dbx AFS2 ハウリングサプレッサーとは
「dbx AFS2 ハウリングサプレッサー」は、音響現場で発生する不快なハウリング周波数を高速かつ高精度に自動検知し、音質を損なうことなく抑制する2チャンネル音響プロセッサーです。チャンネルごとに最大24個の急峻な1/80octノッチフィルターを備え、音楽信号への影響を最小限に抑えながらフィードバックのみを除去します。液晶ディスプレイとウィザード機能により、直感的かつスピーディーなセットアップが可能。マイク本数が多い現場やスピーカーとマイクが近い環境でも、クリアで安定した拡声を実現します。
この商品がおすすめの人
- 音響専任オペレーターがいない現場の担当者:直感的なウィザード機能で素早く最適な設定が行えます。
- マイクを持って動く登壇者がいる講演の主催者:突発的なハウリングにリアルタイムで追従し、不快な音鳴りを未然に防ぎます。
- ハウリングマージンを稼ぎたいPA担当者:音質変化を極力抑えつつ、安全にシステムの音量を引き上げることができます。
おすすめの用途
- イベント音響:複数マイクの使用や登壇者の移動が伴う催事で、突発的なハウリングを防止し円滑な進行を支えます。
- スピーチ:声の明瞭度を損なわない狭帯域フィルターにより、聞き取りやすく安定した拡声環境を構築できます。
- ライブパフォーマンス:演奏中のフィードバックを自動で追従・抑制し、ボーカルや楽器の抜けを保ったまま安全なモニタリングを確保します。
dbx AFS2 ハウリングサプレッサーをレンタルする際の注意点
レンタル前に確認したいこと
- ミキサーのインサート端子や、ミキサー出力とスピーカー(パワーアンプ)の間など、本機を挿入する接続経路と端子規格(XLRまたはTRSフォーン)を事前にご確認ください。
- 本体サイズは幅483×高さ44×奥行149mm(1Uラックマウントサイズ)です。卓上設置かラック組み込みか、設置スペースをご確認ください。
スペック・機能上の注意点
- 物理的な音響限界を超える過大なゲイン設定や、マイクをスピーカーユニットに極端に近づけるような配置によるハウリングを完全に無音化できるわけではありません。基本の音響セッティングも適切に行ってください。
- 本機は音楽やスピーチなどソースに合わせて3種類のノッチフィルタータイプを選択可能です。用途に適した設定を選択することで誤検出を防ぎ、効果的な抑制が可能です。
使用前に準備・確認したいこと
- 本番開始前に、あらかじめ音量を上げて会場環境由来のハウリングポイントを学習・除去する「固定フィルター(Fixed)」の事前セットアップ(ウィザード実行)を行っておくことで、本番中の安定性が格段に向上します。
- 突発的なハウリングに対応する「ライブフィルター(Live)」の個数や解除時間の設定を用途に合わせて調整してください。
レンタル商品に含まれていないもの
- 別途必要:音声接続ケーブル(XLRまたはTRSフォーン) — 本機とミキサーやスピーカー等を接続するためのオーディオケーブルは付属していません。接続機器に合わせて別途ご用意ください。
- 利用条件によって必要:ラックマウント用ネジ — 機材ラックに固定して運用する場合のラックネジやワッシャーは付属していません。
おすすめオプション
- あると便利:アナログミキサー — 複数マイクの音声をまとめて本機へ送り、全体のハウリングを一括管理するシステム構築に役立ちます。
- あると便利:PAシステム — アンプ・スピーカーがセットになった音響システムと組み合わせることで、小〜中規模イベントの安全な拡声環境を容易に構築できます。
Q: 使用に専門的な音響の資格や知識は必要ですか?
A: 特別な資格は不要です。本機には液晶ディスプレイの指示に従うだけで最適な設定が完了する「ウィザード機能」が搭載されており、音響の専門知識がない方でも約数分でハウリング対策のセットアップが可能です。
Q: レンタルセットには接続用のケーブルが含まれますか?
A: 基本のレンタルセットは本体と電源ケーブルのみとなります。ミキサー等と接続するためのXLRケーブルやTRS標準フォーンケーブルは、ご使用の環境に合わせて別途オプションから必要な長さや本数を追加レンタルしてください。
Q: ライブ中に突発的に発生したハウリングにも対応できますか?
A: はい、対応可能です。「ライブフィルター」機能が常時入力信号を監視しており、マイクの移動などで突発的に発生したハウリングをミリ秒単位で検知し、自動的にノッチフィルターを適用してノイズを抑制します。
Q: BEHRINGER FBQ2496と比較してどのような違いがありますか?
A: 最大の違いはフィルターの精度と数です。FBQ2496が1chあたり20個のフィルターであるのに対し、本機は1chあたり24個を搭載しています。また、操作状況を視覚的に確認しやすい前面の大型LCDディスプレイの有無も大きな違いです。
Q: ミキサーのどの部分に接続するのが最適ですか?
A: 用途によりますが、システム全体を保護する場合はミキサーの「メインアウト(L/R)」とパワーアンプの間に接続します。特定のマイク(ボーカルなど)のみを処理したい場合は、該当チャンネルの「インサート端子」への接続を推奨します。
Q: 事前に設定したフィルター設定は電源を切っても保存されますか?
A: はい、リハーサル等で設定した「固定フィルター」のパラメーターは電源を切っても本体に保存されます。そのため、前日に会場でセッティングを済ませ、当日は電源を入れるだけで同じ設定からスタートすることが可能です。
Q: 利用途中でイベントが延期になった場合、レンタル期間を延長できますか?
A: はい、機材のその後の予約状況に空きがあれば、レンタル期間中の延長手続きが可能です。ただし、次のご予約が入っている場合は延長をお断りすることがあるため、スケジュール変更が分かった時点で早めにご相談ください。
Q: 音楽ライブだけでなく、会議や講演会などの業務用途にも適していますか?
A: 非常に適しています。本機には「スピーチモード」という音声帯域に最適化された検知アルゴリズムが用意されており、会議室やホールでの講演会において、声の明瞭度を保ったまま不快なハウリングを効果的に防ぐことができます。
チャンネル数: 2
入出力端子: XLR、TRS標準フォーン(電子バランス)
A/D、D/A変換: 24bit、48kHz
周波数特性: 20Hz〜20kHz(+0/-0.5dB)
ダイナミックレンジ: 109dB(Aウェイト)
THD+N: 0.003%(+4dBu、1kHz)
フィルター数: 1チャンネルあたり24個(合計48個)
フィルター幅: 1/80〜1/5オクターブ
電源: AC100V、50/60Hz
消費電力: 9W
寸法: W483 × H44 × D149mm (1U EIAラックマウントサイズ)
重量: 約2.0kg
動作温度範囲: 要確認
音響設備のない玄関ホールでのPAで使用しました。
操作も簡単で満足です。
レンタルの手続きも終始わかりやすく、借用機材チェック表もあり助かりました。
また借りたいです。