SIRUI 24mm F2.8 1.33x アナモルフィックレンズ(SR24-E)とは
「SIRUI 24mm F2.8 1.33x アナモルフィックレンズ(SR24-E)」は、ソニーEマウント(APS-C)に対応し、水平画角を1.33倍に広げて捉える広角シネマレンズです。撮影後に編集ソフト等で水平方向にデスクイーズ(圧縮解除)することで、迫力ある2.4:1のワイドスクリーン映像を生成できます。横方向に走る特有のブルーストリーク(青い光条エフェクト)や印象的な楕円形のボケ表現が得られるのが大きな特徴です。広角を活かした雄大な風景や、車内などの狭小スペースでのシネマティックな映像制作を行いたいクリエイターに最適です。
この商品がおすすめの人
- 映画のようなシネマスコープ映像を制作したい方:クロップ(上下切り取り)による解像度低下を避け、センサー解像度を最大限に活かした2.4:1のワイド映像が得られます。
- 印象的なフレアやボケ表現を演出したい方:アナモルフィックレンズならではの青い水平フレアや、背景の楕円形ボケを活かした情緒的な映像表現が可能です。
- 狭い場所や広角での映画的撮影を行いたい方:24mmの広角設計により、スペースの限られた室内・車内や広大なロケーションの撮影に適しています。
おすすめの用途
- 映画撮影:伝統的なシネマスコープ比率(2.4:1)と青い光条エフェクトにより、本格的な劇場映画クオリティのルックを表現できます。
- 動画撮影:ミュージックビデオやプロモーション映像、短編フィルムなどで印象的なワイド構図と背景ボケを演出できます。
- 風景撮影:水平方向に広い画角をカバーできるため、雄大な自然やダイナミックな街並みを余すところなく描写できます。
- 夜景撮影:街灯や車のヘッドライトなどの点光源から美しいブルーストリークを引き出し、幻想的で鮮やかな夜景映像を撮影できます。
SIRUI 24mm F2.8 1.33x アナモルフィックレンズ(SR24-E)をレンタルする際の注意点
レンタル前に確認したいこと
- マウントとセンサーサイズの確認:本レンズはソニーEマウント専用のAPS-Cフォーマット用レンズです。フルサイズセンサー搭載カメラで使用する場合は、カメラ側で「APS-C / Super 35mmクロップモード」に設定して撮影してください。
- マニュアル操作専用:オートフォーカス(AF)や手ブレ補正などの電子接点機能はありません。フォーカスおよび絞りはすべてマニュアル操作となります。
スペック・機能上の注意点
- デスクイーズ処理が必要:記録された映像データは横方向に1.33倍圧縮された状態で保存されます。本来のプロポーション(2.4:1)で鑑賞・編集するには、編集ソフトでのデスクイーズ(引き伸ばし)処理が必要です。
- 最短撮影距離:最短焦点距離は約2フィート弱(約0.6m)となります。被写体に極端に近づく近接マクロ撮影には適していません。
- フィルター径:前面のフィルターネジ径は72mmです。追加でフィルターを使用する場合はサイズをご確認ください(レンタルには72mmフィルターが1枚付属しています)。
使用前に準備・確認したいこと
- カメラ側のピーキング・拡大表示機能の確認:完全マニュアルフォーカスとなるため、カメラ本体のフォーカスアシスト(ピーキング機能やピント拡大機能)を活用して正確にピントを合わせる準備を行ってください。
- モニタリング環境の確認:撮影時に本来のアスペクト比で構図を確認したい場合は、アナモフィック・デスクイーズ表示機能に対応した外部モニターの利用を推奨します。
レンタル商品に含まれていないもの
- 別途必要:Eマウント対応カメラ本体 — レンタル品はレンズ単体のため、撮影にはソニーEマウント対応のカメラボディが別途必要です。
- 別途必要:SDカード等の記録メディア — 映像を記録するためのメディアは付属していないため、使用するカメラに対応したメディアを別途ご用意ください。
- 利用条件によって必要:編集用ソフトウェア — 撮影した圧縮映像を2.4:1のシネマスコープ比率に復元・編集するためのPCおよび動画編集ソフトウェアが別途必要です。
おすすめオプション
Q: アナモルフィックレンズ特有の映像はカメラ内でそのまま確認できますか?
A: ソニーFX30など一部のシネマライン機種には、モニター上で映像を横に引き伸ばして表示する「デスクイーズ機能」があります。この機能がないα6000シリーズ等の場合は、外部モニターを使用するか、編集ソフトで縦横比を調整する必要があります。
Q: レンタルセットには何が含まれますか?
A: レンズ本体、フロントキャップ、リアキャップ、専用の保護ケースが含まれます。また、フォローフォーカスを使用するためのギアリングが付属しており、到着後すぐにリグに組み込んでの本格的な動画撮影が可能です。
Q: オートフォーカス(AF)やレンズ内手ブレ補正は機能しますか?
A: 本製品は完全なマニュアルフォーカス(MF)レンズであり、オートフォーカスは使用できません。また、レンズ内に手ブレ補正機構はないため、カメラボディ内の手ブレ補正(IBIS)を使用するか、ジンバルでの運用を強く推奨します。
Q: フルサイズ機(α7シリーズなど)に装着して使用することはできますか?
A: 本製品はAPS-Cセンサー向けに設計されています。Eマウントのフルサイズ機(α7S IIIなど)に装着することは可能ですが、四隅にケラレ(黒い影)が発生するため、カメラ側の設定で「APS-C/Super 35mm撮影」モードに切り替えてご使用ください。
Q: 編集ソフトでのデスクイーズ(引き伸ばし)処理は初心者でも簡単ですか?
A: はい。Premiere Pro、DaVinci Resolve、Final Cut Proなどの主要ソフトであれば、クリップのピクセルアスペクト比を「1.33」に変更するだけで簡単に正常な比率(2.4:1)に戻すことができます。特殊なプラグインは不要です。
Q: フィルター径はいくつですか?NDフィルターは直接装着できますか?
A: フィルター径は72mmです。市販の72mm径の円偏光(PL)フィルターや可変NDフィルターを直接ネジ込んで装着できます。屋外の日中撮影でF2.8の開放絞りを活かしてフレアを出したい場合は、NDフィルターの併用が必須となります。
Q: 利用途中で撮影が延びた場合、レンタル期間を延長できますか?
A: マイページから延長手続きが可能です。ただし、次に他のお客様の予約が入っている場合は延長をお断りすることがありますので、天候等で撮影スケジュールが変動する可能性がある場合は、あらかじめ余裕を持った期間でのレンタルをおすすめします。
Q: Laowaなどの競合アナモルフィックレンズと比較してどのような違いがありますか?
A: SIRUIのレンズは、強い光源に対して非常にシャープで鮮やかな「ブルーフレア」が発生するのが最大の特徴です。Laowaのニュートラルなフレアと比較して、よりサイバーパンクやSF映画のような現代的でエッジの効いたルックを好む方に適しています。