Blackmagic Design ATEM Constellation 8Kとは
Blackmagic Design ATEM Constellation 8Kは、大規模な中継やイベントに対応する高性能ライブプロダクションスイッチャーです。HDおよびUltra HD運用時は40系統の12G-SDI入力と24系統のAux出力を備え、8Kモードに切り替えることで10系統のクアッドリンク12G-SDI 8K入力に対応します。全入力にフォーマット変換機能を搭載し、4 M/E、16系統のキーヤー、4系統のマルチビュー、156チャンネルのFairlightオーディオミキサーを内蔵。大規模コンサートやスポーツ中継、放送品質のライブプロダクションなど、圧倒的な入出力数と高度な演出が求められる現場のレンタルに最適です。
この商品がおすすめの人
- 大規模な中継・イベント制作を行う方:多数のカメラや再生機器の映像ソースを1台で統合・管理したい現場に最適です。
- 高精細な8K制作を求めるクリエイター:クアッドリンク12G-SDI接続による本格的なネイティブ8Kスイッチングを構築したい現場に向いています。
- 複雑な画面構成や合成を行いたいオペレーター:4 M/E、16系統のATEM Advanced Keyer、SuperSourceを活用したリッチな画面演出を行いたい現場に適しています。
おすすめの用途
- 映像スイッチング:40系統の入力すべてにアップ/クロスコンバーターを搭載しているため、異なるフォーマットが混在する現場でも柔軟なスイッチングが可能です。
- ライブプロダクション:コンサートやフェス、スポーツイベントなど、多数のカメラを配置する現場の映像を遅延なく集約できます。
- マルチカメラ撮影:最大64の個別ビューを表示できる4系統のマルチビュー出力により、多数のカメラアングルを一括して監視・切り替えできます。
- クロマキー合成:16系統のATEM Advanced Chroma Keyerを搭載し、バーチャルセットやマルチレイヤー合成を高品質に実現できます。
- 放送:24系統のカスタマイズ可能なAux出力、トークバック機能、プロ仕様のオーディオミキサーを備え、放送局レベルの運用が可能です。
Blackmagic Design ATEM Constellation 8Kをレンタルする際の注意点
レンタル前に確認したいこと
- 本体サイズは2Uラックマウントサイズです。重量や設置場所の奥行き、運搬・設置環境を事前にご確認ください。
- 本体には冗長電源用に電源ケーブルが2本付属しています。安定した運用を行うために、現場の電源容量および給電系統をご確認ください。
- フロントパネルから基本操作は可能ですが、本格的なオペレーションには操作用PC(ATEM Software Control)またはハードウェアコントロールパネルの併用が推奨されます。
スペック・機能上の注意点
- 8Kモードに切り替えた場合、入力数は40系統(単一12G-SDI)から10系統(クアッドリンク12G-SDI)へと統合され、DVEやキーヤーなどの内部リソースの割り当ても8K仕様に変化します。
- 映像入出力端子は12G-SDI(BNC)のみとなり、HDMI端子は直接搭載されていません。HDMI機器を接続する場合は別途コンバーターが必要です。
- 本機単体での映像収録(レコーダー)機能やインターネット直接配信機能(エンコーダー)は内蔵されていません。
使用前に準備・確認したいこと
- 操作用PCを使用する場合は、事前にBlackmagic Design公式サイトから最新のATEM Software Controlをダウンロード・インストールしてください。
- 本体と操作用PCをネットワーク接続(イーサネット経由)するためのIPアドレス設定やローカルネットワーク環境を事前に確認・構築してください。
- 接続する各カメラや再生機器の出力解像度・フレームレートが、本機の設定(HD / Ultra HD / 8K)と適合しているか確認してください。
レンタル商品に含まれていないもの
- 別途必要:BNCケーブル — カメラやディスプレイと本機を12G-SDI/3G-SDI等で接続するために必要となります。
- 利用条件によって必要:LANケーブル — PCからATEM Software Controlを使用してネットワーク経由でスイッチャーを制御する際に必要となります。
- 利用条件によって必要:操作用PC — ソフトウェアコントロールパネルを用いた詳細設定や運用を行う場合に必要となります。
- 利用条件によって必要:SDI to HDMIコンバーター — 一般的なHDMI対応モニターにマルチビュー出力やプログラム出力を接続・表示する際に必要となります。
おすすめオプション
Q: 操作には専用のハードウェアパネルが必須ですか?
