ブラックマジックデザイン社より、機材体験キャンペーン用に機材を提供いただけました。 クラウドワークフロー体験機材として、お手頃価格でお試しいただけます。
Blackmagic Cloud Pod 概要・特徴
USBディスクをネットワークストレージに変換!
Blackmagic Cloud Podは、あらゆるUSB-Cディスクをネットワークストレージに変換できます。
カメラで収録したメディアディスクをネットワーク上の複数のユーザーで共有したい場合に最適です。高速の10Gイーサネット接続を搭載しており、非常に高速なファイルアクセスを実現します。非常に高速なので、多くのユーザーがファイルに同時にアクセスすることも可能!
Dropboxとのライブ同期により、世界中の複数のユニット間でファイルの分配が可能。低コストのインターネット接続でも、高速にローカルファイルにアクセスできます。
使い方は簡単で、ITコンサルタントも必要ありません。さらに、HDMIモニタリング出力も搭載されています。Blackmagic Cloud Podは、ネットワーク上でのファイル共有に最適なソリューションです。
映画やテレビに特化した設計
Blackmagic Cloud Podで、仕事の仕方が大きく変わります!USB-Cフラッシュディスクに映像を収録し、その後Blackmagic Cloud Podを使用することで、複数のエディターやカラリストがネットワーク上でディスクを使用できるようになるため、映画やテレビの仕事に最適です。
使用するUSB-Cフラッシュディスクのメーカーによっては、巨大な12KのBlackmagic RAWデジタルシネマファイルを扱うことも可能!USB-Cフラッシュディスクは低価格な上にシークタイムがゼロで、オフィス用品店でも購入できます。Dropboxとの同期により、Cloud Podを様々な場所に設置して、全員がファイルの高速ローカルコピーを使用可能。
それぞれの場所で高速の編集作業を実現できます。
可搬性、静音性に優れた設計
Blackmagic Cloud Podはストレージを内蔵していないので、極めてコンパクトで薄型のデザインとなっています。また、非常に静かで可搬性にも優れています。
2つのUSB-Cポートを搭載しているため、ネットワーク上で2つのUSBディスクを同時にホストできます。10Gイーサネットポートでは、驚異的な性能を得られます。また、HDMIモニタリング出力も搭載されているので、ストレージのライブグラフィック・ビューをテレビやモニターで確認できます。
手前にはステータスライトが付いており、ディスクのアクティビティを表示。USB-Cディスクへのアクセスを確認できます。DC電源に対応しており、同梱の電源を使用できます。ロケ先で使用する場合はバッテリーも使用可能。
DC電源
Blackmagic Cloud Podには12VのDC電源が同梱されています。世界各国のAC電圧に対応しているので、世界中どこでも使用できます。世界各地で使用できるアダプターも同梱されています。
10Gイーサネット
10Gイーサネットは、高速のコンピューターを接続できます。多くのユーザーが同時接続している場合でも高速処理が可能。最新の10Gイーサネットスイッチへの接続に最適です。
USB-C接続
USB-Cポートが2つ搭載されているので、1台のBlackmagic Cloud Podで2つのディスクをホストできます。機械式/フラッシュディスクなど、様々なUSB-Cストレージを接続可能。USB-Cは、設定やアップデートにも使用できます。
HDMIモニタリング出力
HDMIモニタリング出力では、Cloud Podの状況をリアルタイムで確認できます。テレビやモニターに接続するだけで、ストレージマップ、スピードグラフ、同期、アクティブユーザー、電源状況などを確認できます!
