TASCAM CA-XLR2d-ANとは
TASCAM CA-XLR2d-ANは、ミラーレスカメラなどの動画撮影においてプロ品質の音声収録を可能にするXLRマイクアダプターです。株式会社ニコンとの共同企画開発により誕生したアナログインターフェースキットで、XLR/TRSコンボ入力端子2系統と3.5mmステレオミニ端子を搭載。付属の3.5mmステレオミニケーブル経由でカメラのマイク端子へ音声を入力するため、対応メーカーを問わず幅広いカメラで活用できます。独立したゲインノブ、アッテネーター、リミッター、ローカットフィルターなどの物理スイッチを備え、ワンマンオペレーションでも直感的かつ安定した高音質音声収録環境を実現します。
この商品がおすすめの人
- 一眼レフやミラーレスカメラで高音質収録を行いたい方:プロ仕様のXLR接続マイクを使ってノイズの少ないクリアな音声をカメラに直接記録できます。
- インタビューや対談の収録を行うクリエイター:2系統の入力端子を活用し、2本のマイクの音量を個別に調整してバランスよく収録できます。
- 外部ミキサーからのライン入力を取り込みたい配信・収録担当者:ラインレベル入力に対応しているため、イベント会場のPAミキサーからの音声をカメラへ直接送ることができます。
おすすめの用途
- 動画音声収録:ショットガンマイクやワイヤレスマイクを接続し、動画作品のクオリティを高めるクリアな音声を収録できます。
- インタビュー収録:話者2名にそれぞれマイクを割り当て、独立したレベル調整を行いながらクリアな対談音声を記録する用途に適しています。
- イベント収録:ラインレベル入力(+24dBu対応)を活かし、会場PAミキサーのライン出力を受けて安定したライブ・セミナー収録が可能です。
- 音声収録:音楽演奏や環境音のフィールドレコーディングにおいて、コンデンサーマイクへ+48Vファントム電源を供給しながら高品位に収録できます。
- 動画撮影:リグやコールドシューにすっきり収まるコンパクトな設計で、機動力を損なわずに本格的な動画撮影システムを構築できます。
TASCAM CA-XLR2d-ANをレンタルする際の注意点
レンタル前に確認したいこと
- 本製品はアナログ接続タイプ(CA-XLR2d-AN)です。カメラとの接続は付属の3.5mmステレオミニケーブルをカメラの「外部マイク入力端子」に接続して行います。カメラ側に3.5mmマイク端子があるかご確認ください。
- カメラのアクセサリーシューからの直接デジタル伝送や給電には対応していません(付属の電池ボックスを使用し、単3形電池2本で駆動します)。
スペック・機能上の注意点
- 最大入力チャンネル数は2チャンネルです。INPUT 1/2(XLR/TRS)とINPUT 3(3.5mmミニ)は排他利用など入力切り替えの設定が必要となります。
- コンデンサーマイクへ+48Vファントム電源を供給して運用する場合、電池の消耗が早くなりますので、長時間の撮影ではバッテリー残量にご注意ください。
- カメラ側の録音レベル設定が高すぎるとノイズや歪みの原因になります。カメラ側のゲインを低めに設定し、本機側で適切なレベルに調整することが推奨されます。
使用前に準備・確認したいこと
- カメラのマイク入力端子と本機のOUTPUT端子が付属のステレオミニケーブルで正しく接続されているか確認してください。
- OUTPUTスイッチが「カメラ」または「ヘッドホン」のどちらに設定されているか、目的に合わせて確認してください。
- 誤操作防止用のクリアカバーを開けて、入力ゲイン(ATT)、マイク/ライン切り替え、ファントム電源のON/OFFスイッチが使用する機材に合わせて正しく設定されているか確認してください。
レンタル商品に含まれていないもの
- 別途必要:カメラ本体 — 3.5mmステレオミニのマイク入力端子を搭載したカメラが必要です。
- 別途必要:マイク — 本機はインターフェースアダプターのため、音声を拾うマイク本体は別途用意が必要です。
- 利用条件によって必要:マイクケーブル — XLRマイクを有線接続して使用する場合に必要となります。
おすすめオプション
- あると便利:ヘッドフォン — 本機のOUTPUT端子(ヘッドホン設定時)やカメラ側のヘッドホン端子から、収録中の音声をリアルタイムでモニタリングするのに役立ちます。
- あると便利:予備バッテリー(単3形充電池・乾電池) — 付属の電池2本に加えて長時間のイベント収録やファントム電源使用時に備えておくと安心です。
Q: TASCAM CA-XLR2d-ANの使用に資格や専門知識は必要ですか?
