Blackmagic Ethernet Switch 360Pとは
Blackmagic Ethernet Switch 360Pは、放送・映像業界向けに特別設計された高性能・低遅延のネットワークスイッチです。背面に16個の10Gイーサネットポートと2個の100G QSFPポートを備え、SMPTE ST 2110 IPビデオワークフローやNMOSプロトコルに対応します。フロントパネルには状態確認用の2.2インチカラー液晶と操作ボタンを搭載し、さらにHDMIおよびSDIのモニタリング出力を装備しているため、映像現場でのステータス把握が容易です。本格的な映像伝送システムの構築に最適な1台です。
この商品がおすすめの人
- SMPTE ST 2110システムを導入・検証したい方:PTP(IEEE 1588)やNMOS規格に準拠したIPライブ制作環境をスムーズに構築できます。
- 高帯域の映像ネットワークを構築したい配信・中継エンジニア:10G/100Gポートによる低遅延かつ大容量のデータ転送環境を現場に素早く展開できます。
- ラックマウントでの配線管理を重視する現場担当者:イーサネット端子が背面に集約されており、中継車やスタジオラック内でのケーブル配線をすっきりと整理できます。
おすすめの用途
- ネットワーク構築:16系統の10Gポートと2系統の100G QSFPポートを活用し、大規模なスタジオやイベント会場の基幹ネットワークを安定して構築できます。
- 映像伝送:非圧縮IPビデオのSMPTE ST 2110規格に対応し、低遅延でのマルチカメラ映像伝送やルーティングに最適です。
- 有線LAN接続:高速通信が求められる複数の配信機材や制作端末を一括して有線LANに接続・統合管理できます。
Blackmagic Ethernet Switch 360Pをレンタルする際の注意点
レンタル前に確認したいこと
- 設置スペースの確認:ラックマウント運用や卓上設置を行うスペース、および背面の排熱と配線クリアランスが十分に確保できるか事前に確認してください。
- 接続機器の対応規格:接続するカメラやコンバーター、サーバーが10GBASE-Tや100G QSFP、SMPTE ST 2110規格に対応しているか仕様をご確認ください。
スペック・機能上の注意点
- モニタリング出力の仕様:本体のHDMI/SDIモニタリング出力は、ネットワークの接続状況やステータスを表示するための画面であり、伝送中の映像ソースそのものを全画面プレビューする出力ではありません。
- 100Gポートの接続方式:100GポートはQSFPコネクタ仕様です。接続には対応するダイレクトアタッチケーブル(DAC)または光トランシーバーと光ファイバーケーブルが必要です。
- 電源仕様:一般的なAC 100-240V(IEC C14)のほか、バックアップ用として4ピンXLR 12V DC入力にも対応しています。
使用前に準備・確認したいこと
- IPアドレス・ネットワーク設定:現場のIPアドレス体系やPTPグランドマスターの設定、サブネットマスクなどのネットワークパラメータを事前に設計・準備してください。
- モニタリング機器の用意:ネットワーク状況を外付け画面で常時監視する場合は、SDIまたはHDMI入力対応のモニターをご用意ください。
レンタル商品に含まれていないもの
- 別途必要:LANケーブル — 10G通信を行う機材との接続には、Cat6A以上の規格を満たしたLANケーブルを機材数に合わせてご用意ください。
- 利用条件によって必要:光ファイバーケーブル — 100G QSFPポートを長距離光伝送で使用する場合、対応する光モジュールと光ケーブルが別途必要です。
- 利用条件によって必要:HDMIケーブル — ネットワーク活動状況を外部ディスプレイに出力・監視する場合に必要です。
- 利用条件によって必要:BNCケーブル(HD-SDI) — 放送用モニターへSDIモニタリング出力を行う場合に必要です。
- 利用条件によって必要:USBケーブル — PCから本体の設定やファームウェア更新を行う場合にUSB-Cケーブルが別途必要です。
おすすめオプション
- あると便利:PCモニター /パソコンディスプレイ — 本体のHDMI出力を接続して、ネットワークの接続状況やポートのアクティビティを大画面で常時モニタリングするのに役立ちます。
- あると便利:小型モニター — 現場ラック内や卓上省スペースで機器ステータスを手軽に確認したい場合に便利です。
Q: ネットワークやITの専門知識がなくても使用できますか?
