Roland VC-1-DMXとは
Roland VC-1-DMXは、入力された映像や音声の信号をリアルタイムに解析し、同期したDMX信号を自動生成して出力するビデオ・ライティング・コンバーターです。通常は照明オペレーターが手動で行うような演出を、映像の明るさや色、音量・テンポに合わせて自動で照明効果へと変換します。HDMIスルーアウトを備えているため、既存の映像配信システムやライブプロダクションに手軽に追加でき、大掛かりな照明コンソールを導入することなく、ダイナミックで臨場感あふれる空間演出を実現します。
この商品がおすすめの人
- 照明オペレーターなしで演出を強化したい配信者・イベント主催者:映像やBGMに自動同期して照明効果を作り出せるため、ワンオペレーションや少人数での運用に適しています。
- DJ・ライブパフォーマンスの演出を自動化したい方:音楽や映像の展開に合わせたダイナミックなライティングを自動で連動させたい現場に最適です。
- 既存の映像配信・ステージ演出に手軽にDMX照明を組み込みたい映像技術者:HDMIスルー端子を備えており、映像送出ラインの間に挟むだけで簡単に導入できます。
おすすめの用途
- 映像信号変換:入力された映像・音声データをリアルタイム解析し、照明制御用のDMX信号へシームレスに変換・出力するために適しています。
Roland VC-1-DMXをレンタルする際の注意点
レンタル前に確認したいこと
- 制御したい照明機器がDMX512規格に対応しているか、あらかじめメーカーや仕様をご確認ください。
- あらかじめ照明のチャンネル設定やカラー割り当てを行う場合は、専用のソフトウェア(macOS / Windows対応)を使用するPC環境が必要です。
スペック・機能上の注意点
- 入力可能な映像信号はHDMI端子のみとなります。SDI信号を入力する場合は、事前にSDIからHDMIへの変換コンバーターなどをご用意ください。
- 複雑な個別ムービング制御など、高度なライティングプログラミングを完全自動化できるわけではありません。機器のプリセットや専用ソフトでのパラメーター設定に応じた自動追従演出となります。
- MIDIやUSB-MIDIによる外部コントロールにも対応していますが、外部機器側のMIDIマッピングや連携設定が別途必要となります。
使用前に準備・確認したいこと
- 接続する照明機器のアドレス設定(DMXアドレス)と、VC-1-DMX側の出力チャンネル設定が一致しているか確認してください。
- 詳細なライティング設定やカスタマイズを行う場合は、あらかじめメーカー公式ページより専用ソフトウェア「VC-1-DMX Setup Tool」をPCにダウンロード・インストールしてください。
レンタル商品に含まれていないもの
- 別途必要:HDMIケーブル — 映像・音声を入力するためのHDMIケーブル、およびスルーアウト用のケーブルは付属していません。
- 別途必要:DMXケーブル(XLR 3ピンまたは5ピン) — 本機からDMX照明機器へ信号を伝送するためのDMXケーブルは付属していません。接続する照明側の端子形状に合わせてご用意ください。
- 別途必要:DMX対応照明機材 — DMX制御を行うLEDライトやパーライトなどの照明機器本体は別途ご用意が必要です。
- 利用条件によって必要:設定用パソコン — 専用ソフトウェアを用いてDMXマップの割り当てや詳細設定をカスタマイズする場合に必要となります。
- 利用条件によって必要:RCAケーブル(ピンケーブル) — アナログオーディオ端子から音声信号を入力・出力する場合に必要となります。
おすすめオプション
- 利用条件によって必要:HDMIケーブル — 入力元機器やモニター、スイッチャー等と接続するための予備や長尺のケーブルとして便利です。
- あると便利:DMX対応ムービングライト・LEDライト — 本機からのDMX信号を受けてダイナミックな演出効果を発揮するために一緒にレンタルすると効果的です。
Q: 使用にDMXや照明プログラミングの専門知識は必要ですか?
A: 高度な専門知識は不要です。本体内蔵のプリセットを使用すれば、入力された映像の色や音声のビートに合わせて自動的にDMX信号が生成されるため、簡単に照明を連動させることができます。
Q: レンタルセットには何が含まれますか?
A: VC-1-DMX本体に加え、専用ACアダプター、および設定用のUSBケーブルが標準で付属します。映像用のHDMI/SDIケーブルや照明用のDMXケーブルは別途ご用意いただくか、追加レンタルをご利用ください。
Q: どのような照明機器をコントロールできますか?
A: DMX512に対応した照明機器(LEDパーライト、ムービングライト、ストロボなど)であれば制御可能です。より複雑なマッピングを行う場合は、PC用の専用ソフトウェアでの事前のパッチ設定が必要になります。
Q: 映像信号の遅延(レイテンシー)は発生しますか?
A: HDMIおよびSDIの映像出力(スルーアウト)に関しては、ハードウェア処理による遅延は数ライン程度でほぼゼロです。メインの映像配信や表示システムに組み込んでも、映像の遅延を気にせず使用できます。
Q: PCなしで単体動作させることは可能ですか?
A: 可能です。事前の詳細なDMXチャンネル設定などをPCで行った後は、設定が本体に保存されるため、本番環境ではPCを接続せずにHDMI/SDIとオーディオ入力のみでスタンドアロン動作します。
Q: 音声のみを入力して照明を動かすことはできますか?
A: はい、可能です。アナログオーディオ入力(RCA)またはHDMI/SDIのエンベデッドオーディオからビートを検出し、そのビートに合わせて照明をチェイス(切り替え)させる機能が搭載されています。
Q: 利用途中でレンタル期間を延長することはできますか?
A: はい、次のお客様の予約が入っていない場合に限り、マイページからレンタル期間の延長手続きが可能です。事前の動作検証で設定に時間がかかり、そのまま本番や長期テストに移行したい場合などにご活用いただけます。
Q: ライブ配信以外の業務用途等の具体シーンに適していますか?
A: 展示会ブースでのデジタルサイネージと空間照明の連動、店舗の常設演出、eスポーツ大会でのゲーム画面と会場照明の同期など、映像と照明をリンクさせるあらゆる業務用途でオペレーターの負担軽減に貢献します。
映像入力端子: HDMI Type A、BNCタイプ (3G/HD/SD-SDI)
映像出力端子: HDMI Type A、BNCタイプ (3G/HD/SD-SDI) ※パススルー
音声入力端子: RCAピン・タイプ、HDMI/SDIエンベデッド・オーディオ
DMX出力端子: XLR 3ピン (DMX512-A対応)
MIDI端子: IN端子 (5ピンDINタイプ)
対応ビデオフォーマット: 1080/59.94p、1080/50p、1080/59.94i、1080/50i、720/59.94p、720/50pなど
電源: 専用ACアダプター (DC9V)
消費電流: 500mA
外形寸法: 180(幅)×115(奥行)×41(高さ)mm
質量: 570g(本体のみ)
動作温度範囲: 要確認(一般的なRoland製品に準ずる屋内環境用)