A: 特別な資格は不要ですが、ファンタム電源の概念やMIC/LINEレベルの違い、ゲイン調整など、基本的なオーディオ機器の知識があるとスムーズに運用できます。取扱説明書の手順に従えば、初心者でもカメラの音声入力をプロ仕様にアップグレード可能です。
Q: レンタルセットには何が含まれますか?
A: 本機本体とカメラ接続用のステレオミニケーブル、バッテリーボックスが含まれます。XLRマイク本体や駆動用の単三形電池(2本)、SDカードなどの記録媒体は付属しませんので、ご自身の撮影用途に合わせて別途ご用意いただくか、マイク等のレンタルを追加してください。
Q: Sony XLR-K3Mなどのメーカー純正アダプターと比較してどう違いますか?
A: 純正アダプターはデジタル接続によるケーブルレス運用が利点ですが、対応カメラが自社製の一部機種に限られます。一方、本機は3.5mmアナログ出力を採用しているため、CanonやNikonなどメーカーを問わず、マイク入力端子を持つあらゆる一眼レフやミラーレスカメラに接続できる汎用性の高さが最大の違いです。
Q: 実撮影条件でのバッテリー持続時間はどのくらいですか?
A: アルカリ単三形乾電池2本を使用し、2チャンネル両方にファンタム電源(+48V / 3mA)を供給した場合、連続駆動時間は約3時間です。長時間のインタビューやイベント収録を行う場合は、予備の単三形乾電池(ニッケル水素電池やリチウム乾電池も使用可能)を多めに用意することを推奨します。
Q: 利用途中でレンタル期間を延長できますか?
A: はい、マイページから簡単にレンタル期間の延長手続きが可能です。ただし、次のお客様の予約がすでに入っている場合は延長をお断りすることがありますので、スケジュール変更が予想される場合は、可能な限りお早めに延長手続きを行っていただくようお願いいたします。
Q: ライブハウスのPAミキサーから直接ライン入力を受けることは可能ですか?
A: 可能です。本体の入力切替スイッチを「LINE」に設定することで、PAミキサーからの大音量ライン信号を歪みなく受け取ることができます。これにより、会場のクリアな音響を直接カメラの動画ファイルに記録でき、音楽ライブやイベントの撮影に非常に適しています。
Q: 追加アクセサリなしで雨天・水中で使えますか?
A: 本製品には防水・防滴性能はありません。雨天時や水しぶきがかかる環境で使用すると、本体や接続したマイクがショートし故障する原因となります。屋外の悪天候下での撮影では、専用のレインカバーや防水対策を別途講じる必要があります。
Q: 業務用途等の具体シーン(インタビューや対談)に適していますか?
A: 非常に適しています。2系統のXLR入力を備えているため、2人の演者にそれぞれマイクを向け、独立して音量調整を行うことが可能です。また、アナログ回路を経由するため音声遅延(レイテンシー)が発生せず、リップシンクが重要な業務用途の映像制作において確実な収録が行えます。
ワンマンのDSLR撮影で利用しました。入出力の音質が良く、入力ゲインも相当幅広く、音声レコーダーのマイクヘッドアンプとしても十分です。Autoも十分利用できますが今回はマニュアル収録。注意点としては運用していると録音レベルのダイヤルに触りやすい事(特に1ch)、両方のチャンネルでファンタム。使うと2h強で単三電池が無くなります。かといって、毎回電源を入り切りすると立ち上がるのに数秒かかるので、がっつり一日ロケで12本の単三電池を使用しました。