パブリックビューイング用映像音声分離セットとは
パブリックビューイング用映像音声分離セットは、配信を受信するPCなどの映像と音声を分離し、プロジェクターや会場の音響設備へ安定して長距離伝送するための機材セットです。スキャンコンバーター「Roland VC-1-SC」とレベル変換・DI「ART Clean Box Pro」を中心に構成されており、民生用の音声信号を業務用規格のXLRバランス信号へノイズを抑えて変換できます。さらに50mの光ファイバーHDMIケーブルや45mのBNCケーブル、20mのXLRマイクケーブルを同梱しており、広めの会場でも離れた音響卓や上映機器へスムーズに接続できます。
この商品がおすすめの人
- パブリックビューイング等の上映イベントを担当する方:配信映像から音声と映像を確実に分離し、会場のプロジェクターやPAシステムに接続したい方に最適です。
- 音響ノイズや信号劣化を防ぎたい方:PCからの民生用音声レベル(-10dBV)を業務用レベル(+4dBu)のバランス信号(XLR)へ変換して長距離伝送したい方に適しています。
- 広い会場で機材間の配線距離が長い方:50mの長尺光ファイバーHDMIや45mのBNCケーブル、20mのXLRケーブルがセットになっているため、別途長いケーブルを手配する手間を省きたい方におすすめです。
おすすめの用途
- イベント映像演出:ライブ配信やスポーツ中継などを大型プロジェクターへ投写し、迫力のあるパブリックビューイング環境を構築できます。
- オーディオ機器の接続:PCやコンバーターの音声をART Clean Box ProでXLRバランス出力に変換し、会場のミキサーやPA設備へ安全に接続できます。
- 映像伝送:同梱の50m光ファイバーHDMIケーブルや45m BNCケーブルを活用し、受信地点から離れた上映スクリーンまで高品質に映像を伝送できます。
- 映像信号変換:Roland VC-1-SCにより、受信PCからのHDMI出力を現場のプロジェクターやモニターに適した解像度・信号形式(SDI/HDMI)にアップ/ダウンスケール変換できます。
パブリックビューイング用映像音声分離セットをレンタルする際の注意点
レンタル前に確認したいこと
- 映像を受信・再生するためのパソコンやタブレット等の再生端末はセットに含まれていませんので、別途ご用意が必要です。
- 会場に設置されている音響卓(PAミキサー)の入力端子がキャノン(XLR)端子に対応しているか事前にご確認ください。
- 上映機器(プロジェクターや大型モニター)側の対応入力端子(HDMIまたはSDI)と、受信PC設置場所からの配線距離を確認してください。
スペック・機能上の注意点
- 付属の光ファイバーHDMIケーブル(50m)には伝送の方向性(Source側・Display側)があります。逆に接続すると映像が映りませんので端子の表記を必ずご確認ください。
- 光ファイバーケーブルは繊細な構造のため、鋭角に折り曲げたり、重いものを乗せて踏みつけたりしないよう取り扱いにご注意ください。
- Roland VC-1-SCの入出力設定が上映機器の対応解像度およびフレームレートと合致しているか、現場での事前設定を行ってください。
使用前に準備・確認したいこと
- 再生用PCの音声出力先設定が、接続方法に合わせて「HDMI出力」または「ヘッドフォン出力(3.5mmステレオミニ)」に正しく切り替わっているか確認してください。
- ART Clean Box Proのゲインツマミを適切に調整し、音割れや過大入力による歪みが発生しないようリハーサル時に音量確認を行ってください。
- 長距離ケーブルをフロアに敷設する場合は、来場者が引っかからないよう養生テープ等で安全に固定してください。
レンタル商品に含まれていないもの
おすすめオプション
Q: パブリックビューイング用映像音声分離セットの使用に資格や専門知識は必要ですか?
A: 特別な資格は不要です。入力側の再生機器と出力側のプロジェクター・音響機器をケーブルでつなぐだけのシンプルな設計のため、取扱説明書に沿って接続すれば、音響の専門知識がない方でも簡単にセットアップが可能です。
Q: レンタルセットには何が含まれますか?
A: 映像音声分離器本体、専用ACアダプター、高品質HDMIケーブル(3m)2本、および音響ミキサー接続用のRCA-標準フォン変換ケーブルが含まれています。到着後、すぐにお手持ちの機器と接続してご使用いただけます。
Q: 別途用意すべきメモリカード・バッテリー・アクセサリはありますか?
A: 本製品はAC電源駆動のためバッテリーやメモリカードは不要ですが、コンセントからの距離が遠い場合は延長電源コードをご用意ください。また、音響機器側の入力端子がXLR(キャノン)のみの場合は、別途変換ケーブルのレンタルをおすすめします。
Q: 市販の数千円のHDMI音声分離器と比較してどう違いますか?
A: 本製品は長時間のイベント稼働を前提とした放熱設計と、安定したEDID保持機能を搭載しています。民生用の安価な製品で起こりやすい、長時間の使用による熱暴走や、映像が突然途切れるブラックアウトのリスクが大幅に低減されています。
Q: 利用途中でレンタル期間を延長できますか?
A: はい、レンタル期間中の延長手続きが可能です。ただし、次のご予約が入っている場合は延長をお断りすることがございますので、イベントのリハーサル等で日数が追加になりそうな場合は、お早めに延長申請をお願いいたします。
Q: 映像と音声の間にズレ(リップシンクの遅延)は発生しますか?
A: 本機材による信号処理の遅延は数ミリ秒以下であり、人間の耳では感知できないレベルです。ただし、接続するプロジェクター側の映像処理によって遅延が生じる場合は、音響ミキサー側でディレイ(遅延)調整を行っていただく必要があります。
Q: 5.1chサラウンド音声を分離して出力することは可能ですか?
A: はい、光デジタル(TOSLINK)出力端子を使用することで、Dolby DigitalやDTSなどの5.1chサラウンド音声をそのままAVアンプ等へ出力可能です。アナログRCA出力の場合は2chステレオにダウンミックスまたはステレオ信号のみの出力となります。
Q: 屋外のスポーツパブリックビューイング用途に適していますか?
A: はい、多数の屋外イベントでご利用いただいております。ただし、本製品自体に防水・防塵機能はありませんので、屋外で使用される際は、テント内や機材ケースの中など、雨水や直射日光、砂埃を避けられる環境に設置してください。
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