従来のハンディカムで採用しているCMOSイメージセンサーと比べ約4.9倍の受光面積を備えた大型で高感度な1.0型有効約1420万画素の裏面照射型CMOS イメージセンサーExmor R を搭載し、暗所でも高画質な4K映像、レンズ交換式カメラのような美しいぼけ感のある豊かな映像表現が楽しめます。
高感度・低ノイズの1.0型 Exmor R(エクスモア アール)CMOSセンサー
高速処理や圧倒的な高画質を実現する、新世代画像処理エンジンBIONZ X を採用
BIONZ X の高速処理と、ソニーがこれまでカメラ開発によって培ってきた技術やノウハウで、見たままの質感や細部までの描写をより忠実に再現します。具体的には、エッジやテクスチャーなどに画像を領域分割し、各領域に対して最適なフィルター処理を行う「ディテールリプロダクション処理」や、被写体を分析してノイズ低減を行う「エリア分割ノイズリダクション」などの組み合わせによって、ディテール再現と低ノイズの最適化を実現。また、「全画素超解像ズーム」(最大24 倍)や「4K静止画出力」、「同時ビデオ記録」など、これまでのビデオカメラにはない新機能が搭載されています。
画質処理能力がアップ。新世代の高速画質処理エンジン「BIONZ X」
高精細な描写を実現するために新開発した、広角29mm ZEISS バリオ・ゾナーT*
画面周辺部においても高精細な描写を実現するために新開発したレンズ「ZEISS バリオ・ゾナーT*」を採用しました。AA レンズ(advanced aspherical=高度非球面成型)とED レンズを含む11群17枚のZIESS レンズにより、画面周辺部においても高い解像度を実現。また、7枚羽根の虹彩絞りにより、美しいぼけ感のある映像表現が可能。雄大な景色を広範囲に撮影できる最大広角29mm、最大12倍の光学ズーム、さらに新機能の全画素超解像ズームにより4Kで最大18倍、HDでは最大24倍ズームまで可能、本機1台で多彩な映像表現を楽しめます。
4K撮影にチューニングされた大口径ZEISS バリオゾナーT*(ティースター)レンズ
本機は、現行機(FDR-AX1)に比べ、体積で約1/4、質量で約1/3に小型化し、フルHDの4倍高精細な4K映像による、まるでその場にいるかのような没入感を手軽にお楽しみいただけます。また、4Kの30p/24p撮影に対応しており、シネマトーンと組み合わせれば、映画のような印象的な作品が撮影可能です。
4Kの長時間記録やハイビットレート撮影が可能な記録方式XAVC S を採用
XAVC S
本機は、プロフェッショナル用に開発されたXAVCフォーマットを民生用に拡張したXAVC S を採用しており、4K60Mbps での撮影に加え、HD 50Mbps では動きの多い場面でも解像度の高い映像の撮影が可能。動画圧縮方式はH.264/AVC のLong GOP(Group Of Pictures)方式を採用することで映像を高圧縮化し、長時間記録が可能です。音声圧縮方式は、リニア PCM、ファイル形式は、MP4※です。
※MP4 再生対応の機器、ソフトであってもすべてのモードが再生できるわけではありません。
※XAVC S 記録時はSDXC メモリーカードClass10 が必要です。
HDMI ケーブル1 本で4Kテレビに簡単に接続
本機は同梱のHDMIケーブル1本で、4Kで撮影した映像を簡単に楽しめます。トリミング再生は、4K撮影ならではの新しい視聴スタイルです。4Kで撮影した映像をフルHDテレビに接続して、再生時に見たい部分を、タッチパネルで選択すれば、その部分をクローズアップで見られます。

フルHDテレビでもより高精細な映像再生を実現
4Kで撮影した映像は、4Kテレビでの鑑賞に加え、フルHDテレビにおいても、4K映像の膨大なデータ量をもとにフルHD映像にダウンコンバートすることで、通常のフルHD映像より情報量が多く、より高画質な映像を楽しめる「4Kサンプリング フルハイビジョン再生」を実現。また、4K映像からフルHD映像を任意の位置で切り出し、フルHDテレビで鑑賞するトリミング再生にも新たに対応し、現在4Kテレビを所有していないお客さまにもお楽しみいただけます。
ブルーレイと親和性の高いAVCHDフォーマットでのフルHD撮影にも対応
従来のハンディカムで採用しているAVCHD記録にも対応し、最大28Mbpsの撮影が可能。また、AVCHDフォーマットはブルーレイと親和性が高く、ブルーレイにも簡単に記録でき、対応機器での再生も楽しめます。
HD画質での120p記録を可能とするハイスピード撮影
本機は、HD 画質(1280x720)でのハイフレームレート撮影に対応。120pでの記録が可能なため、後処理を施し24pで再生することで5倍スローの映像として表現可能。動きの速いスポーツなどをスロー再生してフォームを確認したり、また1つの映像表現として取り入れたりと、さまざまな用途で使用できます。
※本機能はXAVC Sでのみ使用可能です。
有機ELを採用した視認性の高い「OLED Tru-Finder(トゥルーファインダー)」
高解像度と、黒を忠実に再現する高コントラストを実現する有機EL ファインダー「OLED Tru-Finder」を、ビューファインダーに搭載しています。4枚の両面非球面レンズを用いた新しい光学設計による約33度の広視野と、画面四隅までの高い解像感と視認性を実現。
高精細な有機ELファインダーTru-Finder
「同時ビデオ記録」に対応
高画質に撮影できるXAVC S もしくはフルHD対応のAVCHD動画と、共有・転送に便利なMP4動画を同時に記録する機能を搭載。用途によってファイルを使い分け、記録と共有を両立できます。
記録と共有に便利、高画質動画とMP4動画の同時記録
Wi-Fi/NFC 搭載による簡単スマホ連携、ワンタッチシェアリング・ワンタッチリモート
Wi-Fi およびNFC(Near Field Communication:近距離無線通信)を搭載。NFC に対応したスマートフォンやタブレットに、モバイルアプリケーションPlayMemories Mobile(プレイメモリーズモバイル)をインストールすることで、複雑な接続設定をしなくてもワンタッチで、静止画や「同時ビデオ記録」で撮影したMP4 動画を転送可能。スマートフォンやタブレットからのリモート操作や、ハンディカム内の映像や写真を、ケーブル接続することなくワイヤレスでPCに保存、ハンディカムで再生している映像をネットワーク対応テレビでの視聴も可能※。
※XAVC S は非対応、接続にはアクセスポイントおよびDLNAプレーヤー対応テレビが必要です。
より印象的な作品が簡単に撮れる「ピクチャーエフェクト」機能
撮影中に液晶モニターで効果を確認しながら、柔らかく透明感のある画像が作れる「ソフトハイキー」をはじめ、7種類のエフェクト(トイカメラ・パートカラー・レトロフォト・ソフトハイキー・ハイコントラストモノクロ・ポップカラー・ポスタリゼーション)を使って印象的な作品が撮影可能。パソコンで画像加工無しでも、カメラの設定でさまざまな作品を撮る楽しみが広がります。
マイボイスキャンセリング機能
撮影者の方向(カメラ左後方)の声を認識し、被写体の声や周辺の音はそのままに、撮影者の音声を大幅に低減して録音可能。例えばスポーツ観戦やイベントや運動会等で撮影しながら大声で応援しても、そのまま録音される心配がありません。