商品の説明
スムーズなワークフロー
VR-400UHDは2つのタッチ・モニターと、操作したい機能にすぐにアクセスできる操作パネルとプロフェッショナルな機能で、より効率的にハイブリッド・プレゼンテーションを実現します。
タッチで実行
7インチのタッチ・モニターを左右に配置し、映像コンテンツをモニタリング、タッチで必要な操作にすばやくアクセスできます。シーンの出力には2つのモードを搭載。PGM/PSTモードは、右の画面で最大8つの映像から選択し、左の画面では各種映像や音声の機能にアクセスできます。またデュアル・モードでは、左右両方のモニターにそれぞれ映像を表示し、出力できます。複数のディスプレイやステージ用と配信用など異なる出力先に応じて、最適な映像を同時に操作するイベントに最適です。
物理的なコントロール
VR-400UHDの操作パネルには、直感的な操作を補完するフェーダーやつまみ、ボタンが配置されています。パネル右側には、映像を切り替えるシーン/バンクボタン、トランジションやサイズ変更など、映像を制御する機能を配置。また左側には音声のミキシングにフェーダーやノブを配置し、必要な機能にすぐにアクセスできます。
4Kでのプレゼンテーションとライブ配信
VR-400UHDは、高画質な4K/60fps、HDR/SDRをサポートし、4K対応カメラの映像を4K対応のディスプレイやレコーダーへ出力します。また、USB-C出力*はUSB 3.2 Gen 2に対応しているので、用途に応じた配信プラットフォームへライブ配信を同時に送出できます。
*4K STREAMING端子から出力される映像はSDR固定です。最大出力フォーマットは4K/30fpsです。
幅広い接続系統
VR-400UHDのリアパネルには、イベントや配信に必要な映像・音声や制御端子がまとまっており、複数の機器を用意する必要はありません。イベントでの搬入搬出の工数削減、常設設備では最小限のケーブル接続で収めることができます。
仮設にも、常設にも
VR-400UHDはイベントなど仮設現場での限られた設置スペースでの運用はもちろん、EIA19インチ規格に対応しており、AV設備のラックや、ケースで持ち運ぶことも可能です。
4K対応HDMI入力
VR-400UHDは、最大4K/60pの解像度に対応したHDMI入力を7系統備え、最大4つの入力を同時に使用して映像合成します。HDMI4は4つの入力から選択でき、接続されたカメラやその他のデバイスを、用途に応じて1つずつ選択できます。すべての入力にはスケーラーが内蔵されており、フォーマット変換を気にすることなく、4K/HD、HDR/SDR、Rec.2020/Rec.709のさまざまなデバイスを自由に組み合わせることができます。
シーンの切り替え
VR-400UHDのシーン機能は、タッチ・モニターまたは専用ボタンを使い、映像レイアウトを簡単に作成、また呼び出すことができます。シーンには背景レイヤーとピクチャー・イン・ピクチャーとキー合成が使える2つのレイヤーで構成し、入力映像を見ながらレイアウト、サイズ、トリミングなど編集できます。
2つのシステム・モード
PGM/PSTモードでは、カット、ディゾルブ、ワイプなどのトランジション・エフェクトを使用して、シーンを切り替えます。シーンは1バンクにつき8個まで登録できるので、8つのバンクを使い最大64個のシーンが登録可能です。右のタッチ・モニターには8個のシーンが表示されます。デュアル・モードでは、右の画面ではPGM1、左の画面ではPGM2を操作して、HDMI出力またはUSB出力に割り当てることができます。これは、ステージの両脇にある2つのLEDディスプレイに異なる映像を出力する場合に最適で、両方を同時に確認しながら制御できます。
*デュアル・モード時の切り替えはフリーズ・カットに固定されます。
静止画の読み込みと表示
USBメモリーからインポートされたJPEG、BMP、およびアルファ・チャンネル対応PNG静止画を使用してイベントを演出します。最大8つの画像をVR-400UHDの内部メモリーに保存でき、イベントの転換や休憩の案内、またタイトルなどにも活用できます。
1台のカメラから複数の映像を
VR-400UHDのROI(Region Of Interest)機能は、イベント映像でステージのワイドショットと登壇者のクローズアップが必要な場合に有効な機能です。1台の4Kカメラの映像から複数の必要な領域を切り出せます。これらをシーンのレイヤーに割り当て、カメラの台数に頼ることなく、映像演出の幅を拡張します。
柔軟なHDMI出力
VR-400UHDは、4KからHDへのダウンスケーリング対応のHDMI出力を2系統備えており、それぞれにPGMまたはPSTを割り当てることができます。またHD専用のHDMI出力もあり、左右どちらかのタッチ・モニターと同じ映像を出力します。(720p固定)
この出力は外部に操作プレビューを共有したいときに最適です。
4K でのライブ配信
VR-400UHD背面のUSB Type-CはUSB 3.2 Gen 2に対応し、最大4K/30fpsでストリーミング出力が可能。VR-400UHDはPC側からWebカメラとして認識され、配信プラットフォームのライブ配信アプリなどでビデオおよびオーディオソースとして選択できます。USB出力には専用のロゴ機能があり、配信中にロゴなどを映像に合成することができます。
*4Kでライブ配信を実行するには、USB 3.2 Gen 2(10 Gbps)ケーブル、USB 3.2 Gen 2対応PC、4K配信に対応したネットワーク帯域幅が必要です。USB 3.0または3.2 Gen 1ケーブルを接続した場合、最大出力フォーマットは1080p/60fpsです。
