1. Canon EOS C70の概要と特徴
Canon EOS C70は、プロフェッショナル向けのコンパクトなシネマカメラとして設計されており、RFマウントを採用した初のCinema EOSシリーズカメラです。このセットにはRF35mm F1.8 マクロ IS STMレンズ、256GB SDXCカード、BP-A30バッテリーが含まれており、撮影に必要な基本的な装備が揃っています。4K 120fpsのハイフレームレート撮影や、優れたダイナミックレンジを誇るDGOセンサーにより、映画制作からドキュメンタリーまで幅広い用途に対応します。
2. コンパクトデザインと操作性
本体の重量は約1.17kgと軽量で、持ち運びやすさが特徴です。コンパクトながらもNDフィルターやXLR入力端子を内蔵し、プロの現場での使用を考慮した設計が施されています。タッチパネル式のモニターにより、直感的な操作が可能で、初心者から上級者まで幅広いユーザーに適しています。また、RFマウントにより、最新のCanon RFレンズとの互換性も確保されています。
3. 高性能な映像表現力
EOS C70は、Super 35mmセンサーを搭載し、4K解像度での高品質な映像を撮影可能です。Canon Log 2/3やHDR PQ/HLGに対応し、ポストプロダクションでの色調補正の自由度が高い点も魅力です。デュアルピクセルCMOS AFにより、フォーカス精度も高く、動きの速い被写体でも安定したピントを維持します。
4. セット内容の利便性
付属のRF35mm F1.8 マクロ IS STMレンズは、広角からマクロ撮影まで対応可能な汎用性の高いレンズです。256GB SDXCカードは長時間の4K撮影にも対応し、BP-A30バッテリーは長時間の撮影をサポートします。このセットがあれば、すぐにプロフェッショナルな撮影環境を構築できます。
5. 多様な撮影スタイルに対応
EOS C70は、ジンバルやドローンに搭載しやすい設計で、アクティブな撮影スタイルにも対応します。また、豊富な入出力端子により、外部モニターやレコーダーとの連携も容易です。このセットは、映画制作、ウェディング撮影、YouTubeコンテンツ制作など、さまざまなクリエイティブなニーズに応える一台です。
普段R5を使用していますが今回始めてシネマカメラC70をレンタルして使用してみた。本当はC80を使いたかったんですがまだレンタルがやってなかったので、C70を2台借りて使用。やはり普段からCanonを使用しているので操作などは割とやりやすく、いくつかの違うポイントをしっかりおさえておけば失敗することはなかったです。ダブルスロットでバックアップもとれる安心感もあるし、なにより画質が良い。C-Log2で撮影できるのはR5にはない強み。そしてRFレンズを使えるのも本当にありがたい!
細かい部分を言うと、画面上で水平をとる機能がどうやったら使えるのかが最後までわからなかったのと、やはりオートフォーカスの速度や正確性はちょっと遅いかな、という印象。そして天気のいい野外ではモニターがほぼ見えない・・・これはしんどかったです。
それ以外は問題ないカメラだと思います。