Irix Cine lens 11mm T4.3 PL マウント メトリック(IL-C11-PL-M)とは
Irix Cine 11mm T4.3 PL マウント メトリック(IL-C11-PL-M)は、43.3mmのイメージサークルでフルフレームセンサーに対応し、8K UHD解像度の超高精細な描写を可能にする超広角シネマレンズです。歪みを極限まで抑えた直線的な描写性能と、ワイドスクリーンフォーマット時に最大123度のダイナミックな超広視野角を誇り、フォーカスブリージングも低水準に抑制されています。天候に左右されにくい防滴・防塵シール構造やMod 0.8ギアリング、フロント径95mmのシネマ業界標準仕様を備えており、映画やコマーシャルの現場で圧倒的な迫力と臨場感をもたらす視覚表現を実現します。
この商品がおすすめの人
- 映画やCMなどのプロフェッショナルな映像制作を行う方:8K解像度対応の高い光学性能と直線的な投影により、歪みの少ない高品質な超広角映像を撮影できます。
- 狭小空間や雄大なロケーションでの撮影を予定している方:焦点距離11mmの超広角により、引きが取れない室内や広大な風景の全景をフレームに収められます。
- フォローフォーカスを活用した精密なフォーカシングを行いたい方:180度回転のフォーカスリングとメートル表記(メトリック)の精密なスケールにより、スムーズなピント送りが可能です。
- 天候変化のある屋外ロケを行う撮影クルー:マグネシウム合金ハウジングとゴムシールによる耐候設計により、タフな現場環境でも安定して運用できます。
おすすめの用途
- 映画撮影:フルフレーム対応の超ワイドな視野角と低ブリージング性能により、映画的な構図とシネマティックな空間演出を可能にします。
- 映像制作:建築物や室内インテリアのPV、ミュージックビデオなど、パースペクティブを活かした迫力のある絵作りが求められる現場に適しています。
- 屋外撮影:防滴構造を備えた頑丈なボディ設計により、大自然の風景撮影や天候が変わりやすいロケーションでの撮影に威力を発揮します。
- 動画撮影:ジンバルや特機と組み合わせることで、パース感を強調した疾走感のあるダイナミックなカメラワークを実現できます。
Irix Cine lens 11mm T4.3 PL マウント メトリック(IL-C11-PL-M)をレンタルする際の注意点
レンタル前に確認したいこと
- 本レンズはPLマウント専用です。EFマウントやEマウントなどのカメラに直接取り付けることはできません。使用するカメラのマウント規格を必ずご確認ください。
- 本製品のフォーカススケールはメトリック(メートル表記)仕様です。フィート表記ではありませんので、撮影現場での距離指標の確認にご注意ください。
- 開放F値(T値)はT4.3となります。超広角シネマレンズとしては標準的ですが、暗所撮影では十分な照明機材の併用やカメラ側の感度設定をご検討ください。
スペック・機能上の注意点
- 前玉が大きく湾曲して突出しているため、通常のねじ込み式円形フィルターは直接装着できません。フィルターワークを行う場合は、フロント径95mm対応のマットボックスや専用のマグネティックマウント対応アクセサリーをご使用ください。
- フルフレームセンサー対応(イメージサークル43.3mm)ですが、装着するカメラのセンサーサイズやアスペクト比設定によって得られる画角が異なります。
- 本レンズは完全マニュアル操作のシネマレンズです。オートフォーカスや電子接点による絞り制御には対応していません。
使用前に準備・確認したいこと
- カメラへの装着後、フォーカスリングおよび絞りリングの回転がスムーズであるか、フォローフォーカス等のギア(Mod 0.8)と適切に噛み合っているかをご確認ください。
- 超広角レンズのため、マットボックスやレンズフードの深さによっては画面の四隅にケラレが生じる場合があります。撮影前に必ずテスト撮影を行ってください。
レンタル商品に含まれていないもの
- 別途必要:PLマウント対応シネマカメラ — 本レンズは単体では撮影できません。PLマウントを採用したシネマカメラ本体が別途必要です。
- 利用条件によって必要:フォローフォーカス・リグシステム — 正確なピント送りや操作性を高めるために、15mmロッドシステムやフォローフォーカスユニットが必要となる場合があります。
- 利用条件によって必要:三脚 — 重量約1.1kgのレンズとPLマウントシネマカメラを安定して保持・運用するために耐荷重に適した三脚が必要です。
おすすめオプション
Q: Irix Cine 11mm T4.3の使用に特別な資格や専門知識は必要ですか?
