Blackmagic Design Teranex Expressとは
Blackmagic Design Teranex Expressは、SD、HD、Ultra HDに対応した放送局クラスのリアルタイム・アップ/ダウン/クロスコンバーターです。特許技術に基づく高度なアルゴリズムを搭載し、最大1089種類におよぶフォーマット変換をフル10bitの高画質で実現します。12G-SDIに対応し、オーディオやタイムコード、クローズドキャプションを保持したまま高品質な変換処理を行えるため、放送やプロの映像制作現場でフォーマットが混在する環境の統合に最適な機材です。
この商品がおすすめの人
- 放送局・中継現場の技術スタッフ:異なる解像度やフレームレートの映像信号を高品位にリアルタイム変換したい方
- イベント配信オペレーター:持ち込みカメラの異種信号をスイッチャーの統一フォーマットへ安全に変換したい方
- ポストプロダクション関係者:過去のSD/HDアーカイブ資産を高精度にアップコンバートして活用したい方
おすすめの用途
- 映像信号変換:SD、HD、Ultra HD間のアップ/ダウン/クロスコンバージョンをフル10bit品質かつ低遅延でリアルタイム処理できます。
- 放送:12G-SDI対応で、タイムコードやクローズドキャプション、エンベデッドオーディオを維持したまま放送規格に準拠した変換が行えます。
Blackmagic Design Teranex Expressをレンタルする際の注意点
レンタル前に確認したいこと
- 本機はSDI専用モデルです。HDMI入出力には対応していません(HDMIが必要な場合はTeranex AV等の別機種をご検討ください)。
- 入力信号および出力機器が、対応しているSDI解像度・フレームレート(SMPTE規格)に合致しているか事前にご確認ください。
- 12G-SDI伝送を行う場合は、高帯域に対応した高品質なSDIケーブルが必要です。
スペック・機能上の注意点
- Dolby® Eパススルーは、ビデオフレームレート変換時には対応していません(通常のフォーマット変換時のみパススルー可能)。
- 光ファイバー入出力端子はオプション扱いとなっており、標準状態ではSFP光モジュールは実装されていません。
- SDI OUT Bは最大6G-SDI出力となっており、12G-SDIでの出力はOUT Aのみ対応しています(デュアルリンク出力モード等を除く)。
使用前に準備・確認したいこと
- 本体フロントパネルのLCDメニューまたはイーサネット接続によるユーティリティソフトウェアでの事前設定手順をご確認ください。
- リファレンス同期を行う場合は、SD信号用のブラックバーストまたはHD信号用の3値シンクジェネレーターからの接続を準備してください。
- ラックマウントや設置場所において、通風孔を塞がない十分な放熱スペースを確保してください。
レンタル商品に含まれていないもの
- 別途必要:SDIケーブル(BNC) — 映像信号の入出力接続に必要となります(本レンタルには本体と電源コードのみ付属)。
- 利用条件によって必要:HDMI to SDIコンバーター — パソコンや民生用カメラなどのHDMI映像を本機に入力する場合に必要となります。
- 利用条件によって必要:光ファイバーSFPモジュール — 光ファイバー経由で映像・音声を入出力する場合に別途必要となります。
おすすめオプション
Q: 使用に特別な資格や専門的な映像ネットワークの知識は必要ですか?
A: 特別な資格は不要です。フロントパネルのボタンに解像度やフレームレートが明記されており、入力信号を接続して希望の出力フォーマットのボタンを押すだけで基本的な変換が完了するため、直感的に操作可能です。
Q: レンタルセットには何が含まれますか?
A: Teranex Express本体のほか、専用電源ケーブル、および初期テストや接続にすぐ使える12G-SDI対応のBNCケーブルが標準で付属します。マニュアルはオンラインでご確認いただけます。
Q: AJA FSシリーズなどの競合機種と比較してどう違いますか?
A: 最大の違いは12G-SDI端子の搭載です。4K映像を扱う際、従来のクワッドリンク(ケーブル4本)ではなく1本のケーブルで伝送できるため、配線がシンプルになりトラブルのリスクが大幅に軽減されます。
Q: HDMI端子を持つPCや民生用カメラの映像を直接入力できますか?
A: 本機はSDI入出力専用(12G-SDI対応)です。HDMI機器を接続する場合は、別途「HDMI to SDIコンバーター」を前段に挟んでSDI信号に変換してから入力する必要があります。
Q: 映像の遅延(レイテンシー)はどの程度発生しますか?
A: 変換処理に伴う遅延は通常1〜2フレーム程度です。非常に高速なリアルタイム処理を行いますが、音楽ライブやeスポーツなど、シビアなリップシンク(音と映像の同期)が求められる場合はオーディオディレイでの調整を推奨します。
Q: 光ファイバーでの長距離伝送には対応していますか?
A: 本体背面にSFPケージを搭載しており、オプションのSMPTE互換光ファイバーモジュールを追加することで対応可能です。レンタル時に光伝送が必要な場合は、別途モジュールの有無や構成をご相談ください。
Q: 利用途中でレンタル期間を延長することはできますか?
A: はい、次の予約が入っていない場合に限り、Webサイトのマイページから簡単に延長手続きが可能です。事前の検証が長引いた場合や、イベント日程が変更になった際にも柔軟に対応できます。
Q: 古いアナログビデオテープの映像を高画質化する用途に適していますか?
A: 本機はSDIのデジタル信号専用です。アナログ映像(コンポジット等)を高画質化して取り込む場合は、まずアナログからSDIへ変換するコンバーターを通すか、アナログ入力に対応したTeranex 2D等の別機種をご検討ください。
SDIビデオ入力: 1系統(1.5G/3G/6G/12G-SDI対応)
SDIビデオ出力: 1系統(1.5G/3G/6G/12G-SDI対応)、1系統のループ出力
対応SDビデオフォーマット: 525i59.94 NTSC、625i50 PAL
対応HDビデオフォーマット: 720p50/59.94/60、1080p23.98〜60、1080PsF23.98〜30、1080i50/59.94/60
対応Ultra HDビデオフォーマット: 2160p23.98/24/25/29.97/30/50/59.94/60
オーディオ接続: SDI入力に16チャンネルエンベデッド、SDI出力に16チャンネルエンベデッド
光ファイバー接続(オプション): SFPケージ搭載(SMPTE互換光ファイバーモジュールは要確認)
コントロールインターフェース: フロントパネル(ボタンおよびLCDモニター)、USB/Ethernet経由のソフトウェアコントロール
電源: 100-240V AC内蔵電源
サイズ: 幅 482mm × 奥行き 125mm × 高さ 44mm(1Uラックマウントサイズ)
重量: 2.0kg
動作温度: 5°〜50°C
保管温度: -20°〜45°C
イベントセッションの中継収録に少々古めのENGカメラを使いました。3リングのレンズの扱いやすさは魅力なのですが、インターレス信号しか出力出来ないので、この製品でp信号に変換したのですが、画質の劣化や大きなディレイが発生せず満足です。