A: 必須ではありません。無償のソフトウェアコントロールパネル(Mac/Windows対応)を使用してネットワーク経由で全機能を操作可能です。ただし、本番環境で直感的かつ迅速なスイッチングが求められる場合は、別売りのコントロールパネルの併用を強く推奨します。
Q: レンタル機材のセット内容には電源ケーブルや制御用PCは含まれますか?
A: 標準のレンタルセットには本体と専用電源ケーブルが含まれます。操作用のPCやネットワークケーブル、映像入力用のSDIケーブル、ハードウェアコントロールパネルは別途ご用意いただくか、追加オプションとして合わせてレンタルをご利用ください。
Q: 異なる解像度やフレームレートのカメラを混在して入力できますか?
A: はい、可能です。全入力系統にフォーマット変換機能(スケーラー)とフレームシンクロナイザーが内蔵されているため、1080p、1080i、4Kなどの異なるフォーマットの映像を接続しても、自動的にシステム設定に合わせて変換・同期されます。
Q: 8Kモードでの運用時、入力数やM/E数はどのように変化しますか?
A: 8Kモードに切り替えた場合、4つのSDI端子を束ねて1つの超高精細信号として扱うため、最大入力数は10系統、出力数は6系統となります。また、M/E列は1 M/E、アップストリームキーヤーは4系統となり、内部リソースの仕様が変化します。
Q: Panasonicの大型スイッチャー等と比較した際の本機の強みは何ですか?
A: 同価格帯の従来型スイッチャーと比較して、圧倒的な入力数(40系統)と出力数(24系統)、そして全入力スケーラー内蔵という柔軟性が強みです。また、SDIベースでありながらPCソフトウェアからの制御やマクロ機能が充実しており、少人数での複雑なオペレーションに向いています。
Q: 出力ごとに個別の映像をルーティング(AUX出力)することは可能ですか?
A: はい、可能です。24系統のSDI出力はすべて個別にルーティングを割り当てることができます。プログラム出力だけでなく、クリーンフィード、特定のカメラ映像、マルチビューなどを、出力端子ごとに自由に設定して各所へ分配できます。
Q: 利用途中でレンタル期間を延長することは可能ですか?
A: はい、次の予約が入っていない場合に限り、レンタル期間の延長が可能です。イベントの設営やリハーサルが長引きそうな場合は、マイページから延長手続きを行っていただくか、サポートまでお早めにご相談ください。
Q: 冷却ファンの動作音は静かな環境での収録に影響しますか?
A: 本機は高負荷な処理を行うため、冷却ファンが常時稼働しており、動作音は比較的大きめです。クラシックコンサートや静かなスタジオなど、マイクが環境音を拾いやすい現場では、本体を別室(マシンルーム)や防音ラックに設置するなどの対策が必要です。
イメージセンサー / レンズ: 非搭載(スイッチャーのため)
ビデオ解像度とフレームレート: 720p50〜2160p60、4320p23.98〜4320p60
写真解像度: 非対応(メディアプールへのスチル画像読み込みは対応)
防水性能: 非対応(屋内使用推奨)
バッテリー(容量・駆動時間・充電時間): 非搭載(100-240V AC電源駆動、リダンダント電源内蔵)
ストレージ: 本体内蔵メディアプール(最大64のスチル画像、HDで最大400フレームのクリップ)
接続インターフェース: 12G-SDI入力×40、12G-SDI出力×24、10Gイーサネット、USB-C、MADIオーディオ
寸法と重量: 2Uラックマウントサイズ(幅482mm x 奥行336mm x 高さ88.5mm)、約8.4kg
動作温度範囲: 0°〜40°C
今年もイベント用にレンタルさせていただきました。これまでは15台のカメラとデッキ、PC映像入力含めて20入力、4出力の1M/Eとして使用していましたが、今回は、AdvancedPanelを2台追加お借りしてオペレーターを二人付けて2M/Eとして、使用しました。一つはライブ会場の投影用にスクリーンへ出力、もう一系統は後日の配信用にデッキで録画としましたが、アウトも自由にルーティングできて、かつ出力のコンバータも全て搭載されているので、これ一台で本当にほかには何もいらずに必要な箇所に必要な出力を送ることができました。大変便利です!
年に数回のイベントのため、購入するには躊躇してしまいますが、AdvancedPanelと合わせてレンタルで本当に気軽に利用させていただけるのがとてもありがたいです。
ただし、コンパクトなサイズに多数の入出力を搭載している分、配線の挿抜は結構大変です。次回はマルチケーブルもセットでお借りしようと思います。