A: 資格は不要ですが、完全マニュアルフォーカスおよびマニュアル絞りのシネマレンズであるため、カメラの基本的な露出設定やフォーカス送りの知識が必要です。また、PLマウントを採用しているため、お使いのカメラがPLマウントに対応しているか事前にご確認ください。
Q: レンタルセットには何が含まれますか?
A: レンズ本体(PLマウント・メートル表記)、フロントキャップ、リアキャップ、レンズサポートフット(着脱可能)、および輸送用の専用耐衝撃ハードケースが含まれます。カメラ本体やフォローフォーカス、MMS対応フィルター等は別途ご用意いただく必要があります。
Q: Laowa 12mm T2.9 Zero-D Cineと比較してどう違いますか?
A: LaowaがT2.9と明るい一方、Irixは11mmとさらに広い画角(対角117度)を持ち、防塵防滴構造を備えている点が大きな違いです。また、Irixは独自のマグネティックマウントシステム(MMS)により、フロント部分への専用フィルターのワンタッチ着脱が可能です。
Q: ジンバルやスタビライザーに搭載して撮影することは可能ですか?
A: 可能です。重量は約1.1kgとシネマレンズとしては比較的軽量・コンパクトに設計されています。ただし、超広角であるため、ジンバルのアームやモーターが画面内に映り込まないよう、カメラの搭載位置やセッティングには注意が必要です。
Q: 前玉が飛び出していますが、NDフィルターなどは装着できますか?
A: 一般的なねじ込み式フィルターは装着できませんが、Irix独自のMMS(マグネティックマウントシステム)に対応した専用のフロントフィルターを磁力で簡単に取り付けることができます。マットボックスを使用せずにNDフィルター等を利用可能です。
Q: マイクロフォーサーズやEマウントのカメラに装着できますか?
A: 本製品はPLマウントです。そのままでは装着できませんが、市販の「PL - Eマウント変換アダプター」や「PL - MFT変換アダプター」を使用することで装着可能です。変換アダプターを使用した場合でも11mmの焦点距離(画角はセンサーサイズにより変化)として機能します。
Q: 利用途中でレンタル期間を延長できますか?
A: はい、次のご予約が入っていない場合に限り、レンタル期間の延長が可能です。延長をご希望の場合は、現在のレンタル期間が終了する前にマイページから延長手続きを行っていただくか、カスタマーサポートまでご連絡ください。
Q: 建築物や不動産の内観撮影等の業務用途に適していますか?
A: 非常に適しています。11mmという極めて広い画角でありながら、直線が歪んで写るディストーション(歪曲収差)が極限まで補正されているため、部屋を広く見せつつ、柱や壁の直線を自然に保ったプロフェッショナルな映像を収録できます。
焦点距離: 11mm
T値(絞り): T4.3 ~ T22
マウント: PLマウント
距離表記: メトリック(メートル)
イメージサークル: 43.3mm(フルサイズ対応)
画角(フルサイズ時): 対角117度
最短撮影距離: 0.27m
絞り羽根枚数: 9枚(円形絞り)
フロント径: 95mm
フィルター装着: 独自のマグネティックマウントシステム(MMS)対応
フォーカスリング回転角: 180度
アイリスリング回転角: 75度
ギアピッチ: 0.8M(フォーカス・アイリス共通)
防塵防滴構造: あり(ラバーシーリング)
外形寸法(直径×全長): 約118mm × 105mm(マウントにより若干異なる)
重量: 約1105g
Irix Cine lens 11mm T4.3 PL マウント メトリック(IL-C11-PL-M)