Dropboxと同期
Dropboxファイル用のローカルキャッシュの設定が可能になりました。ファイルをインターネットからダウンロードする必要がなく、瞬時に使用できるため、作業スピードが大幅にアップします。
Blackmagic Cloud Podは、常に同期を保ちながら動作します。キャッシュしたDropboxファイルをBlackmagic Cloud Podに移動することで、コンピューターのスペースを節約でき、ネットワーク上の誰もがファイルを共有できます。
Dropbox経由で複数のBlackmagic Cloud PodやCloud Storeを同期することもできます。全員がファイルのローカルコピーを使用できるので、世界各地の人々と遅延なしでコラボレーション可能です。自宅や現場外での使用に最適なソリューションです。
世界中からファイルに瞬時にアクセス
Dropbox同期をサポートしているため、複数のBlackmagic Cloud Podを使用して、ファイルを世界中で共有可能。大容量のデータセットや膨大な量のデジタルフィルムおよびビデオファイルを使って作業している場合、これは非常に重要です。
ファイルは継続的に1秒間に何度もアクセスされるので、多くの場合、インターネット回線では遅すぎます。インターネットは、大容量のリモートファイルにアクセスするには遅延が大きすぎますが、これらのファイルを同期することは可能です。
ファイルをローカルストレージに同期することで、アクセスの際の遅延がゼロになります。これは、全員がネットワーク上にファイルのローカルコピーを持っているためです。Blackmagic Cloud Podは、コンピューターがオフの時でも、常にファイルを同期します!
リアルタイムのモニタリング
HDMIモニタリング出力は、最もエキサイティングな機能です!テレビやコンピューターモニターに接続するだけで、Blackmagic Cloud Podの状況をライブで確認できます。
ストレージマップには、メモリーコアがグラフィックで表示され、接続中のユーザーによるリアルタイムの読み込みおよび書き出しを確認できます。非常に魅力的で、見入ってしまいます!イーサネット接続上のデータ転送を確認できるグラフも表示されます。
メインスペースのインジケーターには、2つのUSB-Cディスクの容量と現在の使用量が表示されます。Cloud Podにカスタム名を追加することもできます。さらに、Dropbox接続の状況も表示されます。接続しているユーザーや、電源状況の確認も可能。
高性能10Gイーサネット
Blackmagic Cloud Podは、高価なワークステーションコンピューターにのみ搭載されている高速10Gイーサネットを搭載。10Gイーサネットでは、標準のイーサネットの10倍の速度が得られます。
さらに、多くのコンピューターは、10Gイーサネットを追加してアップグレードできます。Blackmagic Cloud Podは非常に高速で、10Gイーサネットポートの処理能力を最大限に使用します。
イーサネットスイッチに接続して、何十人ものユーザーが同時にファイルにアクセスしても問題ありません。イーサネットは超低遅延なので、高速なアクセスタイムを実現します。これは、高価なビジネス用のSANの性能と似ていますが、低価格な上にユーザー自身でインストールできるよう設計されています!
使用料不要
Blackmagic Cloud Podの利点のひとつは、完全なコントロールが可能なプライベートなストレージを使用できることです。サブスクリプション契約の必要はありません。
月々の費用もかからず、使用内容やデータをトラッキングされることもありません。Blackmagic Cloud Podは、MacおよびWindows用の無償のソフトウェアユーティリティを使用するので、ストレージ設定を保存するために、ウェブサイトにログインする必要すらありません。
つまり、インターネット回線から完全に切り離されたプライベートなネットワークを使用できます。これは、コンピューターネットワークを外部のインターネットに接続できない、多くのセキュリティ規格において非常に重要です。Blackmagic Cloud Podでは、ネットワークストレージ・ソリューションを自由にカスタマイズできます。
MacおよびWindows対応の無償のソフトウェア
設定を変更する必要がある場合、MacおよびWindowsに対応したBlackmagic Cloud Podユーティリティを使用します。
デフォルトでは、Blackmagic Cloud PodはDHCPに設定されているので、ネットワークに接続してファイルの転送を開始できます。多くの意味で通常のハードディスクと同様に接続できます。
つまり簡単にセットアップ可能で、作業を開始するにあたり、ITの専門家は必要ありません!しかし、ネットワークをカスタマイズしたい場合は、ユーティリティソフトウェアを使用して、Cloud Podのネットワーク設定を変更できます。また、ユーティリティでは、Dropboxの同期フォルダーを追加することも可能。
完璧なマルチカムビデオ・ワークフロー
カメラで収録したUSB-CディスクをBlackmagic Cloud PodのUSB-Cポートに接続すると、放送品質のビデオワークフローが得られます。
これにより、複数のDaVinci Resolveワークステーションから収録ファイルへ瞬時にアクセスでき、ファイルをコピーする必要はありません!DaVinci Resolveは無償でダウンロードでき、カメラファイルの編集やカラーグレーディングが可能。
USB-Cディスクに直接収録できるBlackmagic Pocket Cinema Cameraを使用すれば、優れたワークフローを構築できます。Pocket Cinema Cameraのセンサーは25,600までのデュアルISOに対応しており、月明かりの下でもシネマライクなイメージが得られます!
