Blackmagic Design ATEM Production Studio 4Kとは
Blackmagic Design ATEM Production Studio 4Kは、Ultra HD(4K30p)およびHD/SDに対応したラックマウント型のライブプロダクションスイッチャーです。6G-SDI入力4系統とHDMI入力4系統の計8系統のビデオ入力を搭載し、全入力にフレームシンクロナイザーを備えているため、民生用カメラやパソコン画面も混在させてスムーズにスイッチングできます。さらにクロマキー合成やダウンストリームキーヤー、内蔵オーディオミキサー、マルチビュー出力など放送品質の現場に必要な機能を凝縮しており、コストを抑えつつ本格的な4K/HDマルチカメラ運用を実現したい現場の選定に適しています。
この商品がおすすめの人
- 4K対応のマルチカメラ配信を行いたい方:4K30pまでの高精細な映像ソースを複数切り替えてライブプロダクションを行いたい方に適しています。
- SDIとHDMIの機材が混在する現場をワンマンまたは少人数で運用する方:入力端子がSDI・HDMI両方に対応し、PCやタブレットからリモート制御したい方に向いています。
- コストパフォーマンス重視で8入力スイッチャーを導入したい方:プロ仕様のキーヤーやオーディオミキサーを備えつつ、手頃にシステムを構築したい方に最適です。
おすすめの用途
- 映像スイッチング:SDIおよびHDMIを合わせて最大8系統の入力を自在に切り替え、AUX出力やプログラム出力を柔軟にルーティングできます。
- マルチカメラ撮影:各入力にフレームシンクロナイザーを搭載しているため、同期信号のない複数カメラを接続しても安定したスイッチング撮影が可能です。
- ライブプロダクション:イベント中継やステージ配信などで、高画質なプログラム映像とダウンコンバート出力を同時に活用したリアルタイム送出に対応します。
- クロマキー合成:高精度なクロマキーヤーと2系統のメディアプレーヤーを内蔵し、バーチャルセットやテロップのリアルタイム合成が行えます。
- 放送:放送局品質の10-bit処理、リファレンス入力、タリーインターフェース対応など、本格的なスタジオ収録やサブ送り設備に適しています。
Blackmagic Design ATEM Production Studio 4Kをレンタルする際の注意点
レンタル前に確認したいこと
- 対応フレームレートと解像度:本機が対応する4K解像度はUltra HD(3840×2160)の最大29.97pまでです。4K 59.94p/60pには対応していませんので、収録・配信フォーマットを事前にご確認ください。
- コントロール環境の確保:本体フロントパネルでもAuxソースの切り替え等は可能ですが、本格的なスイッチングやキー合成、設定変更にはネットワーク接続したパソコン(ATEM Software Control)または専用コントロールパネルが必要です。
スペック・機能上の注意点
- 入力フォーマットの統一:全入力にフレームシンクロナイザーは搭載されていますが、アップ/ダウン/クロスコンバーターは内蔵されていません。スイッチャー全体で設定した単一のビデオフォーマット(解像度およびフレームレート)に入力機器側の出力を揃える必要があります。
- マルチビュー出力の仕様:マルチビュー出力はHD解像度(HD-SDI 1系統、HDMI 1系統)となります。
- HDMIとSDIの同時認識:入力はSDI 4系統、HDMI 4系統の合計8系統です。同じ入力番号の端子を共有する仕様ではありませんが、入力系統の割り当てをご確認の上接続してください。
使用前に準備・確認したいこと
- ネットワーク設定の確認:操作用PCと本体を同一ネットワーク(LAN)に接続し、IPアドレスを適切に設定する必要があります。初回設定やIPアドレスの変更にはUSB接続と「ATEM Switcher Utility」が必要です。
- 操作用PCの対応OS:ATEM Software Controlを動作させるPC(Mac OS XまたはWindows)のOSバージョンが対応しているか事前にご確認ください。
レンタル商品に含まれていないもの
おすすめオプション
Q: 使用に資格や専門知識は必要ですか?
A: 特別な資格は不要ですが、SDI/HDMIの映像フォーマットやIPネットワークに関する基礎知識があるとスムーズです。専用ソフトウェアの操作は直感的で、マニュアルを参照しながら数時間のテストで基本操作を習得できます。
Q: レンタルセットには何が含まれますか?
A: ATEM Production Studio 4K本体に加え、専用の電源ケーブルが含まれます。PCと接続するためのLANケーブルや、カメラと接続するSDI/HDMIケーブル、マルチビュー確認用の外部モニターは別途ご用意いただくか、追加レンタルをご利用ください。
Q: 映像の入力端子にはどのような種類がありますか?
A: 業務用のSDI端子を4系統、民生機やPCと親和性の高いHDMI端子を4系統、合計8系統の入力端子を備えています。これにより、プロ用カメラと一般的なノートPCからのプレゼン資料を混在させて入力することが可能です。
Q: Roland V-8HDと比較してどのような違いがありますか?
A: Roland V-8HDはHDMI入力に特化し本体にプレビュー画面を備えた卓上型ですが、本機はSDIとHDMIの両方に対応し、Ultra HD(4K)解像度の処理が可能な1Uラックマウント型です。より高画質で長距離伝送が必要な現場に適しています。
Q: 別途用意すべきモニターやアクセサリはありますか?
A: 本体のフロントパネルでも映像確認は可能ですが、全入力とプログラム出力を一覧で確認するための「マルチビュー用モニター(HDMIまたはSDI接続)」を別途用意することを強く推奨します。
Q: 本体のみで映像の録画や配信は可能ですか?
A: 本機単体には録画機能やUSBエンコード機能は搭載されていません。配信や録画を行う場合は、プログラム出力からBlackmagic Web Presenterなどの配信用エンコーダーや、外部レコーダーに接続する必要があります。
Q: 利用途中でレンタル期間を延長することはできますか?
A: はい、次の予約が入っていない場合に限り、レンタル期間の延長が可能です。イベントのスケジュール変更や、事前のリハーサル期間を追加したい場合は、お早めにレンタルサイトのマイページから延長手続きを行ってください。
Q: 企業のオンラインセミナーなどの業務用途に適していますか?
A: 非常に適しています。クロマキー合成機能(ATEM Advanced Chroma Keyer)を搭載しており、グリーンバックを使用した本格的なバーチャルスタジオ合成や、スライド資料への登壇者映像の高品位な合成が可能です。
ビデオ入力合計: 8系統(SDI×4、HDMI×4)
ビデオ出力合計: 6系統(プログラムSDI×3、プログラムHDMI×1、マルチビュー用SDI×1、マルチビュー用HDMI×1)
対応ビデオフォーマット: SD、HD、Ultra HD(3840 x 2160p23.98/24/25/29.97/30)
オーディオ入力: XLR×2、RCA×2
オーディオ出力: XLR×2
コントロール: フロントパネル、イーサネット経由のソフトウェアコントロール(Mac/Windows対応)
メディアプレーヤー: 2基(静止画容量:20)
サイズ: 1Uラックマウント(幅482mm x 奥行147mm x 高さ44mm)
重量: 1.7 kg
作動温度: 5°〜40°C