できます。
- あると便利:ルーター・無線スポット — スマートフォンやタブレット、運営スタッフの端末をWi-Fiで接続したい場合、本機の配下にアクセスポイントとして追加接続することで無線環境を構築できます。
Q: 使用に高度なネットワークの専門知識や資格は必要ですか?
A: 資格は不要ですが、IPアドレスやサブネットなどの基礎知識は必要です。ただし、コマンド入力ではなく日本語対応のWeb GUI画面から操作できるため、一般的なルーターの設定経験があればVPNやVLANの構築が可能です。
Q: レンタルセットには何が含まれますか?
A: ルーター本体に加え、電源ケーブル、19インチラックマウントキットが同梱されています。各機材を接続するためのLANケーブルやスイッチングハブは付属しないため、別途ご用意ください。
Q: デュアルWAN機能を使う場合、異なる通信事業者の回線を混ぜても問題ありませんか?
A: はい、問題ありません。例えばNTTの光回線とモバイルWi-Fiの有線接続など、異なるプロバイダの回線を接続してロードバランシングやフェイルオーバーを構成することが可能です。
Q: Yamaha RTX1210と比較してどのような違いがありますか?
A: RTX1210がコマンドラインでの細かなルーティング設定に強みを持つのに対し、TL-ER6120はWebブラウザからの視覚的な操作性と、デュアルWAN設定の容易さに特化している点が主な違いです。
Q: 動作中のファンの音は大きいですか?配信現場に直接置けますか?
A: 本機は冷却ファンを搭載していないファンレス設計です。そのため動作音は無音であり、静粛性が求められる配信スタジオやオフィス内への直接設置にも適しています。
Q: 実効スループットはどのくらいですか?
A: メーカー公称のNATスループットは最大800Mbps、IPsec VPNスループットは約130Mbpsです。一般的な1Gbps回線を接続した場合、実用上十分な速度を確保できます。
Q: 利用途中でレンタル期間を延長できますか?
A: はい、可能です。イベントの会期延長や、仮設オフィスでの利用期間が延びた場合など、マイページから簡単に延長手続きを行っていただけます。ただし次の予約が入っている場合は延長できないことがあります。
Q: 展示会などの一時的な用途に適していますか?
A: 非常に適しています。設定のバックアップと復元機能があるため、事前に自社オフィスで設定を作り込み、現場で設置して復元するだけで即座に複雑なネットワークを稼働させることができます。
インターフェース: ギガビットWANポート×1、ギガビットLAN/WANポート×1、ギガビットLANポート×3
ネットワーク規格: IEEE 802.3, IEEE802.3u, IEEE802.3ab, TCP/IP, DHCP, ICMP, NAT, PPPoE, SNTP, HTTP, DNS, IPsec, PPTP, L2TP
パフォーマンス: NATスループット: 800 Mbps、IPsec VPNスループット (3DES): 130 Mbps
同時セッション数: 40,000
VPN機能: 最大100 IPsec VPNトンネル、PPTP/L2TP VPNサーバー・クライアント機能
セキュリティ機能: ARPインスペクション、DoS防御、URL/キーワードフィルタリング、アクセスコントロール
電源: 内蔵ユニバーサル電源(AC100-240V~ 50/60Hz)
寸法 (幅 x 奥行き x 高さ): 440 × 220 × 44 mm(19インチ 1Uラックマウント対応)
重量: 要確認(金属筐体)
動作温度: 0℃ 〜 40℃
日帰りレンタルは、通常の1日レンタル価格より約30%OFFで、最長12時間ご利用いただけるお得なプランです。短時間だけ機材を使いたい場合や、急ぎで機材を手配したい場合にぴったりのサービスとなっています。