インディーズ映画制作に最適なワークフローソリューションだと言えます。Blackmagic Cloud Podは非常に高速なので、マルチカム編集にも最適です。
エキサイティングなモデル展開
Blackmagic Designは、ユーザーのニーズに応じた幅広いネットワークストレージのオプションを取り揃えています。超高速のBlackmagic Cloud Storeは最上位モデル。
エレガントなデザインで、大容量に対応し可搬性にも優れています。4つの10Gイーサネット接続、内蔵10Gイーサネットスイッチ、RAID 5の内部データ保護、リダンダント電源に対応しています。
Blackmagic Cloud Store Miniは、小型のコンパクトなラックマウントデザインで、よりお求め安い価格です。4枚のM.2カードがRAID 0で内蔵されているので、10Gイーサネットの最大速度を維持できます。どちらのモデルも、Dropboxとの同期と、HDMIモニタリング出力をサポートしています。
Blackmagic Cloud Pod 仕様
接続
10Gイーサネットポート
100/1000/10G BASE‑T x4
1Gイーサネットポート
100/1000 BASE‑T x2
インジェスト用USB-Cポート
USB 3.0 x1(最大5Gb/s)。USBドライブからCloud Storeにファイルを自動的に転送
バックアップ用USB-Cポート
USB 3.0 x1(最大5Gb/s)。Cloud StoreからUSBドライブにファイルを自動的にバックアップ
HDMIモニタリング出力
1
コンピューターインターフェース
イーサネット(共有ファイルのアクセス、コンフィギュレーション、ソフトウェアアップデート)、USB-C(コンフィギュレーション、ソフトウェアアップデート)
ストレージ
ストレージタイプ
M.2 NVMe SSD
総容量
20TB、80TB、320TBのいずれか
冗長性
RAID 5 分散パリティ
外部ストレージ
USBディスク
外部ストレージフォーマット
exFAT(Windows/Mac)またはHFS+(Mac)
ディスプレイ
HDMIモニタリング出力フォーマット
1080p50、1080p59.94、1080p60
モニタリング出力ディスプレイ
デバイス名、ストレージ容量および使用量、クラウドの同期状況、ユーザーアクティビティ、ハードウェアの状況、ストレージマップ、ネットワークのデータレートのグラフ
ステータスインジケーター
底面のライトが、白の場合は正常に稼働しており、赤の場合はディスクあるいは電源に不具合が生じていることを意味します。
blackmagic cloudの導入にあたり、ネット上で色々調べてみてはいたものの、どうにもピンと来ず。
パンダスタジオさんの方で評価機という設定があるのを発見し、cloud podを約1週間お借りして色々試してみることにしました。
cloud podの接続方法(ローカルネットワーク)は極めて簡単、そのあとも自分の作業環境で色々試すことができ助かりました。
余談ですが、自分がネットワーク関連に疎いので、オンライン越しでのNASのような使用方法を上手く整えなかったので、パンダスタジオさんの方で相談会(有料でもお願いしたいです!)などを開催してくれると助かるなと思いました。