A: はい、使用可能です。本機は映像制作向けに最適化されており、一般的なITスイッチで必要となるIGMPスヌーピングやVLANなどの複雑なマルチキャスト設定が不要です。ケーブルを接続するだけのプラグアンドプレイで、すぐにSMPTE 2110のIPビデオネットワークを構築できます。
Q: レンタルセットにはSFPトランシーバーやケーブルは含まれますか?
A: 基本のレンタルセットには本体と電源ケーブルが含まれます。100Gポート用のQSFPトランシーバーや光ファイバーケーブル、10G用のCAT6Aケーブルなどは、お客様のシステム構成に合わせて別途オプションとして追加レンタルしていただく必要があります。
Q: ラックマウント時のサイズと占有ユニット数を教えてください。
A: 本機は標準的な19インチラックマウントに対応しており、高さは1Uサイズ(約44mm)です。奥行きも浅く設計されているため、スペースの限られた小型のフライケースや中継車内のラックにも容易に組み込むことが可能です。
Q: Netgear M4250などのAV用スイッチと比較してどう違いますか?
A: 最大の違いはポートの配置と設定の手間です。本機はすべてのポートがフロントパネルにあるため配線が容易です。また、Netgear製品はWeb UIでのプロファイル設定が必要な場合がありますが、本機はSMPTE 2110専用に設定済みのため完全な設定不要で動作します。
Q: 100Gイーサネットポートはどのような用途で使用しますか?
A: 100Gポートは主に2つの用途で使用します。1つは大容量ネットワークストレージへの接続、もう1つは複数台の本機同士をデイジーチェーン接続し、大規模なネットワークのバックボーン帯域を確保するためのアップリンクとして使用します。
Q: ポートの速度は10G専用ですか?1G機器も接続できますか?
A: 16基のRJ-45ポートは10GBASE-Tに対応していますが、オートネゴシエーション機能により、1000BASE-T(1G)や2.5G、5Gのネットワーク機器とも互換性があります。既存の1G対応スイッチャーやPCを接続しても正常に通信が可能です。
Q: 利用途中でイベント期間が延びた場合、レンタル期間を延長できますか?
A: はい、可能です。マイページから延長手続きを行っていただけます。ただし、次のお客様の予約がすでに入っている場合は延長をお断りすることがあるため、スケジュール変更が判明した時点でお早めに手続きをお願いいたします。
Q: 動作音はスタジオ内での収録に影響しますか?
A: 内部の温度に応じてファンの回転数を最適化する冷却システムを搭載していますが、高負荷時や高温環境下ではファンが回転するため動作音が発生します。極めて静寂が求められるマイクの直近への設置は避け、ラック室などへの設置を推奨します。
イメージセンサー: 該当なし(ネットワーク機器のため)
レンズ: 該当なし
ビデオ解像度・フレームレート: SMPTE 2110 IPビデオ規格に準拠(接続するカメラ・スイッチャーの仕様に依存)
写真解像度: 該当なし
防水性能: 非防水(屋内およびラックマウント環境用)
バッテリー: 非搭載(AC 100-240V 50/60Hz 電源駆動)
ストレージ: 非搭載(ルーティング専用)
接続ポート (Connectivity): 10G BASE-T イーサネット(RJ-45)×16、100G イーサネット(QSFP)×2
寸法・重量: 幅 約482mm × 高さ 約44mm (1U) × 奥行き 要確認 / 重量 要確認
動作温度範囲: 要確認(一般的な放送機器の屋内動作環境に準拠)
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