IDX CW-F25とは
IDX CW-F25は、5GHz帯の電波を使用し、障害物のない見通し環境で最大2Kmの長距離伝送が可能な免許不要の業務向けワイヤレス映像伝送装置です。4×4 MIMOやビームフォーミングテクノロジーにより安定した高品質映像伝送を実現します。屋外利用時に干渉しやすい気象レーダーなどを検知すると自動で周波数を切り替えるDFS機能を備え、電波干渉のリスクを抑えた運用が可能です。さらに、ヘッドセットを接続して送受信機間で通話できるインターカム機能も備えており、広大なイベント会場や屋外中継の現場で活躍します。
この商品がおすすめの人
- 広大な屋外やイベント会場で撮影を行う方:最大2Kmの長距離通信性能と屋外対応の周波数自動変更機能により、広範囲でのワイヤレス中継が可能です。
- ケーブル敷設の手間やコストを削減したい方:長距離の同軸ケーブルを敷設・撤収する負担を省き、機動的なカメラワークや中継システムを構築できます。
- カメラマンとオペレーター間で連絡を取りたい方:付属のヘッドセットを用いて、映像伝送を行いながら双方向の音声通話を行えます。
おすすめの用途
- ワイヤレス映像伝送:4×4 MIMOとビームフォーミング技術により、有線ケーブルの引き回しが難しい現場でも安定した映像伝送を行えます。
- 屋外撮影:気象レーダー干渉を回避する自動周波数変更機能を搭載しており、屋外でも電波法に準拠した安全な運用が可能です。
- 映像伝送:最大2Kmの見通し長距離伝送を活かし、ゴルフ場、陸上競技場、スタジアムなどの大型中継やモニタリングに適しています。
IDX CW-F25をレンタルする際の注意点
レンタル前に確認したいこと
- 医療機器から30cm以上離して使用する必要があります。病院内や医療機器の周辺では電波の影響に十分配慮してください。
- 最大伝送距離の2Kmは、送信機と受信機の間に障害物がない見通しの良い環境下での数値です。障害物、壁、遮蔽物、または周辺の電波環境によって伝送距離は大幅に低下する場合があります。
スペック・機能上の注意点
- 屋外で利用する際、気象レーダーなどの電波を検知すると干渉を防ぐために自動で周波数が切り替わり、一時的に通信が瞬断することがあります。
- 国内の小電力データ通信システム規格(送信出力200mW)に準拠した免許不要機器ですが、総務省の定める無線LAN周波数帯の利用ルールに従って運用してください。
使用前に準備・確認したいこと
- 送信機・受信機ともに付属のアンテナ(計8本)を正しく取り付け、電波の送受信が良好になるようアンテナの向きを調整してください。
- インターカム機能を利用する場合は、付属のヘッドセットを接続し、運用前に双方向で正常に通話ができるかテストを行ってください。
レンタル商品に含まれていないもの
おすすめオプション
- あると便利:照明スタンド — 受信機を見通しの良い高所に固定・設置し、安定した長距離通信環境を確保したい場合に便利です。
- あると便利:小型モニター — 受信機側に接続し、受信映像の品質やカメラの画角をリアルタイムに現場確認する用途に適しています。
Q: 屋外での使用に無線の免許や資格、事前の申請は必要ですか?
A: 本機は5GHz帯(DFS機能搭載)を使用しており、電波法に基づく技術基準適合証明(技適)を取得しているため、お客様による無線の免許取得や事前の申請は不要です。屋外でも合法かつすぐにご利用いただけます。
Q: レンタルセットにはVマウントバッテリーが含まれていますか?
A: 標準のレンタルセットには本体、アンテナ、ACアダプター等が含まれますが、Vマウントバッテリーおよび充電器は別売り(別レンタル)となります。屋外でAC電源が確保できない環境でご使用の際は、別途Vマウントバッテリーを合わせてレンタルしてください。
Q: Teradek Boltシリーズと比較して、どのような現場に適していますか?
A: Teradek Bolt 4Kなどが映画撮影での高解像度・無遅延伝送に特化しているのに対し、CW-F25は最大2kmの長距離伝送と、リターンビデオ・インカム機能を統合している点が強みです。ゴルフ中継やマラソンなど、広大でスタッフ間のコミュニケーションが必須な現場に最適です。
Q: 伝送可能な映像の最大解像度とフレームレートを教えてください。
A: 本機は3G-SDIおよびHD-SDI入出力に対応しており、最大でフルHD(1080/60p)の映像を非圧縮で伝送可能です。4K解像度の伝送には対応しておりませんので、4K制作の現場ではフルHDにダウンコンバートしてのモニタリング用途等にご利用ください。
Q: 障害物がある環境(壁や木々)でも2kmの伝送は可能ですか?
A: 最大2kmという伝送距離は、送信機と受信機の間に障害物がない見通しの良い環境(見通し距離)での理論値・テスト値です。コンクリートの壁や密集した木々など、電波を遮断・減衰させる障害物がある場合、伝送距離は大幅に短くなる可能性があります。
Q: リターンビデオやインカム機能を使用するために追加の機材は必要ですか?
A: リターンビデオを利用するには、受信機側にリターン用のSDI映像を入力する必要があります。インカム機能を利用するには、送信機・受信機それぞれの専用端子に接続する対応ヘッドセット(マイク付き)が別途必要となります。
Q: 屋外ロケが雨天で延期になった場合、利用途中でレンタル期間を延長できますか?
A: はい、次のご予約が入っていない場合に限り、マイページからレンタル期間の延長手続きが可能です。野外イベントやスポーツ中継など、天候に左右されやすいスケジュールでも柔軟に対応できますので、延長をご希望の際はお早めにシステムからご申請ください。
Q: 音声は映像と一緒に伝送されますか?別途ケーブルが必要ですか?
A: SDI信号にエンベデッド(重畳)された音声であれば、映像と同時に非圧縮で伝送されます(最大4チャンネル対応)。そのため、SDIケーブル1本を接続するだけで、映像と現場の音声を同時にスイッチャーやモニターへ送ることが可能です。
日帰りレンタルは、通常の1日レンタル価格より約30%OFFで、最長12時間ご利用いただけるお得なプランです。短時間だけ機材を使いたい場合や、急ぎで機材を手配したい場合にぴったりのサービスとなっています。