アナログ/デジタル両対応の音声入力
高品質なマイクプリアンプと48Vファンタム電源対応のXLR/TRSコンボジャック端子を4系統。マイク入力のTRS端子を2系統、ライン・レベルのデバイスを接続できるRCAピン端子(ステレオ)を2系統備えています。さらにHDMIやUSB入力からのエンベデッド・オーディオをミキシングすることもできます。
オーディオ操作をより直感的に
VR-400UHDの操作パネル左側には、オーディオ入力、マスター出力のフェーダー、ヘッドホン用つまみがあり、必要なときに直感的に操作でき、スムーズな運用をサポートします。またタッチ・モニターでは、各チャンネルのミュート、ソロや詳細なパラメータにタッチ操作ですばやくアクセスできます。
パワフルなサウンド処理
音声を整えるEQやダイナミクスの処理はすべての入出力に対応しています。また、アンチ・フィードバック、オート・ミキシング、ディエッサー、ノイズゲートなど、音声の問題を解決し、洗練された音作りをサポートします。
操作をよりシンプルに
発表者が多い場面では、映像と音声を確認しながら、進行に応じたスムーズな操作が必要です。VR-400UHDのオーディオ・フォロー・ビデオ機能とオート・ミキシング機能により、これらの複雑な作業を簡略化することで、作業負荷を軽減し円滑なイベント進行をサポートします。
商品の情報
【映像】
■映像処理 :4:2:2(Y/Pb/Pr)、10ビット
■映像チャンネル数 :4チャンネル
■入力映像フォーマット :HDMI 4K IN:2160p/60Hz、59.94Hz、50Hz、30Hz、29.97Hz、25Hz、24Hz、23.98Hz1080p/60Hz、59.94Hz、50Hz、30Hz、29.97Hz1080i/59.94Hz、50Hz720p/60Hz、59.94Hz、50Hz
※HDCP 1.4、2.2対応
※CEA-861-F準拠
※色域 :Rec.709、Rec.2020
※輝度 :SDR、HDR PQ(HDR10)、HDR HLG
■出力映像フォーマット :HDMI 4K OUT:
2160p/60Hz、59.94Hz、50Hz、30Hz、29.97Hz、25Hz、24Hz、23.98Hz
1080p/60Hz、59.94Hz、50Hz、30Hz、29.97Hz
※HDCP 1.4、2.2対応
※CEA-861-F準拠
※色域 :Rec.709、Rec.2020
※輝度 :SDR、HDR PQ(HDR10)、HDR HLG
HDMI HD OUT :1280×720/60Hz
※HDCP 1.4対応
※CEA-861-F準拠
※色域 :Rec.709
※輝度 :SDR
■4K STREAMING: 960x540、1280x720、1920x1080、2560x1440、3840x2160
※フレーム・レート(~2560x1440):25Hz、29.97Hz、30Hz、50Hz、59.94Hz、60Hz
※フレーム・レート(3840x2160):25Hz、29.97Hz、30Hz
※色域 :Rec.709
※輝度 :SDR
※USB Video Class準拠
■静止画」Bitmap File(.bmp)最大3840x2160、24ビットカラー、非圧縮
JPEG File(.jpg、.jpeg)最大3840x2160、24ビットカラー
PNG File(.png)最大3840×2160、24ビットカラー
※最大8枚まで記憶可能
※PNGアルファ・チャンネル対応
■映像エフェクト:
切り替え :カット、ミックス、ワイプ(11パターン)
合成 :バックグラウンド、レイヤー1(ピクチャー・イン・ピクチャー+キー)
(※1)、レイヤー2(ピクチャー・イン・ピクチャー+キー)(※1)、DSK(※2)、ロゴ(※3)
その他 :マルチビュー、アウトプット・フェード、アウトプット・フリーズ
アウトプット・キャプチャ、静止画再生、テスト・パターン出力
※1 ルミナンス・キー、クロマ・キー
※2 ルミナンス・キー、クロマ・キー、静止画αチャンネル
※3 ルミナンス・キー、クロマ・キー、静止画αチャンネル、4Kストリーミング出力専用。最大サイズは1920x1080。
【音声】
■音声処理 :サンプル・レート:24ビット、48kHz音声チャンネル数14チャンネル
※MIC×6、LINE×2、HDMI、USB
■オーディオ・フォーマット :HDMI 4K IN:リニアPCM、24ビット、48kHz、2ch
HDMI 4K OUT:リニアPCM、24ビット、48kHz、2ch
4K STREAMING(入力/出力):リニアPCM、16ビット、48kHz、2ch
■オーディオ・エフェクト :チャンネル・エフェクト:オート・ゲイン、ハイ・パス・フィルター、アンチ・フィードバックノイズゲート、ディエッサー、コンプレッサー、4バンドPEQ、ディレイ、オート・ミキシング
マスター・エフェクト:リバーブ、コンプレッサー/リミッター、ラウドネス・オート・ゲイン・コントロール
15バンドGEQ、ディレイ
その他 :アウトプット・フェード、テスト・トーン出力
パンダスタジオお台場のロビーに設置しました。SONY FX6を接続し、各カメラソースをHyperDeckで録画しながら、スイッチングアウト(プログラムアウト)を録画しています。
4Kの映像ソースをそのままHDMIで入力することの手軽さと、簡単に画作りしてLEDディスプレイ(COBディスプレイ)に表示できるのも、超簡単です。イベント会場の絵だしには本当に便利な機材です。
上手く告知すれば、大変便利な機械なので、私達もどんどんPRしていきたいとおもいます。