最終更新日:2023年11月22日
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12G-SDIの長距離伝送について
SDI信号の伝送長は、業界標準では100mとされています。しかし、規格上は距離ではなく、ケーブルの減衰量で規定されています。SDIレシーバは、HD/3G-SDIで最大20dB、6G/12G-SDIで最大40dBのケーブル損失を補償できます。
代表的なBNCケーブルの100m当たりの標準減衰量を以下の表に示します。減衰量が大きいほど、ケーブル損失が大きくなり、伝送可能な距離が短くなります。
SDIの種類 | HD-SDI (750MHz) |
3G-SDI (1.5GHz) |
6G-SDI (3GHz) |
12G-SDI (6GHz) |
減衰量 [dB/100m] |
18 | 26.2 | 38.6 | 58.1 |
*参考元:東京エレクトロンデバイス株式会社:SDI伝送技術とは
SDIの伝送技術について
12G-SDIを同じケーブルで伝送しようとすると70mほどで40dBの減衰に達します。ですので、4K 30P/60Pの信号で映像伝送する場合は、100mのケーブルを使う事が出来ません。
その場合は、ケーブルの途中に12G-SDI対応のリピーター、もしくはブラックマジックデザインのBlackMagic Video Hub12Gを間に挟み、減衰量を抑えた上で運用して下さい。(ギリギリではなく、余裕を持ったケーブル運用をおすすめします。)
12G-SDI に対応したケーブルのレンタル
こちらから12G-SDIに対応したケーブルのレンタルが可能です。