NewTek TriCaster 2 Eliteとは
NewTek TriCaster 2 Eliteは、最大4K60pの映像フォーマットに対応し、32系統の外部入力と60×45のビデオクロスポイントを備えたフラグシップのライブプロダクションシステムです。従来のSDI入出力に加え、NDIやSRT、RTMPなどのIP伝送、さらにはZoomやMicrosoft Teamsといった各種Web会議ツールとの直接連携にも対応しています。8系統のM/Eや独立した8系統のレコーダーを内蔵し、大規模なマルチカメラ配信やリモート出演者を交えたハイブリッドイベントでも、本機1台でスイッチングから収録、複数プラットフォームへの同時配信まで高度に統合・運用できます。
この商品がおすすめの人
- ハイブリッドイベントの配信事業者:ZoomやTeamsなどのWeb会議ツールとスタジオのSDI/IPカメラをシームレスに統合したい方。
- 大規模ライブ配信の技術担当者:多数のカメラ入力や4K60p映像、8系統のM/Eを駆使したリッチな画面構成を行いたい方。
- 多チャンネル収録・送出を行う制作プロダクション:プログラム映像だけでなく各カメラの個別収録(パラレル収録)や複数先への同時出しを行いたい方。
おすすめの用途
- ライブプロダクション:32系統の外部入力と8系統のM/Eを活用し、演出の自由度が高い本格的な映像制作を実現できます。
- ライブ配信:複数のストリーミングエンコーダーを内蔵し、異なるプラットフォームやビデオウォールへの同時配信が可能です。
- 映像スイッチング:SDIとNDI等のIPソースを混在させ、4K60pの高画質でリアルタイムに切り替えることができます。
- 映像収録:独立して選択可能な8系統の内蔵レコーダーにより、ライン映像と各カメラ映像の同時収録や即時再生に対応します。
- マルチカメラ撮影:多数のカメラ映像を一括管理・スイッチングし、大規模な収録現場にも1台で対応できます。
NewTek TriCaster 2 Eliteをレンタルする際の注意点
レンタル前に確認したいこと
- 本体(約24kg、幅約1450mmケース想定)およびコントロールパネル(約20kg、幅約1560mmケース想定)は極めて大型かつ重量級の機材です。搬入経路の確保、耐荷重のある強固な設置デスク、運搬車両の手配を事前にご確認ください。
- コントロールパネルをご使用の際は、キーキャップが外れやすくなっているため、衝撃を与えないよう丁寧にお取り扱いください。
- 本体および周辺機器で複数の電源を消費します。付属のトランス2基や電源ケーブルを接続するため、安定した十分な電源容量(系統)を確保してください。
スペック・機能上の注意点
- 入出力構成は4K60p運用時とHD運用時で利用可能な系統数が異なります(HD時は最大8系統のミックス出力、4K60p時は最大2系統のミックス出力など)。事前にシステムの設計をご確認ください。
- NDIやリモート会議連携などネットワークを多用する場合、安定した高速ギガビット以上のネットワークインフラ環境が必要です。
使用前に準備・確認したいこと
- セットアップには操作UIやマルチビューを表示するための外部ディスプレイへの接続が必須です。付属のHDMIケーブルやDisplayPort変換アダプタに対応するモニターをご用意ください。
- 英字キーボードとマウスが付属していますが、NewTek純正以外のサードパーティ製となる場合があります。
- 現場への搬入後、結線と各種入出力の設定、ネットワーク疎通テストには十分な設営時間を確保してください。
レンタル商品に含まれていないもの
おすすめオプション
Q: 使用に資格や専門知識は必要ですか?
A: 特別な資格は不要ですが、IPネットワーク(LAN構築やIPアドレス管理)および放送向けスイッチャーの基礎的な運用知識が必要です。初めて扱う場合は、事前にマニュアルを確認し、機材テストの日程を確保することを強く推奨します。
Q: レンタルセットには何が含まれますか?
A: 本体(CPUユニット)、専用のハードウェアコントロールパネル、電源ケーブル、およびキーボード・マウスが基本セットに含まれます。モニターやネットワークスイッチ、カメラ等の周辺機器は別途ご用意いただくか、追加でのレンタルが必要です。
Q: 外部のビデオ会議ツール(ZoomやTeams)の音声を戻す際、エコーは発生しませんか?
A: 発生しません。本機には高度なオーディオルーティング機能が備わっており、各リモートゲストに対して自動的にミックスマイナス(自身の音声を除外したマスター音声)を生成して送り返すため、ハウリングやエコーを防ぎます。
Q: ATEM 4 M/E Broadcast Studio 4Kと比較してどう違いますか?
A: ATEMはSDIベースの物理的な入出力と低遅延に特化していますが、本機はNDIを用いたネットワーク経由の映像入力や、PC画面・ビデオ通話の直接取り込みなど、IPベースのメディア統合力に優れています。ハイブリッド制作なら本機が適しています。
Q: 別途用意すべきネットワーク機器のスペックは?
A: NDIソースを複数扱う場合、ギガビット以上の帯域を持つマネージドスイッチが必要です。特にマルチキャスト通信を行う場合は、IGMPスヌーピング機能に対応した法人向けネットワークスイッチをご用意ください。
Q: 配信用のエンコーダーを別途レンタルする必要はありますか?
A: 不要です。システム内部に2系統の独立したストリーミングエンコーダーを搭載しており、主要な動画配信プラットフォームやカスタムRTMPサーバーへ直接配信可能です。外部PCを用意する手間が省けます。
Q: 利用途中でレンタル期間を延長できますか?
A: はい、次の予約が入っていない場合に限り、Webサイトのマイページから延長手続きが可能です。ただし、大型イベントシーズンなどは予約が埋まりやすいため、リハーサルを含めて余裕を持った期間で初期予約されることをおすすめします。
Q: 本体内部に映像を録画することは可能ですか?
A: 可能です。内蔵ストレージに対して、プログラム出力や任意の入力ソースを複数チャンネル同時に高品質な形式で収録できます。大容量のデータとなるため、運用終了後のデータ移行時間にご注意ください。
配信で簡単な合成だったのですがM/Eが多数必要だったので今回借りました。M/Eを一度作ってメモリーしておけばいざとなったら色々な事に使えて多数のM/Eが作れるのは魅力だと思います!