Libec RS-350D グランドスプレッダーとは
Libec RS-350D グランドスプレッダーは、最大搭載重量9kgおよび無段階カウンターバランス(3~7.5kg/重心高100mm)に対応した高性能ビデオ三脚システムです。75mmボールとフラットベースの両方に対応する画期的なDUAL HEAD機構を採用しており、通常のビデオ三脚への設置だけでなく、スライダーやフォト三脚など多彩な撮影機材と組み合わせて運用できます。フリーおよび3段階のドラッグ切り替えにより、滑らかなパン・ティルト操作が可能です。スタジオや平坦な屋内撮影において、安定したカメラワークとスピーディなセッティングを実現します。
この商品がおすすめの人
- 中型ビデオカメラやリグを組んだミラーレス機を運用する撮影者:無段階カウンターバランスにより、搭載機材に合わせた正確なバランス調整を行いたい方。
- スタジオや屋内イベントで滑らかなカメラワークを求めるオペレーター:グランドスプレッダーによる高剛性と安定した足回りで、確実なパン・ティルト操作を行いたい方。
- スライダーや各種サポート機材を併用する現場:DUAL HEAD機構を活かし、ヘッドを他のマウントへ柔軟に載せ替えて運用したい方。
Libec RS-350D グランドスプレッダーをレンタルする際の注意点
レンタル前に確認したいこと
- 設置環境の床面状態:本製品はグランドスプレッダー仕様です。平坦なスタジオや屋内フロアでの使用に適していますが、階段や傾斜地、凹凸の激しい屋外の不整地では水平出しが困難な場合があります。
- 搭載機材の総重量と重心高:最大搭載重量は9kgですが、カウンターバランスが完全に機能する範囲は3~7.5kg(重心高100mm時)です。軽量すぎる一眼カメラ単体や、上限を超える大型構成では適切なバランスが取れない場合があります。
- 運搬方法の確認:システム全体の自重が約6kgあります。公共交通機関等での移動を伴う場合は、運搬経路や機材重量を考慮して計画してください。
スペック・機能上の注意点
- カウンターバランスの特性:完全バランスを実現するためには、カメラにレンズやバッテリー、アクセサリーを取り付けた「実運用状態」の総重量が3~7.5kgの範囲に収まっている必要があります。
- ティルト角度の制限:ティルト角度範囲は+90° / -70°です。真下に近いアングルなど極端な角度での撮影には制限があるため、事前に撮影アングルをご確認ください。
- 高さ調整の範囲:全高は56~166cm(3段脚)です。ローアングル撮影やこれ以上のハイアングルが必要な場合は、別途適した機材の併用をご検討ください。
使用前に準備・確認したいこと
- 水平出しとスプレッダーのロック:脚を広げた後、グランドスプレッダーのロックおよび各脚段のロックノブが確実に締まっていることを確認し、ヘッドの水準器で水平を合わせてください。
- クイックシュープレートの固定:カメラ底面のネジ規格(1/4インチまたは3/8インチ)に合わせてプレートを取り付け、ヘッドへ確実にスライド・ロックされているか確認してください。
- 前後のスライドバランスとカウンターバランス調整:カメラを搭載した状態で前後のバランスを取り、ティルトフリー状態で手を離してもカメラが静止するよう無段階ノブで調整してください。
レンタル商品に含まれていないもの
- 別途必要:カメラ本体 — 撮影用途に応じたカメラやレンズはお手元でご用意いただくか、別途レンタルが必要です。
- 利用条件によって必要:RIG-リグ- — 軽量なミラーレスカメラ等を使用する場合、カウンターバランス適正範囲(3kg以上)に達するようウェイト調整やリグ構成が必要となる場合があります。
おすすめオプション
- あると便利:スライダー — DUAL HEAD機構を活用してフラットベースとしてヘッドを取り付け、より多彩な直線移動撮影を実現できます。
- あると便利:三脚ドリー — グランドスプレッダー対応のドリーと組み合わせることで、スタジオ内でのスムーズな移動撮影やポジション変更が容易になります。
Q: プロ仕様のビデオ三脚ですが、使用に資格や専門知識は必要ですか?
A: 資格は不要ですが、安全かつ快適にお使いいただくために「カウンターバランス」と「重心合わせ」の基本的な調整知識が必要です。カメラを載せた後、前後にスライドさせて水平の重心を取り、カメラの重さに合わせてバランスつまみを回すことで、手を離してもカメラがピタリと止まる状態を作ることができます。
Q: レンタルセットには何が含まれますか?
A: 三脚脚部(RT30B)、ビデオ雲台(RH35D)、パン棒、スライドプレート、グランドスプレッダー(SP-2B)、そして専用キャリングケース(RC-30)がセットに含まれています。カメラと固定用のコイン(またはマイナスドライバー)をご用意いただければ、追加アクセサリなしで到着後すぐに撮影に投入可能です。
Q: ザハトラー(Sachtler)やマンフロット(Manfrotto)の三脚と比較してどう違いますか?
A: 最大の違いはコストパフォーマンスと無段階バランス機構です。ザハトラーのFSBシリーズと同等の滑らかなパン・チルト操作感と「完全バランス(任意の位置で止まる)」を実現しつつ、マンフロットのプレート規格と互換性を持たせているため、日本の現場で非常に扱いやすく、かつ導入しやすい価格帯に収まっています。
Q: ミッドスプレッダーではなくグランドスプレッダーを採用しているメリットは何ですか?
A: グランドスプレッダーは床面スレスレで脚を固定するため、重心が低くなり三脚全体のねじれ剛性が飛躍的に向上します。スタジオの平坦な床やコンクリートなど、足場が平らな場所でのパンニング時にブレが生じにくいのが特徴です。反面、階段や段差のある野外の不整地ではミッドスプレッダーの方が適しています。
Q: 屋外の土や芝生の上で使用することはできますか?
A: グランドスプレッダーは平坦な床面向けに設計されているため、凹凸の激しい土や芝生の上では安定しにくい場合があります。不整地で使用する場合は、スプレッダーを取り外し、別売りの大型ゴム製フットパッド(FP-2B)などを装着するか、ミッドスプレッダー仕様のモデルをレンタルすることをおすすめします。
Q: 搭載できるカメラの重量の目安はどのくらいですか?
A: 重心高100mmの状態で最大9kgまで対応します。フルサイズミラーレスカメラ(SONY α7シリーズなど)から、レンズやVマウントバッテリー、外部モニターを装着した中型シネマカメラ(SONY FX6、Canon EOS C70など)まで、プロの現場で多用される標準的なリグ構成のカメラシステムを余裕を持って支えることができます。
Q: ロケのスケジュールが延びた場合、利用途中でレンタル期間を延長できますか?
A: はい、レンタル期間中の延長手続きは可能です。ただし、次に他のお客様の予約が入っている場合は延長をお断りすることがございますので、スケジュール変更の可能性がある場合は、あらかじめ余裕を持った期間でご予約いただくか、延長が決まった時点で速やかにサポート窓口までご連絡ください。
Q: 雲台のパンやチルトの動きが重く感じるのですが、故障ですか?
A: 故障ではなく、プロ用ビデオ雲台特有の「ドラグ(粘り)機構」によるものです。意図しないブレを防ぐため、あえて抵抗を持たせています。動きの重さは雲台側面のダイヤルで「フリー(0)」から「2」までの段階で調整可能です。素早く動かしたい場合はフリーに、ゆっくり滑らかに動かしたい場合は1や2に設定してください。
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