Thypoch Simera-C T1.5 Mマウント 5本セットとは
Thypoch Simera-C T1.5 Mマウント 5本セットは、広角21mmから中望遠75mm(21/28/35/50/75mm)までを網羅した、開放T1.5のフルサイズ対応シネマレンズセットです。単体重量わずか390~470gという極めて軽量・コンパクトな全金属筐体でありながら、16枚の絞り羽根による滑らかな円形ボケと高解像度でヴィンテージ感のある美しい描写を実現します。統一されたギア位置とフロント径により、小規模クルーやワンマンオペレーションでの機動的な映画撮影や映像制作を強力にサポートします。
この商品がおすすめの人
- ワンマンオペレーター・少人数撮影クルー:軽量コンパクトな設計のため、ジンバル運用や移動の多い現場でも機動力を損なわずにシネマルックな映像を撮影できます。
- 暗所や夜間撮影が多いクリエイター:シリーズ全域で開放T1.5の明るさを備えており、低照度環境でも照明機材を最小限に抑えた高品質な撮影が可能です。
- レンズ交換をスピーディーに行いたい撮影監督:外径やフォーカス・絞りギアの位置が統一されているため、マットボックスやフォローフォーカスの再調整の手間を大幅に削減できます。
おすすめの用途
- 映画撮影:一貫したカラーバランスと有機的なテクスチャー、16枚絞り羽根による美しいボケ味で、映画のようなシネマティックなトーンを構築できます。
- 映像制作:21mmから75mmまでの主要な焦点距離が揃っており、MVやドキュメンタリー、CM制作など多彩なシーンを1つのセットで統一感を持ってカバーできます。
- 暗所撮影:全レンズがT1.5と非常に明るいため、夜間の屋外ロケーションや自然光を活かした室内シーンでもノイズを抑えてクリアに描写します。
- 動画撮影:小型シネマカメラやミラーレス一眼と組み合わせることで、フットワークの軽さを活かした高品位な動画収録が可能です。
Thypoch Simera-C T1.5 Mマウント 5本セットをレンタルする際の注意点
レンタル前に確認したいこと
- 本レンズはライカMマウントを採用しています。EマウントやLマウント、RFマウントなどのカメラボディで使用する場合は、対応するマウントアダプターが必要です。
- 完全マニュアルフォーカス(MF)レンズです。電子接点によるオートフォーカス(AF)やカメラ側からの絞り制御には対応していません。
スペック・機能上の注意点
- レンズごとの重量は390g~470gと軽量ですが、ジンバルに搭載する際は焦点距離の変更時に微小なバランス再調整が必要となる場合があります。
- 内部防塵設計が施されていますが、完全防水・防滴構造ではないため、雨天や水しぶきがかかる環境下での取り扱いには十分ご注意ください。
使用前に準備・確認したいこと
- 使用するカメラ側の設定で「レンズなしレリーズ」を「許可(有効)」に設定してください(電子接点がないため、未設定の場合はシャッターが切れない場合があります)。
- フォローフォーカスモーター(DJI Focus Proなど)を取り付ける際は、0.8M標準ギアの位置がしっかりと噛み合っているか事前にキャリブレーションを行ってください。
レンタル商品に含まれていないもの
- 別途必要:対応カメラ本体 — レンズ単体セットのため、Mマウント対応またはマウントアダプターを装着可能なカメラ本体が別途必要です。
- 利用条件によって必要:マウントアダプター — Eマウント、Lマウント、RFマウントなど、Mマウント以外のボディに装着して運用する場合に必要です。
- 利用条件によって必要:ジンバル・スタビライザー — 移動撮影や手ブレを抑えたスムーズなカメラワークを行う場合に必要です。
おすすめオプション
- 利用条件によって必要:レンズフィルター — 晴天屋外などT1.5の開放絞りを活かして適正露出を維持したい場合、減光を行うNDフィルターの併用がおすすめです。
- あると便利:小型外部モニター — マニュアルフォーカスでのシビアなピント合わせを確実に行うために、フォーカスアシスト機能を備えた外部モニターの併用が役立ちます。
Q: レンタルセットには何が含まれますか?
A: 21mm、28mm、35mm、50mm、75mmのシネマレンズ5本に加え、各レンズのフロント・リアキャップ、および安全に持ち運びができる専用の保護ハードケースがセットに含まれています。カメラ本体やアダプターは別途ご用意ください。
Q: ライカMマウント以外のミラーレスカメラでも使用できますか?
A: はい、可能です。Mマウントはフランジバックが短いため、市販の「MマウントからEマウント(Sony)」「MマウントからRFマウント(Canon)」などのマウントアダプターを別途ご用意いただくことで、幅広いミラーレスカメラでご使用いただけます。
Q: DZOFilm VESPID Primeと比較してどう違いますか?
A: VESPID PrimeがPL/EFマウントで比較的重量があり標準的なシネマルックであるのに対し、本製品はMマウントで非常に小型軽量(約400g前後)であり、ヴィンテージレンズのような温かみのあるクラシックな描写を特徴としています。
Q: レンズを交換する際、ジンバルの再バランス調整は必要ですか?
A: 本製品は5本すべてで全長やギアの位置が統一されており、重量も約390g〜470gと近似しているため、レンズ交換時の重心変化は最小限に抑えられます。多くの中型ジンバルでは、微調整のみ、あるいは再調整なしで運用を継続できるケースがほとんどです。
Q: フォローフォーカス用のギアピッチは標準規格ですか?
A: はい、フォーカスリングおよびアイリス(絞り)リングともに、映画業界の標準規格である0.8 MODのギアピッチを採用しています。Tilta NucleusシリーズやDJIのフォーカスモーターなど、一般的なフォローフォーカスシステムに直接噛み合わせて使用可能です。
Q: 利用途中でレンタル期間を延長できますか?
A: はい、次のお客様の予約が入っていない場合に限り、レンタル期間の延長が可能です。撮影スケジュールが延びた場合などは、マイページから延長手続きを行っていただくか、カスタマーサポートまでお早めにご連絡ください。
Q: 別途用意すべきフィルター等のアクセサリはありますか?
A: 全レンズ共通でフロントフィルター径は67mmです。T1.5の明るさを日中の屋外で活かすためには、67mm径の可変NDフィルター(VND)を別途ご用意いただくことを強くおすすめします。マットボックスを使用する場合も同様に準備が必要です。
Q: オートフォーカス(AF)には対応していますか?
A: いいえ、本製品はシネマ用として設計された完全なマニュアルフォーカス(MF)レンズです。電子接点も搭載していないため、カメラ側での絞り制御やEXIF情報の記録、オートフォーカス機能はご利用いただけません。
レンズは全体的に非常にシャープで、ボケ味も自然で綺麗です。すべてのレンズが軽量でサイズ感も近いため、Ronin 4Dでフォローフォーカスを使用する際にもバランス調整がしやすく、とても扱いやすいセットだと感じました。
一方で、レンズキャップがしっかり固定されず外れやすい点は少し不便です。また、キャップ部分に焦点距離の表示がないため、複数のレンズを使い分ける際に確認しづらいと感じました。