Blackmagic Design ATEM SDI Pro ISOとは
Blackmagic Design ATEM SDI Pro ISOは、コンパクトな筐体に3G-SDI 4系統入力を備えたライブプロダクションスイッチャーです。本体の操作パネルから直感的に映像切り替えができるだけでなく、全4入力とプログラム映像を合わせた計5系統の個別収録(ISO収録)に対応しています。イーサネット経由での直接ライブ配信や、DaVinci Resolveプロジェクトファイル保存による事後編集のスムーズ化も実現しており、プロ品質の配信と収録を1台で効率的に行いたい現場に最適です。
この商品がおすすめの人
- SDI接続の業務用カメラで配信を行いたい方:抜け止め機構があり長距離伝送に強い3G-SDI端子での安定した接続が可能です。
- 後から動画編集やリテイクを行いたいクリエイター:全カメラのクリーンフィードとDaVinci Resolveプロジェクトが同時記録されるため、後編集が素早く行えます。
- PCレスで高品質なライブ配信を行いたい現場担当者:本体内蔵のハードウェア配信エンジンにより、LANケーブルを接続するだけで直接配信プラットフォームへ映像を送信できます。
おすすめの用途
- マルチカメラ撮影:各入力にフォーマットコンバーターと再同期機能を備えており、異なる解像度やフレームレートのカメラ混在時もスムーズにスイッチングできます。
- 映像収録:USB-C端子に外付けディスクを接続することで、5系統のビデオストリームを高画質H.264で同時収録できます。
- ライブ配信:イーサネット経由での安定した直接配信に加え、USB接続によるWebカメラ認識でのWeb会議配信にも柔軟に対応します。
- 映像スイッチング:視認性の高いボタンでカットやトランジション、ピクチャー・イン・ピクチャーなどの効果を即座に適用できます。
- ライブプロダクション:小規模なイベントやセミナー、スタジオ収録において、オペレーター1人でも本格的な送出・収録管理が可能です。
Blackmagic Design ATEM SDI Pro ISOをレンタルする際の注意点
レンタル前に確認したいこと
- 接続するカメラや再生機材の出力端子がSDI(3G-SDI)に対応しているかをご確認ください。HDMI出力のみのカメラを使用する場合は、別途コンバーターが必要です。
- モニタリング用の出力端子もSDI仕様(3G-SDI端子)です。HDMI入力のみの民生用ディスプレイにマルチビュー等を表示させる場合は変換機材が必要になります。
スペック・機能上の注意点
- 対応解像度は1080p(HD)までとなります。4K解像度での入力・出力・収録には対応していません。
- 音声出力端子(専用のアナログ音声出力ジャック)は非搭載です。音声はSDIプログラム出力にエンベデッドされたオーディオ、またはUSB/ネットワーク配信経由で出力されます。
- USB Type-Cポートは1系統のみのため、外付けSSDへのISO収録を行う場合は、同じ端子を用いたWebカメラ出力(PC接続)との同時利用はできません(配信はイーサネット経由で行う必要があります)。
使用前に準備・確認したいこと
- 配信プラットフォーム(YouTube Liveなど)のストリーミングキーや配信設定情報を事前に確認し、必要に応じて設定用PC(ATEM Software Control)をご用意ください。
- ISO収録を行う場合は、十分な書き込み速度と容量を持つフォーマット済みの外付けSSDを準備してください。
レンタル商品に含まれていないもの
- 別途必要:SDIケーブル(BNC) — カメラやモニターと接続するためのSDIケーブルは付属していません。
- 利用条件によって必要:外付けSSD — 全入力のISO個別収録やプログラム収録を行う場合に必要となります。
- 利用条件によって必要:SDI to HDMIコンバーター — 一般的なHDMIモニターへマルチビューやプログラム映像を出力・確認したい場合に必要です。
- 利用条件によって必要:LANケーブル — ネットワーク経由での直接ライブ配信や、PCからのソフトウェア制御を行う場合に必要です。
おすすめオプション
Q: SDI対応カメラを持っていませんが、手持ちのHDMIカメラでも利用できますか?
A: そのままでは接続できませんが、市販の「HDMI to SDIコンバーター」(Blackmagic Micro Converter等)を使用することで、一般的な一眼レフやビデオカメラのHDMI出力をSDIに変換して本機に入力することが可能です。レンタル時はコンバーターも一緒に手配することをおすすめします。
Q: ATEM Mini Pro ISO(HDMIモデル)と比較してどう違いますか?
A: 最大の違いは映像入力端子です。ATEM Mini Pro ISOはHDMI入力ですが、本機「ATEM SDI Pro ISO」は業務用の3G-SDI入力を4系統搭載しています。長距離配線が必要な大きな会場や、ケーブルが抜けるリスクを排除したいプロの現場ではSDIモデルである本機が圧倒的に有利です。
Q: ISO収録を行うために別途用意すべきメモリカードやアクセサリはありますか?
A: 本機にはSDカードスロットがありません。全入力の個別収録(ISO収録)を行うには、USB-C接続の高速な外付けポータブルSSD(Samsung T7やSanDisk Extreme Portable SSDなど)を別途用意し、本体のUSBポートに接続する必要があります。
Q: レンタル期間中にライブ配信の予定が延期になった場合、利用途中でレンタル期間を延長できますか?
A: はい、機材のその後の予約状況に空きがある場合に限り、オンラインのマイページから手続きを行うことでレンタル期間の延長が可能です。ただし、次の予約が入っている場合は延長できないため、スケジュールが変動しやすいイベントの場合は、あらかじめ余裕を持った期間でレンタルすることをおすすめします。
Q: 屋外のイベントで使用したいのですが、バッテリー駆動には対応していますか?
A: 本機は内蔵バッテリーを搭載しておらず、付属のACアダプター(12V)によるコンセントからの電源供給が必須です。屋外など電源のない環境で使用する場合は、大容量のポータブル電源を別途レンタル等の方法でご用意いただく必要があります。
Q: レンタルセットには本体以外に何が含まれますか?
A: 基本的なレンタルセットには、ATEM SDI Pro ISO本体のほかに、専用のACアダプターが付属します。映像を入力するためのSDIケーブルや、モニタリング用のモニター、収録用の外付けSSDは標準では含まれないため、現場の構成に合わせて追加でご用意ください。
Q: YouTube Liveへの配信設定は初心者でも簡単にできますか?
A: 本体の操作パネルと、PCにインストールする無償の「ATEM Software Control」を使用することで設定可能です。YouTubeから取得したストリームキーを入力するだけで、本体の「ON AIR」ボタンを押せば直接配信が開始されるため、ネットワーク環境があれば比較的簡単に運用できます。
Q: 映像のスイッチング時に音声の遅延(リップシンクのズレ)を補正することは可能ですか?
A: はい、可能です。内蔵のFairlightオーディオミキサー機能を使用し、ATEM Software Control経由で各オーディオ入力に対して最大8フレームのディレイ(遅延)を設定できます。これにより、映像処理と音声のタイミングのズレを細かく調整し、自然な配信を実現します。
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