YAMAHA WLX313とは
YAMAHA WLX313は、2.4GHz帯×1、5GHz帯×2の3系統を同時に利用できるトライバンド対応の業務用無線LANアクセスポイントです。各周波数帯で50台、最大150台の端末を同時接続可能で、5GHz帯への接続を自動で分散するロードバランス機能や、電波干渉時に瞬時に別チャンネルへ切り替える「Fast DFS」を搭載しています。イベント会場や展示会、学校の授業、オフィスなど、多数の端末が密集して安定した高速通信が求められる現場のWi-Fi環境構築に最適なモデルです。
この商品がおすすめの人
- イベントやセミナーの主催者:多数の来場者や参加者へ安定したWi-Fi通信環境を提供したい方
- 学校・教育機関の関係者:多台数のタブレット端末を同時に利用した授業を円滑に行いたい方
- 一時的なオフィス環境を構築するネットワーク管理者:Web GUIによる無線の見える化や、RADIUSサーバー連携などの高度なセキュリティ管理を行いたい方
おすすめの用途
- Wi-Fi環境構築:トライバンド機能と接続台数の自動分散により、最大150台の端末が密集する会場でも混雑を防ぎ、快適な無線環境を実現します。
- オンライン授業:多数のタブレットやPCが同時に通信してもFast DFS機能で切断を防ぎ、安定した通信状態を維持できます。
- ネットワーク構築:内蔵RADIUSサーバーや認証局機能、タグVLANに対応し、本機単体でもセキュアな一時的社内ネットワークを構築できます。
- インターネット接続:展示会や発表会場などの特設ブースにおいて、来場者や運営スタッフ向けの高速・安定したインターネット回線を提供できます。
YAMAHA WLX313をレンタルする際の注意点
レンタル前に確認したいこと
- 本機は無線LANアクセスポイント(AP)です。ルーター機能は搭載されていないため、インターネット接続を行うには別途有線ルーターや上位回線環境が必要です。
- 電源は付属のACアダプター(YPS-12V3A)のほか、PoE(IEEE 802.3at準拠)受電にも対応しています。
スペック・機能上の注意点
- 同時接続台数は最大150台ですが、内訳は5GHz帯(1)で50台、5GHz帯(2)で50台、2.4GHz帯で50台の合計となります。単一の周波数帯に150台すべてを接続することはできません。
- 外部アンテナ端子を使用する場合は、初期設定の内蔵アンテナ設定から切り替えが必要です。
- 本機のデフォルトIPアドレスは「DHCP自動取得」です(取得失敗時は192.168.100.240/24)。既存ネットワークに接続して設定画面を開く際は、割り当てられたIPアドレスを事前にご確認ください。
使用前に準備・確認したいこと
- 設置場所に応じたアンテナの取り付けを行ってください。全方位へ電波を広げたい場合は、付属のショートポールアンテナ(4本)を装着して運用してください。
- 付属の卓上用台座やワイヤースタンドを利用することで、机上などへの安定した平置き・自立設置が可能です。
- 設定変更を行うための管理用PC(Webブラウザ対応)をご準備ください。
レンタル商品に含まれていないもの
- 別途必要:LANケーブル — 上位ルーターやスイッチングハブと本機を接続するために必須となります。
- 別途必要:ヤマハ RTX1210 [ギガアクセスVPNルーター]などの有線ルーター — 本機単体ではインターネットルーティングができないため、上位ネットワーク機器が必要です。
- 利用条件によって必要:壁面固定用補助金具 — 当該金具は欠品しております。壁面への完全固定工事を伴う設置には対応できませんのでご注意ください。
- 利用条件によって必要:RJ-45コンソールケーブル(YRC-RJ45C) — コンソールポート経由でシリアル設定を行う場合に必要です(Webブラウザ経由での設定時は不要です)。
おすすめオプション
Q: YAMAHA WLX313の設置や設定に専門的なネットワーク資格は必要ですか?
A: 資格は不要です。Webブラウザからアクセスできる日本語のGUI設定画面が用意されており、基本的なWi-Fi名(SSID)やパスワードの設定であれば、一般的な家庭用ルーターを設定したことがある方なら問題なく行えます。
Q: レンタルセットにはPoEインジェクターやLANケーブルも含まれますか?
A: 本レンタルセットには専用のACアダプターと電源ケーブルが付属していますが、LANケーブルやPoEインジェクターは含まれておりません。有線ルーターとの接続用に、設置環境に合わせた長さのLANケーブルを別途ご用意ください。
Q: Cisco Merakiなどの他社製アクセスポイントと比較して、運用面での違いは何ですか?
A: クラウド上で複数拠点を一括管理するMerakiに対し、WLX313は機器本体のWeb GUIやヤマハ製ルーター経由でローカル(オンプレミス)管理を行う設計です。外部のインターネット回線がなくても詳細な設定や電波状況の確認が可能です。
Q: 最大150台の同時接続とありますが、動画配信などを複数人で行っても遅延しませんか?
A: 最大150台は機器が接続を維持できる理論上の上限です。150台全員が同時に高画質の動画ストリーミングを行った場合、背後のインターネット回線の速度や無線の合計帯域幅の限界により遅延が発生する可能性があります。
Q: イベント会場でインターネット回線がない場合、WLX313単体でWi-Fi環境を作れますか?
A: 外部サイトへの接続はできませんが、ローカルネットワークは構築可能です。会場内に置いたローカルサーバーへのアクセスや、IPインカムアプリでの同一ネットワーク内通信などであれば、本機単体で運用可能です。
Q: 付属のACアダプターではなく、手持ちのPoEスイッチからの給電で動作しますか?
A: はい、動作します。IEEE 802.3at(PoE+)準拠のスイッチングハブまたはPoEインジェクターをお持ちであれば、LANケーブル1本でデータ通信と給電を同時に行うことができ、コンセントがない場所への設置に便利です。
Q: 利用途中でレンタル期間を延長することは可能ですか?
A: はい、可能です。検証作業が長引いた場合やイベント会期が変更になった場合でも、マイページから延長手続きを行っていただけます。ただし、次のお客様の予約がすでに入っている場合は延長をお断りすることがあります。
Q: 企業のオフィス移転前に、電波調査(サイトサーベイ)目的で短期間借りることは適していますか?
A: 非常に適しています。WLX313には周囲の電波状況や干渉を可視化する機能が内蔵されているため、実際のオフィス環境に設置して稼働させることで、死角の有無や最適な設置場所を正確に割り出す事前検証ツールとして活用いただけます。
古い公民館ホールでイベントを行う際に事務所の有線しか無い状況だったため利用しました。リハ用にレンタルしましたが問題なく設定・利用できたため本番も利用します。