SONY PMW-160とは
SONY PMW-160は、1/3型 フルHD “Exmor” 3CMOSセンサーと光学20倍ズームレンズを搭載した業務用ハンドヘルドビデオカメラです。放送局や番組制作で広く採用されているMPEG HD422(50Mbps)記録に対応し、高品位な映像収録を実現します。HD-SDI出力やタイムコード、ゲンロック端子など充実したインターフェースを備え、単独でのロケ撮影から複数台のカメラを連動させたマルチカメラ収録まで柔軟に対応できる信頼性の高い一台です。
この商品がおすすめの人
- 放送局・番組制作の現場で確実な収録を行いたい方:放送基準を満たす高画質フォーマットでの収録環境が必要な現場に適しています。
- 高倍率ズームを活かした機動的な撮影を行いたい方:35mm換算28.8~576mmの光学20倍レンズを搭載し、舞台やイベントの望遠撮影にも1台で対応できます。
- スイッチャーや外部機器と同期した収録を行う配信・中継スタッフ:HD-SDI出力端子やTC入出力、GENLOCK入力を備えており、中継システムとの親和性が抜群です。
おすすめの用途
- 放送:放送業界標準のMPEG HD422記録に対応し、ノイズの少ないクリアな映像を提供します。
- 映像制作:豊富なガンマカーブやピクチャープロファイルにより、狙い通りのトーンで高品質なコンテンツ制作が行えます。
- ロケ撮影:機動性の高い一体型ボディと高感度F9の描写力で、様々な撮影環境に素早く対応できます。
- スローモーション撮影:スロー&クイックモーション機能を備え、動きのある被写体を印象的に捉える演出が可能です。
- 動画撮影:高倍率ズームと操作しやすいマニュアルリングにより、各種イベントやセミナーの長時間の記録収録に適しています。
SONY PMW-160をレンタルする際の注意点
レンタル前に確認したいこと
- 記録メディア(SxSカード)は付属していません:収録には別途SxSメモリーカードが必要です。用途に応じた容量のカードをご準備ください。
- 4K収録には非対応です:本機はフルHD(1920×1080)およびSD解像度の収録に対応したHD専用機です。
- 付属バッテリーの運用時間:付属するバッテリーは標準容量のBP-U30が1点です。長時間の収録や移動を伴うロケでは予備バッテリーの追加をご検討ください。
スペック・機能上の注意点
- スロー&クイックモーションのフレームレート制限:1080p収録時は1~30fps、720p収録時は1~60fpsまでとなります。1080pでのハイスピード撮影(60fpsなど)には対応していません。
- Wi-Fiリモート機能の利用条件:Wi-Fiリモートコントロール機能を利用するには、別売のワイヤレスアダプター(CBK-WA01)が必要となります(本商品には付属しません)。
使用前に準備・確認したいこと
- 記録フォーマットとファイルシステムの選択:MXF形式(UDFモード)またはMP4形式(FATモード)のいずれで記録するか、編集環境に合わせて事前にメニューから設定をご確認ください。
- 外部マイクの入力設定:XLR端子に外部マイクを接続する場合は、LINE/MIC/+48V切換スイッチが適切に設定されているか確認してください。
レンタル商品に含まれていないもの
- 別途必要:SxSカード — 本体のレンタルに記録メディアは含まれていないため、映像を記録するために必要です。
- 利用条件によって必要:SONY ECM-XM1 ガンマイク — 指向性の高いクリアな音声を外部収録したい場合に必要です(内蔵ステレオマイクは搭載されています)。
- 利用条件によって必要:ビデオ三脚 — 20倍の望遠撮影時や固定アングルでの安定した長時間の収録を行う場合に必要です。
- 利用条件によって必要:BNCケーブル(HD-SDI) — スイッチャーや外部モニターへHD-SDI出力して中継・収録を行う場合に必要です。
おすすめオプション
Q: 業務用のビデオカメラですが、使用に特別な資格や専門知識は必要ですか?
