ノイズキャンセリング(NC)の性能は評判通りなんで割愛します。

装着の快適性について

付けて先ず感じたのが、耳の最外部分（専門用語だと耳輪と言うのか耳介と言うのか・・・）とイヤーカップ内部のクッションが接触した事です。
この感じは Bose QuietComfort 35 wireless headphones II を付けた時には無かったので、カップの深さではBoseの方が快適です。
耳とクッションが接触しちゃったので、長時間つけたら痛みを感じるかなと予想したんですが、意外に装着疲れを感じることは無かったです。
耳介は無事だったんですが頭の方が痛みを感じ始めて、これは予想外でした。連続装着時間は約4時間くらいだったでしょうか。

アプリ内でのNCの強弱変更について

「停止」「歩行」「走行」「電車」の4モードからアプリが自動で判別するという仕様になってますが、ユーザーが手動でプロファイル登録できる仕様の方が便利だったかな。てかオーバーヘッドで走行は無いんじゃねｗ

なかなか品薄なようで、どこも在庫がないなか、レンタルで試してみました。最初のペアリングで、iPhoneのOSを最新にアップデートするように指示がでて、面倒でしたが、その後の設定は超簡単。

部屋の中で利用しているときには全く気にならなかったのですが、外部のノイズを完璧といっていぐらい消してくれますし、耳栓のような耳がつんとしたり、カナル型のような、歩くときの足音が気になるような現象も有りません。

高いiPhoneを買っても玩具のようなヘッドフォンしか付いてこないし、音質には不満がありましたが、これだけ良いヘッドフォンが作れるのであれば、こちらを付属させるべきだと思いました。

Androidメーカーもヘッドフォンを作っているかとは思いますが、別格のヘッドフォン、イヤフォンだと思います。

同じPROTECHのインカムであるFD300Aと組み合わせ、ダンス公演のカメラマン・スイッチャー・台本読み用に使用しました。スイッチ一つで互換性を持たせることが可能です。FD300Aと同じくBNC端子を持つ同軸で簡単に延長できます。

FD300A付属のヘッドセットと比べて、FD400Aのヘッドセットは耳を覆う形でセットできるので大音量下でも聞き取り易かったのが非常によかったです。カメラマンに対する指示は非常に細かくなるので安定して聞こえ続けるのはありがたかったです。

Push to TalK機能があるため、基本的にマイクをオフラインにしているカメラマンからとっさの連絡がある際に運用しやすいのも印象的でした。

また単３電池で運用可能なため現場で交換する際も対応しやすかったのも良い点です。
今後もしインカムを利用する際にはパンダスタジオレンタルさんでFD400Aをレンタルしたいと考えています。

ベリンガーということで、一切気にしていなかったのですが、世界一売れたデジタルミキサーが、X32と知り興味を持ちました。ただ、X32は大きすぎると、腰が引けていたら、　小型でほぼ同じ機能だとしり、今回のレンタルとなりました。

音は、アナログミキサーのころのベリンがーとは全く別もの。非常にSN比もたかく素直な良いミキサーだとおもいます。

飛行機機内で利用しようとしたら、最初に、Bose Musicというアプリが必要とのこと。搭乗直後で間に合いましたが、出張に持ち出す場合は、事前にアプリをインストールし接続確認をするなどの準備をした方が良さそうです。

ライバルとみなされているSONYのWH-100MK2を個人所有して利用していますが、音は、ソニーの方が、骨太で低音も非常に良いと思います。

ただ、装着感は、BOSEのほうが軽く快適です。音は、BOSEサウンドとして、中低域の厚さを期待しすぎていただけで、非常にバランスがよく、ボーカルの声が非常に生なましくて心地良いです。

また、利用には直接かんけいがありませんが、起動したときのジングル音が非常にカッコ良いし、演出は非常に上手だと思います。