Q1. NDIとは何ですか?
A1. NewTek社が開発した、IPネットワーク上で映像、音声、制御信号などを双方向に伝送するためのプロトコルです。LANケーブル1本で高品質な映像を低遅延で扱えるのが特徴です。
Q2. フルNDIとNDI|HXの違いは何ですか?
A2. フルNDIは非圧縮に近く高画質・超低遅延ですが、使用するネットワーク帯域が広い(1080p60で約125Mbps)のが特徴です。一方、NDI|HXはH.264/H.265等で高効率に圧縮されており、画質は若干劣るものの、使用帯域が狭い(1080p60で約10-20Mbps)ため、一般的なネットワーク環境でも扱いやすいのが利点です。
Q3. カメラの操作には何が必要ですか?
A3. 同じネットワーク上にあるPCのWebブラウザや専用ソフトウェア、または別売りのPTZジョイスティックコントローラーから操作できます。vMixやTriCasterなどのスイッチャーソフトウェア上から直接コントロールすることも可能です。
Q4. PoE+とは何ですか?対応していないハブでも使えますか?
A4. Power over Ethernet Plusの略で、LANケーブルを通じて電力を供給する技術です。PoE+に対応したスイッチングハブを使えば、別途電源アダプターを接続する必要がありません。もし非対応のハブを使う場合は、カメラに付属のACアダプターで電源を供給する必要があります。
Q5. どのくらいの長さのLANケーブルが使えますか?
A5. 一般的なLANケーブル(Cat5e以上推奨)の規格上、ハブからカメラまでの最大長は100mです。
Q6. 映像がカクカクしたり止まったりします。原因は何ですか?
A6. ネットワーク帯域の不足、スイッチングハブの性能不足、PCのスペック不足などが考えられます。特に複数台のフルNDIカメラを使用する場合は、ギガビット対応のネットワーク環境が必須です。ネットワーク設定やケーブル品質も見直してみてください。
Q7. 1台のPCで何台までカメラを制御できますか?
A7. 制御自体はPCの性能が許す限り多数のカメラを管理できますが、同時に映像を受信・処理する場合はPCのCPU/GPU性能とネットワーク帯域に依存します。ソフトウェアスイッチャーを使用する場合、そのソフトウェアの推奨スペックをご確認ください。
Q8. カメラのIPアドレスなどの設定はどのように行いますか?
A8. 通常、DHCPサーバーのあるネットワークに接続すれば自動でIPアドレスが割り当てられます。特定のIPアドレスに固定したい場合は、メーカーが提供する設定ツールやカメラのWeb UIから手動で設定します。
Q9. TriCasterやvMix以外のソフトでも使えますか?
A9. はい、使えます。OBS StudioにNDIプラグインを導入すれば無料でNDI映像を受信できます。また、NewTek社が提供する無料ツール「NDI Tools」を使えば、NDI信号をWebカメラのように認識させて、ZoomやTeamsなどのビデオ会議ソフトで利用することも可能です。
Q10. カメラの映像に色味の違いがあります。調整できますか?
A10. はい、ほとんどのモデルでホワイトバランス、ゲイン、シャッタースピード、彩度、色合いなど、詳細な画質調整が可能です。カメラのWeb設定画面やPTZコントローラーから、各カメラの色味を合わせて運用します。
手持ちのAVOXのVISCAカメラに使いました。
以下パンダスタジオ推奨ではないので、あくまで「私の場合」です。
ルーターとVISCAカメラと本機をつなぎ、IPボタンを押して手動で目的カメラのIPを設定
(必ずESPキーを押して初期画面に戻らないとIPボタンが押せない)
その設定を進むと、ポート番号(52381)やボーレート(9600)を設定して、カメラ番号を1-4に割り付けると、その後はLCD下のカメラ番号で呼び出せます。
■良い点
・レンタル価格が安く、ジョイスティックもスムーズ。
・カメラ選択ボタンがある。
・AF→MFがつまみを動かすことでモードチェンジできる点
■良くない点
・ポジションメモリーを使うのに、SETもRECALLもいちいち「esc」を押して数字キーを押してエンターキーを押す必要があること。
・ポテンショメーター(アイリス、フォーカスなどの丸つまみ)のステップが荒く、微調整が効かない。
・OSDを呼び出すボタンが、手が触れやすい位置にあり危険。
■総合すると
複数のカメラを持っているが、急にコントローラーが複数必要になったような場合に安価なレンタルで台数が増やせるのはありがたい。
■注意
上記はネットワークやPTZカメラの知識があってできることなので、何かあっても自己責任です。
状況によっては危機の破損なども起こりうることなので、推奨外使用をする場合は慎重な判断を求めます。