Blackmagic Design DeckLink Duo 2 Miniとは
Blackmagic Design DeckLink Duo 2 Miniは、ロープロファイル設計で省スペースなPCにも組み込み可能なPCI Express対応のマルチチャンネルキャプチャー・再生カードです。4系統の独立した3G-SDI端子を備え、各端子を入力または出力として個別にカスタマイズできます。最大1080p60までのSD/HDフォーマットに対応し、1枚のカードで複数カメラ映像のリアルタイム取り込みや、複数ディスプレイへの個別映像送出が可能です。限られたPC内部スペースで最大4系統の柔軟なSDI入出力環境を構築できる点が大きな特徴です。
この商品がおすすめの人
- 省スペースPCでマルチチャンネル収録を行いたい方:ロープロファイル対応のため、小型のデスクトップPCや薄型ラックマウントサーバーに組み込んで運用できます。
- 複数カメラのライブ配信を行いたい方:1枚のカードで最大4系統のSDIカメラ映像を同時にPCへ取り込めます。
- マルチスクリーンの送出環境を構築したい方:複数の出力ポートを個別に制御し、異なる映像コンテンツを別々のモニターへ同時に出力できます。
おすすめの用途
- 映像キャプチャー:最大4系統の3G-SDI信号を同時に取り込めるため、マルチカメラを用いたライブ配信や収録システムに最適です。
- 映像出力:各端子を個別の出力として設定できるため、送出サーバーからの複数系統プレビューやマスター出力に適しています。
- デジタルサイネージ:マルチスクリーン対応のサイネージサーバーに組み込むことで、複数ディスプレイへの個別画面送出を1台のPCで制御できます。
Blackmagic Design DeckLink Duo 2 Miniをレンタルする際の注意点
レンタル前に確認したいこと
- PCにPCI Express 4レーン(Gen2以上)の空きスロットがあるか事前にご確認ください(4、8、16レーンスロットに対応しています)。
- 本製品はロープロファイル設計のPCIeカードです。取り付け先のPCケースやスロットのサイズ規格に適合しているか確認してください。
- 端子形状は小型のMini BNC(DIN 1.0/2.3)仕様となっています。通常のBNCケーブルを接続する場合は変換コネクターや専用ケーブルが必要です。
スペック・機能上の注意点
- 対応解像度は最大1080p60(3G-SDI)までです。4K(Ultra HD)解像度には対応していません。
- 4系統の端子は双方向対応ですが、入力・出力の割り当てはPC上の専用ユーティリティ(Blackmagic Desktop Video Setup)等での設定が必要です。
- PC本体の性能(CPU、GPU、ストレージ転送速度など)が不足している場合、複数系統の同時キャプチャーや送出時にコマ落ち等が発生する可能性があります。
使用前に準備・確認したいこと
- 使用するPCに最新のBlackmagic Desktop Videoドライバおよびソフトウェアがインストールされているか確認してください。
- 接続する外部機器の出力信号フォーマット(解像度・フレームレート)が本製品の対応仕様と一致しているか確認してください。
- PCを開けてカードを取り付ける作業が必要となるため、静電気防止対策や必要な工具の準備を行ってください。
レンタル商品に含まれていないもの
- 別途必要:Windows PCなどのPCIeスロット搭載PC — 本製品を内部スロットに取り付けて動作させるためのコンピューター本体が必要です。
- 別途必要:BNCケーブル(HD-SDI) — 映像機器と接続するためのSDI信号ケーブルが必要です。
- 利用条件によって必要:変換ケーブル・コネクター — 標準サイズのBNC端子を持つ機器やケーブルと接続する場合、DIN 1.0/2.3端子からの変換ケーブルまたはコネクターが必要です。
おすすめオプション
Q: 使用に資格や専門知識は必要ですか?
A: 特別な資格は不要ですが、PCのマザーボード(PCIeスロット)への組み込み作業や、専用ソフトウェアを使用したポートの割り当て設定など、自作PCおよび映像ルーティングに関する基礎的な専門知識が必要です。
Q: レンタルセットには何が含まれますか?
A: DeckLink Duo 2 Mini本体に加え、Low ProfileおよびフルサイズのPCIeブラケット、そしてMicro BNC端子を標準のBNC端子に変換するための専用ケーブル(4本)が同梱されており、すぐにお手持ちのSDIケーブルと接続できます。
Q: 追加アクセサリなしで標準のBNCケーブルを接続できますか?
A: 本体側の端子は小型のMicro BNCですが、レンタルセットには標準のBNCへ変換するケーブルが付属しているため、別途変換プラグ等を用意することなく、一般的なSDIケーブルをそのまま接続してご使用いただけます。
Q: AJAのCorvidシリーズと比較してどう違いますか?
A: 最大の違いはポートの柔軟性です。本機はソフトウェア上で各ポートを入出力どちらにも自由に割り当てられる双方向仕様であり、より低コストかつ1枚のカードで多様な入出力構成のシステムを構築できる点で優れています。
Q: 実撮影・運用環境での映像の遅延はどの程度ですか?
A: ハードウェア自体の遅延は数ラインから1フレーム未満と極めて低く抑えられています。ただし、最終的な配信や画面出力の遅延は、使用するキャプチャーソフトウェア(vMixやOBSなど)の処理能力やPCのスペックに依存します。
Q: 4つのポートは同時に1080p60でキャプチャー可能ですか?
A: はい、PCIe Gen2 x4の帯域幅を正しく確保できるマザーボード環境であれば、4つのポートすべてを同時に入力として設定した場合でも、それぞれ独立して最大1080p60の解像度・フレームレートで処理することが可能です。
Q: 利用途中でレンタル期間を延長できますか?
A: はい、次のお客様の予約が入っていない場合に限り、マイページからの手続きでレンタル期間の延長が可能です。システム検証が想定より長引いた場合や、イベントの期間が変更になった際にも柔軟に対応できます。
Q: 4K(Ultra HD)映像の入出力には対応していますか?
A: いいえ、本機はSDおよびHD(最大1080p60および2K DCI)までの対応となります。4K(2160p)の入出力が必要な場合は、上位モデルであるDeckLink 8K Proなどの機材レンタルを別途ご検討ください。
インターフェース: PCIe Gen2 x4(Low Profileおよび標準プロファイル対応)
ビデオ入力/出力: 双方向12-bit SD/HDを独立して設定可能なMicro BNC x4
対応ビデオフォーマット(SD): 525i59.94 NTSC、625i50 PAL
対応ビデオフォーマット(HD): 720p50/59.94/60、1080p23.98/24/25/29.97/30/50/59.94/60、1080i50/59.94/60
対応ビデオフォーマット(2K): 2K DCI 23.98p/24p/25p
オーディオ入力/出力: 16チャンネルのエンベデッドオーディオ(SD/HD対応)
カラースペース: REC 601、REC 709
ビデオサンプリング: 4:2:2、4:4:4
消費電力: 10W
動作温度: 5°〜40°C
本体重量: 72g
対応OS: Mac 12.0 Monterey以降、Windows 10/11(64-bit)、Linux
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