A: 資格は不要でどなたでもご利用いただけます。フルオートモードを搭載しているため、基本的な撮影は家庭用ビデオカメラと同じ感覚で行えます。ただし、3連リングやゲイン調整などプロ向け機能をフル活用するには、カメラの基礎知識がある方がより高品質な映像を撮影できます。
Q: レンタルセットには何が含まれますか?すぐに撮影を始められますか?
A: カメラ本体に加え、大容量バッテリーパック、充電器兼ACアダプター、記録用のSxSメモリーカード、PC取り込み用リーダーが標準で含まれています。到着後、充電状況を確認すればすぐにご利用いただける状態でお届けします。
Q: 実撮影条件でのバッテリー持続時間はどのくらいですか?
A: 付属の大容量バッテリー(BP-U60等)を使用した場合、連続撮影時間は約4時間程度です。ただし、ズーム操作や電源のオンオフを繰り返す実際のロケ現場では、実働で約2.5〜3時間を目安にしてください。長時間の撮影案件では予備バッテリーの追加レンタルを推奨します。
Q: パナソニックのAG-HPX250と比較してどう違いますか?
A: 最も大きな違いはレンズのズーム倍率と記録メディアです。PMW-160が25倍ズームでSxSカードを使用するのに対し、AG-HPX250は22倍ズームでP2カードを使用します。より遠くの被写体を狙いたい場合や、すでにソニーのXDCAMワークフローに慣れている方には本機が適しています。
Q: 撮影した映像データをパソコンに取り込むにはどうすればよいですか?
A: レンタルセットに同梱されている専用のSxSカードリーダーをUSBケーブルでパソコンに接続し、データをコピーしてください。Mac/Windowsともに、ソニー公式の無償ソフトウェア「Catalyst Browse」を使用すると、クリップの確認やフォーマット変換がスムーズに行えます。
Q: 屋外での撮影を予定していますが、追加アクセサリなしで雨天・水中で使えますか?
A: 本機には防水・防塵性能は備わっていません。雨天時の撮影には、専用のレインカバーを別途ご用意いただくか、傘などで本体が濡れないよう厳重に保護してください。水滴が内部に侵入すると故障の原因となるため、悪天候下でのむき出しでの使用はお控えください。
Q: 利用途中でロケのスケジュールが延びた場合、レンタル期間を延長できますか?
A: はい、次の予約が入っていない場合に限り、Webサイトのマイページから延長手続きが可能です。ただし、本機はプロの現場で需要が高い機種のため、数日先まで予約が埋まっていることがあります。スケジュールに変更が生じた際は、可能な限りお早めに延長の可否をご確認ください。
Q: 舞台撮影などの暗い環境での業務用途に適していますか?
A: 1/3型3CMOSセンサーを搭載しており、明るいレンズと組み合わせることで一般的な舞台照明下であれば十分な画質で撮影可能です。ただし、暗闇に近い環境ではゲインを上げる必要がありノイズが乗りやすくなるため、極端な低照度撮影には1インチ以上の大型センサー搭載機をご検討ください。
イメージセンサー: 1/3型 フルHD 3CMOSセンサー
レンズ: 25倍光学ズーム、f=3.7〜92.5mm(35mm換算: 26〜650mm)、F1.6〜F3.4
動画解像度 & フレームレート: 1920x1080 (59.94i, 50i, 29.97p, 25p, 23.98p)、1280x720 (59.94p, 50p, 29.97p, 25p, 23.98p)
写真解像度: 要確認
防水性能: なし(非防水)
バッテリー容量: 56Wh (BP-U60使用時)
バッテリー駆動時間: 約4時間 (BP-U60使用時、連続撮影時)
バッテリー充電時間: 要確認
ストレージ: ExpressCard/34スロット×2 (SxSメモリーカード対応)
接続端子: HD/SD-SDI出力 (BNC)、HDMI出力、コンポジット出力、XLR 3ピン音声入力×2、USB (mini-B)、i.LINK
寸法: 約171.4 × 187.8 × 339.6 mm(突起部含む)
重量: 約2.2 kg(本体のみ)、約2.7 kg(撮影時総質量:BP-U30、SxSカード含む)
動作温度範囲: 0℃ 〜 40℃