datavideo DAC-60とは
datavideo DAC-60は、放送局や映像制作現場で標準的に使われる3G/HD/SD-SDI信号を、PCモニターやプロジェクターで一般的なVGA(アナログRGB)信号へと変換するスケーラー内蔵コンバーターです。多彩なVGA解像度へのスケーリング出力に対応し、SDIループスルー端子も搭載。プロ用の業務用ビデオカメラやスイッチャーからのSDI映像を、イベント会場の常設プロジェクターや手持ちのPCディスプレイへ手軽に表示させたい現場で活躍します。
この商品がおすすめの人
- SDI映像をVGA端子付きのディスプレイやプロジェクターに投影したい方:入力されたSDI信号を自動認識し、対応するVGA解像度へ安定して変換・出力できます。
- 現場で手軽に映像モニタリングを行いたい方:小型・軽量設計のため、現場への持ち込みや機材ラック・演台周辺への設置が容易です。
- SDIのパススルー出力も同時に確保したい方:VGA変換と同時にSDIループスルー出力が可能なため、中継機材やメインモニターへの信号経路を遮断せずに分岐できます。
おすすめの用途
- 映像信号変換:3G/HD/SD-SDI映像信号をVGA信号に変換し、会議室やイベント会場のVGA専用プロジェクターやPCモニターへ確実に接続・表示するために適しています。
datavideo DAC-60をレンタルする際の注意点
レンタル前に確認したいこと
- 接続先機器の対応解像度の確認:接続するモニターやプロジェクターが、DAC-60の出力解像度(800×600〜1920×1200の各種フォーマット)および60HzのVGA入力に対応しているか事前に確認してください。
- 音声の取り扱い:VGA端子は映像信号専用です。SDIにエンベデッドされた音声はVGAケーブルからは出力されません。
スペック・機能上の注意点
- 対応入力信号の制限:入力は3G/HD/SD-SDIに対応していますが、4K信号などの規格外の入力には対応していません。
- 画質調整とループスルーの関係:本体設定による明るさ、コントラスト、色相、彩度の調整はVGA出力にのみ適用され、SDIループスルー出力には影響しません。
使用前に準備・確認したいこと
- 設置場所とケーブル長の確認:付属のACアダプター(1.5m)およびVGAケーブル(1.5m)の長さで配線可能か、現場のレイアウトや電源位置をあらかじめ確認してください。
レンタル商品に含まれていないもの
- 別途必要:SDIケーブル(BNC) — カメラやスイッチャーなどの映像ソース機器とDAC-60を接続するために必要となります。
- 利用条件によって必要:PCモニター — 変換後のVGA映像を表示するディスプレイが現場にない場合に必要となります。
- 利用条件によって必要:音声分離・伝送機器 — SDIに含まれる音声をスピーカーやPA機器へ出力したい場合は、別途音声の取り出しや個別配線が必要です。
おすすめオプション
Q: 機器の設定変更や解像度の調整には特別なソフトウェアが必要ですか?
A: はい、出力解像度やアスペクト比などの詳細な設定を変更するには、Windows OS搭載のPCと付属のUSBケーブルで接続し、datavideo公式ウェブサイトから無料でダウンロードできる専用のユーティリティソフトウェアを使用する必要があります。Mac OSには対応していません。
Q: レンタルセットには設定用のUSBケーブルや電源アダプターは含まれますか?
A: はい、レンタルセットにはDAC-60本体に加えて、駆動に必要な専用ACアダプター(ロック機構付き)と、PCと接続するためのUSBケーブルが標準で同梱されています。お客様側で別途ご用意いただくのは、映像を入力するSDIケーブルと出力先のVGAケーブルのみとなります。
Q: スケーラー機能を持たない安価なコンバーターと比較してどう違いますか?
A: スケーラー非搭載の機器は、入力された映像の解像度をそのままVGAで出力するため、古いモニター側がその解像度に対応していないと画面が映りません。DAC-60は内蔵スケーラーにより、モニターが確実に表示できる解像度へ内部で変換してから出力するため、相性問題が起きにくいのが特徴です。
Q: SDI入力信号に含まれるエンベデッドオーディオ(音声)はVGAから出力されますか?
A: いいえ、VGA規格自体が映像のみを伝送する仕様であるため、SDI信号に重畳されている音声はVGA端子からは出力されません。本機にはアナログ音声の分離出力端子も搭載されていないため、音声が必要な場合はスイッチャー等の前段機器で別途音声を分岐させる必要があります。
Q: 現場での運用途中でレンタル期間を延長することは可能ですか?
A: はい、次のお客様の予約が入っていない場合に限り、レンタル期間の延長が可能です。イベントの設営遅れや追加の検証作業が必要になった際は、マイページから延長手続きを行っていただくか、サポート窓口までご連絡ください。延長料金は規定の追加料金に基づき計算されます。
Q: HD-SDIだけでなく、古い規格であるSD-SDIや3G-SDIの入力には対応していますか?
A: 本機はSD-SDI(標準画質)およびHD-SDI(ハイビジョン画質)の入力に対応しています。ただし、1080p/60fpsなどの3G-SDI信号の入力には対応しておりません。入力可能な最大フォーマットは1080i/60または1080p/30までとなりますので、スイッチャー側の設定を事前にご確認ください。
Q: 企業イベント等で長距離のSDIケーブルを使用する場合、信号の減衰に対応できますか?
A: 本機はSDI入力端子にイコライザー機能を内蔵しており、ケーブル伝送によって減衰した信号を自動的に補償して受信します。高品質な同軸ケーブルを使用した場合、HD-SDI信号で最大約100m程度の長距離伝送に対応可能ですが、現場のノイズ環境にも依存するため余裕を持った配線設計をおすすめします。
Q: 屋外の仮設イベントなど、直射日光が当たる高温の環境でも使用できますか?
A: 本機の推奨動作温度範囲は0℃〜40℃に設定されています。放熱性に優れた金属筐体を採用していますが、直射日光が当たる場所や密閉されたラック内など、40℃を超える過酷な環境での使用は熱暴走や故障の原因となります。屋外イベントで使用する場合は必ず日陰で風通しの良い場所に設置してください。
入力端子: SD/HD-SDI (BNC) × 1
出力端子: VGA (D-Sub 15ピン) × 1
ループスルー出力: SD/HD-SDI (BNC) × 1
対応SDI入力フォーマット (HD): 1080i (50/59.94/60)、1080p (23.98/24/25/29.97/30)、720p (50/59.94/60)
対応SDI入力フォーマット (SD): 576i (50)、480i (59.94)
VGA出力解像度: 800×600、1024×768、1280×800、1280×1024、1366×768、1400×1050、1600×1200、1920×1080、1920×1200 等(PCソフトウェア経由で設定)
設定インターフェース: USB 2.0 (Mini-B) ※Windows専用ソフトウェア使用
電源: DC 12V (ロック機構付きコネクタ)
消費電力: 約 4W
動作温度範囲: 0℃ 〜 40℃
動作湿度範囲: 10% 〜 80% (結露なきこと)
外形寸法: 112 mm (幅) × 85 mm (奥行) × 29 mm (高さ)
重量: 約 0.35 kg
日帰りレンタルは、通常の1日レンタル価格より約30%OFFで、最長12時間ご利用いただけるお得なプランです。短時間だけ機材を使いたい場合や、急ぎで機材を手配したい場合にぴったりのサービスとなっています。